« 2008年10月19日 - 2008年10月25日 | トップページ | 2008年11月2日 - 2008年11月8日 »

2008年10月26日 - 2008年11月1日

2008年11月 1日 (土)

完敗

Sp1430157

ここまではっきりと完敗してしまうと、清水が実力で下回っていたと言わざるをえない。

一失点目は、大分が攻撃に入った時点で、周りのサポーターから「やばいぞ」と幾つもピンチを不安する悲鳴があがった。

それぐらい大分の攻めは見事だった。

清水のディフェンスを見事に崩し、とても綺麗な連携でゴールを決めた。

タスキを担いでいた都合、とても高い場所から見ていたので、ピッチ全体を眺めることができ、大分のあざやかさ、サッカーの教科書に載せたいようなゴールに、愕然とした。

そして二失点目は、残り時間が少なくなり、センターバックの青山を攻撃参加させたところで、カウンターを受け、前がかりになっていた清水はディフェンスすることすらできず、ゴールを決められた。

これも教科書的なプレー、オーソドックスの王道をいくものだ。

こうした完全なる二失点で負けた。

清水は一点もとれなかった。

確実な位置からシュートを打たせてはもらえず、角度がなく遠い位置からのシュートは、当然ながら枠をとらえられなかった。

清水の選手達は誰もが全力だったし、ミスも少なかった。

ミスのないサッカーは存在しないし、あの程度が清水にとってハイクウォリティーだ。

長谷川監督の選手起用は納得のものだった。

真希はコンディションが良かったし、ならばパウロより真希だろう。

リーグ戦であやふやなプレイを見せた市川を岩下に変えたのも納得だ。

そして彼らのパフォーマンスはとても良かった。

だが大分は強い。

さすが名古屋を破ってきただけある。

リーグ戦で清水が一分一敗なだけある。

サポーターは懸命に応援した。

自由席エリアはバックスタンド中央にある聖火台を超えて三分の二が清水サポーターとなった。

有志のみなさんのコレオグラフィーにより、キックオフ前の盛り上げも素晴らしかった。

そして試合中、サポーターは懸命に応援した。

いつも日本平でぐ~たらしてる前列応援チームの中高年のみなさんが、サンバを踊り、口を動かして声を発しているのがわかる様は、上方のタスキにいる俺にとって、とても勇気づけられるものだった。

