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2008年8月31日 - 2008年9月6日

2008年9月 3日 (水)

希望より理想より憧れより

ナビスコカップ準決勝 1st
清水エスパルス 1-1 ガンバ大阪  日本平
得点 二川 枝村

互いに決定的なチャンスを何度も作った激しい試合でした。
清水はあと一歩のところまで何度も来た。
試合終了間際のポストを叩いたシュート。
原と岡崎は相手ゴール前にて、ドリブルで粘りに粘って攻めた。
清水が必死の努力で一点もぎ取ったのに比べて、ガンバはフリーキックであっさりゴール。
これで1-1なのは悔しい。

清水が二点目をとれなかったのは、ガンバのディフェンス、特に右サイドの加地がよく効いていたせいだろう。
ときにセンターバック、右サイドの往復は当たり前、的確なポゼッション、流れを読んだパスカット。
加地さえいなければ、もう一点取れただろう。
加地は代表を辞退するべきではなかった。今頃バーレーンに行っているべきだったのだ。

二川のフリーキックがどうしようもないことを差っ引けば、他に失点がなかった。
とはいえ、清水の得点も1点どまりで、ホームでドロー。アウェイゴールも取られた格好だ。
もちろん突破の可能性はまだある。
俺は試合を応援しながら、特に後半は、また加地なのかと愕然とするシーンが多かった。
どれだけ運動しても体力が落ちない。

それに比べて、残念だが、清水は体力的に厳しくなっていった。
岡崎や原が相手ゴール近くで粘っても、フォローが一向に入らない。
前に攻めて、また必死に後ろに戻る、この往復をできる選手がいないのだ。
特に試合後半。
パウロのプレーはのったりしていて、特に今日はパスまで緩やかだった。
パウロのクロスは届かない。
届いてから、ようやく相手との競り合いスタートだし、クロスで届く前にカットされるばかりだとしんどい。
加地の馬力を見せつけられただけに、清水には加地に相当する体力自慢がいないのを痛感させられた。

試合が終わったあと、ふくらはぎが激痛で、パス乗り場まで脚をひきずって進んだ。
コンクリは堪えるな。
前半飛ばしすぎて、後半死にそうだった。
タブーかな。
不埒だな。
ガンバも決定機を何度も外し、清水も同様だった。

ただ、この試合内容は、今の面子でMAXだろうなと思う。
これを超える内容をやるには、面子がさらにパワーアップしないといけない。
だがそれはありえない。
決して不調じゃなくて、フォローがないのも、外すのも、体力ないのも、これが実力で能力。
清水は今日の試合、なんら劣っていなかった。

ただガンバもフリーキックのゴールだけで得点能力がない。
弱いもの同士という表現は選手達に失礼だが、この勝負まだわからない。
万博はそんなに悲嘆にくれる必要はない。
お互い様なチームだから。

この試合は久々に期待で胸いっぱいでした。
逆にいうと最近のリーグ戦はなんだか重たくて、のれていなかった。
勝つんだ、という気持ちが自然と芽生えた試合。
勝ってほしい、絶対に勝とう、そうした昔は当たり前だった感情を思い出させてくれた一戦。
スタジアム入りしたときから気分が上々だった。

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2008年8月31日 (日)

富士スピードウェイに行ってきた

8月最終日。
日曜日の今日、富士スピードウェイに行ってきました。
前から行きたかったんだけど、なかなか都合が合わなくてね。
F1グランプリの開催で非常にクレームが多かった会場ですけど、今日はいかがなものか。

沼津から400円の乗車券を買って御殿場へ。
御殿場線に乗るのは久しぶり。
ボタン押さないとドアが開かないんだよね。

御殿場駅は二つ出口があって、たぶんこっちだろうと出たら合ってた。
シャトルバス乗り場の看板が出ていて、7番乗り場の場所が、法則的におかしくて、ちと迷った。
雨ばかりの一週間でしたし、晴れて良かったよ。
雨なら来られなかった。

切符売りの兄ちゃんがいて、往復で購入。
ちょっとした値段のバス代。
小山まで行くわけですから、このぐらいは料金がかかるか。

沼津市内でもお馴染みの富士急バス。
富士急バスが山梨の会社であることを考えると、富士山ナンバーが山梨と静岡にまたがるのも、自然な流れか。
企業からしてそうなんだから。
バスは混雑したので、早めに乗っておいて、座れて良かった。

9時10分にバスが御殿場駅を出まして、富士スピードウェイの入口に着いたのが9時25分。
15分かかった。
市街地は快調に進んだが、最後、山道を登ったりして、バスが超のろのろ運転で心配した。

F1グランプリのときは、この15分の距離を進むのに、半日かかったそうで。
夜がふけて絶望に暮れたそうで。
日曜日の午前中なら、15分で走れる距離なんだけどなあ。

さて、富士スピードウェイなのですが、このゲートをくぐったところで検問がありました。
まず立ち乗りの人達が全員バスを降ろされて検問を受ける。
そしてバスには二人の憲兵が乗り込んできて、座っている乗客一人ずつ、検問を受けました。

俺は検問に引っかかった。
そして6000円の金銭と引き換えに、通行証を得ることに成功。
前もって手に入れておけば、5000円で済んだそうです。
いやあ、江戸時代の関所ですな。
6000円で関所を通過できるなら安いものか、どうなのか。

そして検問が終わって、二人脱落者が出て(マジ)、バスは発進を許され、メインスタンドに到着。
検問に時間がかかり、バスを降りたのは9時40分。
なんだかんだでバスに乗ってから30分かかったな。

メインスタンドにやってきました。
サッカーでメインスタンドというと、高価な座席というイメージだが、実はここが一番安いエリアなのです。
その理由はレースを見ていたらわかった。
晴れ晴れと、フォーミュラニッポン日和。

結局のところ、カーレースというのは、カーブで順位が入れ替わるわけです。
どの車も最高のものですから、メインスタンド前の直線では順位は変わりません。
メインスタンドの前を猛スピードで駆け抜ける。
ただそれだけ。
こうしたカーブ前の席が値段も高く、レースの醍醐味も味わえる。
90度越えて、ほぼUターンなカーブ。
このカーブに猛スピードで突っこんでいくドライバー。
危ないぞ!

カーレースの特徴は、目の前のコースを走る車は見えるけど、コース全体が見えないことやね。
俺はてっきり、客席スタンドからなら、コース全体が見渡せるのかと思ってた。
どの位置の客席も、その部分だけしか見えない。
まだメインスタンドはオーロラビジョンが幾つかあるので、それを通してレース状況がわかります。
でもそれ見てもつまらんよね。

あとレース中、ずっと実況中継のアナウンスが入ってるんだね。
野球やサッカーで実況中継のアナウンスはスタジアムで流れない。
そしてレーシングカーが目の前を走り抜けると、その轟音で何もかも聞き取れなくなってしまう。
半端じゃない音のでかさ。
速く走る代償として、音を発するわな。

あの音のでかさが懐かしくもあった。
俺が十代の頃、ロックのライブにいくと、たいていあの種の耳を潰す大音響があったものだ。
今はPA技術が進んで、ライブでも音がしっかりしてる。
富士スピードウェイの爆音。
耳が痛いもの。張り裂けんばかり。これぞレーシングカー。
目で見るよりも、心臓で爆音を感じる。

家族連れも多かったけど、子供には防音のヘッドフォンを被せている。
手馴れたものだ。
耳を潰せ、心臓を振るわせろ、カーレース。

写真を撮ろうとしても、撮れてないわな。
速すぎて。
ランプが赤く灯っていって、青になってスタート。

まあスタート前から爆音がなりたててますけどね。
たぶん観客はレースを見るんじゃなく、爆音を体に受けに行ってるんだろうな。
爆音体験ゾーン。
それがフォーミュラ・ニッポン。

フォーミュラ・ニッポンはF1より一つ下の、F3000と呼ばれるエンジンを使う大会だそうな。
F3000であの爆音加減なら、F1だとどんだけ爆音激しいのかな。
車が前を走り抜けると、周りの空気を爆発させていくかのよう。