彼らが頑張ってるなら、俺はもっと頑張らなきゃいけないと、必死に声を出した。

隣や後ろの女性サポーターも最後まで声によるサポートを続けていて、女性がここまで声を張っているなら、俺はもっとやらなきゃいけないと、頑張った。

ゴール裏のサポーターが一致団結して、試合中、声によるサポートができた。

それでも負ける。

完全な負け方、2-0。

清水は永久に点がとれない。

どの選手も実力のMAXを見せてくれた。

この選手が駄目だったという選手がいない。

最後、青山の上がりは、ビルドアップの流れに組み込めず、良いとこなしだったが、あれもあれで、実力のMAXだった。

他の時間ならば、青山の懸命な守り、セットプレーでのがむしゃらな攻撃姿勢は素晴らしかった。

誰もが全力を尽くして、それでこの結果。

俺は試合が終わったとき、怒りが湧いた。

怒鳴りたかったが、悔し泣きしているサポーターや、選手にエールを送るサポーターを前に、抑えた。

何が怒りなのか。

それは俺たちが最善を尽くしても、最高のプレーをしても、ナビスコカップはとれないという現実をつきつけられたことだ。

決勝の舞台で負けるのはもっともひどい屈辱だ。

Jリーグ18チームで、18番目の扱いを受けた。

ここまでの積み重ねがあるから激しいショックとなる。

予選を勝ち抜け、決勝トーナメントを這い上がってくるのは、とても大変だった。

そして決勝の舞台のために各々が用意したもの、当日の苦労、山ほどある。

清水サポーターが三万人いたなら、三万人の積み重ね、苦労、期待がある。

それを全部ぺしゃんこに潰された。

選手は最高だった。サポーターも懸命だった。監督もフロントも間違っていなかった。

それでも勝てない。

清水エスパルスはJリーグ誕生の91年からずっとJ1を舞台に戦ってきた。

だが一度もリーグ優勝したことがない。

そしてカップ戦も長いこと征していない。

これが清水の限界なのだと思い知らされた。

誰も悪くない、選手は実力MAXのプレー、サポーターも一生懸命、それでいて、この激しい侮辱を国立で受けさせられた。

試合終了となった瞬間、これが清水の限界なのだと痛感させられた。

それが怒りとなった。

世の中にはいろんなサポーターがいるだろう。

なんとかJ1の舞台に一度でも上がりたいというサポーター。

夢のJリーグに加入できたらというサポーター。

そうした人達から見ると、Jリーグ誕生以来、延々とJ1で活動し続け、こうして日本一を決めるカップ戦のファイナルに進む清水はうらやましい存在に見えるかもしれない。

だが実際はこれですよ。

この絶望。

これだけ激しい絶望を味あわさせられる、しかも日本中のサッカーファンが注目する、秋の国立の大舞台で。

どう考えても実力が大分以下。

大分と10回やって、7敗3分ぐらいにしかならないだろう。

もちろんそんな大分もまた去る選手もいれば、今年の大分は消えゆき、そしてまた別のチームが今年の大分のような躍進を演じるかもしれない。

そしてまた清水はこれと同じような苦役を与えられるのですか。

それは逆に見れば、インフラも整備され地域に密着した、安定したクラブ運営ですねと評価されるかもしれない。

だが実際、清水はやはり勝てませんよ。

もうずっと勝てていません。

リーグでも、カップでも。

三年前、天皇杯で浦和レッズに負けた、あのシーンをまた三年経って再現したわけです。

これを部外者は評価しますか。

俺が今日、試合終了の瞬間に感じたものは絶望でした。

俺達はどうしてもリーグ優勝できないし、カップ戦でも勝てなくなった。

カップ戦で勝てないのを痛感するのは決勝戦の舞台で負けること。

どうにもならない。

今日の試合、ごちゃついた状態でハプニング的に大分が勝ったなら、悔しさをそこにぶつけられるだろう。

だが完敗だ。

まさかここまではっきり負けるとは思わなかった。

選手が準優勝の表彰を受けたり、挨拶に来たりしたとき、俺は何もエールを送れませんでした。

ずっしり重くのしかかる現実、限界、それが怒りになって体を満たす。

俺達は勝ちにきたのに、それを負けて表彰するなんて馬鹿にするな。

挨拶に来たときのパウロと通訳の笑顔が俺は嫌だった。

つらいんだ。

拍手もしない、エールもない。

試合後、周りはまた次のチャンス、今度は天皇杯で、と涙ながらに語っていた。

なぜそれだけの力が湧いてくるのか、俺は到底無理だ。

だって今日、何かが悪かったか?

清水のMAXを出して、それが完全に潰された。

この負けっぷりに、体が棒になり、内部で怒りが増幅する。

選手に拍手できない。

俺はむしろ一緒に倒れこみたかった。

試合終了後、清水の選手達がピッチへ仰向けに倒れこんでいったのは納得できる行動だ。

俺もあれと同じことをしたかった。

むしろ清水サポーター三万人全員で、あれをやるべきではないかと、俺は勝手に妄想していた。

俺もまさにその気分だったからだ。

とてもエールを送れない。

次、頑張ろう?

俺達は国立で力尽きたんだ。

あのときはそれがすべてだった。

なぜ選手達と一緒になって力尽きてはいけないのだろうか。

エールなんか送れない。

俺達にあるのは完敗の苦痛だけだ。

後半ロスタイム、大分のゴール裏にはゲーフラとタオルマフラーが一斉に掲げられた。

まだ試合は終わっていないのに。

清水なら王者の旗を歌うときのような立ち振る舞いだ。

それを視界に入れながらも、タスキエリアは最後の最後まで頑張った。

どうしようにもならない重たさがのしかかってくるのを必死にはじき返そうとして。

どうしようにもならない人生がある。

もがき苦しんで、その先に自分の消滅しか待ち受けていないことを噛み締める。

熱意とか努力とか、そんな次元を超えた圧倒的な力の差に、絶望した日だった。

この試合内容は悔しさを感じさせず、怒りなんだ。

清水エスパルスに関わるすべての人達が懸命に努力しても、どうにもならない限界。

| | コメント (0)

2008年10月27日 (月)

清水エスパルス 3-1 ガンバ大阪  日本平スタジアム

がんび~の、がんび~の、ぜいせい、いっとぅうぉず、いん、い~んでぃお♪

遥か西からやってきたガンバ大阪サポーター達。

なかなか素敵な絵柄じゃないか。

文字弾幕もいいが、絵は頭へスレートに入ってきていいな。

FC東京→川崎フロンターレ→ガンバ大阪と三連勝。

この勢いでナビスコカップに望める。

日本平での試合はあと一試合。

有終の美を。

前座試合のハーフタイムには、ちびっ子ウェーブのダンスパフォーマンスがあった。

ドナルドも一緒に踊ってます。

なぜドナルドが来るのか?