優勝したのは近藤レーシングでした。
ギンギラギンにさりげなく優勝。
こいつが俺のやり方。
ドライバーじゃなくて監督なのに、なぜか表彰台前にいます。
近藤レーシングは、ジャニーズ事務所の稼ぎで成り立っているのかな。
ジャニーズの長老、マッチ、ニッポンの頂点に君臨。

富士スピードウェイはメインスタンドとピットの間に、このような地下通路があります。
この地下通路の上は、レーシングカーが走るコースです。
メインスタンド前のコース、この真下を歩いているわけだ。

そしてピットを超えて、メインスタンドからは見えなかった場所に来た。
蛇行しているコース。
屋根がないから暑くてしょうがないけど、こっちのほうがレースを楽しめるかもね。

蛇行コース前で記念撮影。
メインスタンドからは隠されたこの場所で、ひっそりと佇む俺。
この日のフォーミュラ・ニッポンだと、このエリアはガラガラでしたが、F1グランプリではどこも満席なのでしょう。
ここだとオーロラビジョンもないから、本当、目の前の蛇行コースを走る車を目で追うだけだな。
部分、部分しか味わえないのが生観戦でもある。

段々の斜面。
その上にあるのがレストラン。
この斜面に、自分で折りたたみ椅子を持ってきて、観戦している人らもいました。

客席スタンドよりも、移動通路の方が高所にあるので眺めは良い。
メインスタンド以外は全部仮設なんだな。
日立台みたい。

そして蛇行コースの上にあるレストランに到着。
F1グランプリでは1万円の弁当が売られていたそうだし、この店は果たして幾らぐらいかかるのか不安だった。

店内にはエンドレスの車が飾ってあった。
タランティーノ監督のオバケ車映画を観たことがあるので、だいたいレース用の車についてもわかっていた。
運転席以外はなんもない。
非常に殺伐とした車内。
外観は一般車に似ているが、まったく別物。

カツ丼が1000円でした。
まともな値段で良かった。
屋台もたくさん出ていたが、俺は本気で腹が減っていたので、きちんとレストランで食いたかったのだ。
なぜ食いかけの状態を撮ったか。
非常に情けない。

で、レストランの窓からも蛇行コースが見える。
レーシングカーは色んな場所を走って、メインスタンドに戻ってくるんだね。

仮設スタンドは傾斜がちと緩いものの、コースと距離があるので、見づらさはない。
メインスタンドはコースと距離が近いぶん、傾斜はきつい。
そういや、傾斜がゆるくてコースが見えない席を造ってしまい、大問題になったのでした。
去年のF1グランプリで。

スタジアム通から言わせてもらうと、富士スピードウェイの客席スタンドはどのエリアも、20年ぐらい前のセンスだね。
フクアリやユアスタではなく、日本平のセンス。
せっかく金かけてるのに、もったいないですよ、トヨタさん。

富士スピードウェイではローソンTシャツを着ている人がちらほら。
ローソンのレーシングカーがあったや。
ぎらぎらと輝いているメタルブルーの車体。

レーシングカーは、レース後、すぐにばらばらに解体されていた。
解体しないと持ち帰れないからか。
そういや、一般道をレーシングカーが走っているのを観たことがない。
車高がこんだけ低いと、石でも落ちてるだけで、ごつっとぶつかりそう。

レーシングカーは金がかかる。
車は工場で24時間体勢をとり、ベルトコンベアーで流れ、工業機械がフルに作動して、
そんだけ大量生産しながらも、一台が200万ぐらいする。
スポーツカーなら1000万、2000万としてくる。
それよりさらに性能が良い車を、たった一台のために手作りするのだ。

ありきたりの車を大量生産せず、たった一台作ろうとすると、だいたい100倍の金額がかかる。
200万の車なら、一台手作りで2億だ。
じゃあこうしたカーレースの車はいったい幾らかかるんだと。
なかなかなもんですよ。

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