マクドナルドが世界を凌駕するためさ。

ピッチサイドでは、オレンジウェーブが振り付けをリード。

世の中、こうしたワークショップで食っていくものだ。

ミュージシャン、役者、ありとあらゆる芸術系の職種の方達は、自らの食い扶持を、素人相手のワークショップにて得ている。

アウェイ動員が多ければ、もっと混んだかも。

19000人超えでした。

2005年のガンバ大阪戦は、西日の射す日本平で非常にぼこられました。

大黒が西部との一対一で外したのが印象的でしたが。

あの記憶を払拭する勝利。

中澤が結局シーズン通してスタメンとなった。

どこ行ってもベンチ要員だったイケメンが、強豪チームでスタメンとなるとは、いかにサッカーがチームプレーであり、かみ合わせが大事かよくわかる。

安田は余り印象的なプレーがなかった。

ルーカスはつねに印象的だった。

播戸はシュートゼロでご愁傷様。

遠藤を累積警告の出場停止で欠いたガンバ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月26日 (日)

今日も勝ち点3GET  ガンバ大阪玉砕

後半の始まり、立て続けに2点入ってしまいまして、3-0。
めっちゃ強いですね、清水エスパルス。
後半が始まったばかりなのに、早く試合が終わってくれればいいのにと願います。
駒込でタスキも左右へ揺れ、祝すように雨も振る。
1点は返されたけど、無事勝利。

19000人を超える大観衆。
ゴール裏というより、メインやバックスタンドの中央指定席がびっちり埋まっていた印象。
毎試合どうしても一番高くて良い席だけが空いてたりする。
シーズンシートで押さえてあるのに来ないのだろうね。
個人であれ法人であれ。
そこがぎっしり埋まった印象を受けた。
ゴール裏はそれほどやばくない感じで満席。
こうなりゃラストの千葉戦は、やばい感じで超満員を狙おう。

スタメンが岩下ではなく市川でして、ああ、ナビスコもやはり市川でいくのだなと。
岩下が調子いいので、そのまま岩下シフトでええやないかと思ってた。
市川はコンディション次第だね。
岩下はどうも退場になりそうな危うい気配がある。
そこで市川選択なのだろうか。
純粋にパフォーマンスで見たら、岩下が勝っている。
だが大事なナビ決勝で、安心をとりたい気持ちもわかる。

リーグ戦、残り4試合のうち3試合がアウェイ。
しかもダービーと浦和がある。
でもたぶん9位以上は手堅い。
だが今の順位である8位をキープできるかというと、まだまだ大変。
7位以上を狙うには、残りを全部勝たないといけないし、そうなるともう7位どころではなくなってくる。

FC東京が鹿島に勝って、優勝争いはまたもや混沌とし、清水の順位上昇は厳しくなった。
大宮が千葉に勝ち、残留レースも混沌。
千葉は降格圏を一度脱して気持ちが切れたか。
また入れ替え戦順位に戻りまして、さあここからどうなるか。
磐田に関しては、良い方に転ぶにしろ、悪い方に転ぶにしろ、清水との一戦で白黒はっきりつけてあげられたらいいのでは。
それが一番だ。

まあとにかく、来週はナビスコカップ決勝戦。
勝つか負けるかで、激しく人生変わってしまう一戦。
選手が舞い上がってしまい、即レッドカードで退場なんて悲劇が起こらないか心配。
あったんですよ、以前。天皇杯の決勝で。
普段通りやるのが一番難しいのかも。
ナビスコカップの決勝戦は、死ぬ気で応援しますよ。
骨膜炎以来、ジャンプをしてこなかったけど、国立ではめちゃくちゃ跳ねまくろう。
なんでもあり。
それだけの大舞台。
ここで戦死する覚悟で一戦に望むし、体の負傷もかえりみない。
サポーター生活4年の総決算。
もちろん負けるも人生。
だが勝って新たな一歩を進みだすのも人生。
俺は戦う。

| | コメント (0)

« 2008年10月19日 - 2008年10月25日 | トップページ | 2008年11月2日 - 2008年11月8日 »