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2008年7月6日 - 2008年7月12日

2008年7月12日 (土)

ヴィッセル神戸 1-0 清水エスパルス  日本平スタジアム

今夜はケツがあったもんで、審判が両腕を夜空に掲げたのと同時に、バス乗り場に急いで向かいました。
試合が8時前に終わって、シャトルバスは二便に乗れたのに、清水駅で上り電車に乗れたのは8時半。
自宅に着いたのは9時40分。
こんぐらいは時間かかっちゃうもんだね。
申し訳ないことに待たせてあったので、急ぎの用事をてきぱき片付けて、11時過ぎにようやく暇になりました。

残念ながら、この試合内容が今の実力かと思わされた。
パウロが最初からよく効いていた。
試合開始直後、神戸の決定的なチャンスをパウロが防いだ。
パウロは偶発的に受けたボールを、ここぞというところに出すことができ、それはアウレリオなんかもそうなんだけど、上手さがある。

たぶんパウロを出し続けていたら、スコアレスドローで終わりだったろうけど、それでは困るので、監督も賭けに出たし、それでいて負けたと。
これはもう実力本位であって、どうにもならん。
スコアレスドローでいいのかっていえば、よくないわけだし、打って出ないとしょうがなかった。

さっきNHKニュースで今日のJリーグをやっていて、神戸の得点シーンを観たが、やはりフィジカル的に清水が守りで劣っているのが明白になった。
もちろんディフェンス陣は背丈もあって頑強ですが、他の選手達が小柄な人が多くて、セットプレーで全員守備になったとき、どうしても相手チームに振り切られてしまう。
枝村、藤本、伊東と並んだ日には、どうしても背が小さすぎて、ハンデありすぎ。
いくら青山と和道がキープレイヤー抑えたところで、セットプレーの全員守備体制の中で、今の清水の面々は体が小さすぎる気が非常にした。

神戸は予想通り、全然サポーターは来なかった。
そりゃ再開後のホムスタでも1万人集まらないのだから、静岡まで来る人もなかなかいまい。
弾幕も持っていないらしく全然張られていない。
と思ったら、試合開始と同時に、いきなり2Fゴール裏の最前部から、スポンサー看板を隠して神戸の黒弾幕をでかでかと垂れ下げた。
スポンサー看板を隠すのはご法度。
その弾幕は最初からどっかに貼っておいてくださいよ。
スペース山ほどあるんだから。

応援に関しては悩ましい。
後半、オレオレを長く続けたりして、タスキエリアはもう必死コイテやり続けて、沸騰状態でいるのだが、前列は長すぎたため、完全に応援を放棄。
90分間のうち、声出し応援の時間を長くすればするほど、前列の冷めっぷりが顕著になってきて、タスキエリア以外を考えれば、もう少し短めにやって、休憩時間を増やすべきなのかとも考えさせられる。

高齢サポーターが多いのは良い面もあるわけで、う~ん、でも難しい。
他チームに比べてマナーが良い面もたくさんあるわけで。
ナイトゲームということもあって、やや選手の顔が見づらい気もした。
日本平のゴール裏は試合全体を眺められて良いなあと思う反面、声出ししているゴール裏サポなのに、ピッチが遠すぎるなあと寂しい面もある。

日立台やヤマハ、フクアリみたいな間近な感覚で、サポートし続けたい気持ちもある。
その点では次の等々力は、遥か遠く、地平線の彼方で試合をやっている感じになるので、応援のモチベーションをどう持っていくかが肝心。

試合前は俺の悪い部分ももろに出たし、それでも試合が始まれば、予想外に密集して面白かった。
試合始まる前は、俺の周りがガラガラだったから、これは閑散とした調子になるかなあと思ったのだが、蓋を開けると、混み混みで沸騰して良かった。
だいたいどの試合でも、後半になると、高い声も出るようになってくるので、キーを上げたりして、応援に熱中できた。
オレオレを延々と続けて、頭もくらくらしてきて、それでも声出し続けて、点も入らなくて、負けた。
ケツがあるので速攻で帰った。

そしてシャトルバス乗り場に向かう前に、当日券売り場でサンアイTシャツを受け取った。
この手の景品に、よく当たる周期なのだ。ここのところ。
今日は四分の一の確率だった。

明日はフクアリでボトム対決×札幌があったり、マリノスが勝てば清水はまた降格順位に戻るわけでもある。
今の清水であれ、Jリーグどのチームもそうだろうけど、これは勝てるなという試合がなく、これなら負けないという試合もない。
そうした横並びなゲームにおいて、上手く勝っていけるチームとの差は、外国人の助っ人による実力差かなとも思う。

ずっと外国人ツートップでやってきた清水が、いまは純国産の和製ツートップですから。
誇りにできるかどうなのか。
川崎戦、新潟戦、大宮戦と続くわけですが、全部わからないよ。
点をとれる根拠を感じないし、いつ失点してもおかしくない。
日本平に希望を。

追伸……試合の録画を失点シーンだけ繰り返し見る。
ハードディスクレコーダーはありがたいことに、超スロー再生もできるので、非常によくわかる。
栗原には枝村がついていた。
コーナーキックが蹴られる直前、栗原は枝村を突き飛ばし、数歩ゴールから離れて下がった。
枝村はなぜか栗原を追いかけていかず、コーナーから蹴られたボールを眺めた。
そしてボールがやってくるのと同時に、栗原は枝村よりボール寄りに進み出て、まんまとフリーでヘディングを決めた。
やはり枝村のがたいじゃ弱いし、栗原を放しては駄目だ。
ほんの一瞬だが。
その一瞬がボールの蹴られた瞬間でもあり、枝村もボールウォッチャーになってしまう。
本能的に。
セットプレーで入れられるのが、FWやMF陣の対人プレイの弱さのせいとなってしまうのかも。
ゴール前守備をやらせた際のFWやMF陣。う~ん。
枝村は、今からでも肉体改造して、マッチョにならんもんですかね。
大前なんて、背は低くても、体つきはしっかりしている。
食事とトレーニングで体をでかくしてほしい。

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2008年7月 9日 (水)

お遍路の巡礼 その17 ~沸騰ポカリスエット~

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ポカリスエットスタジアムに入場。
メインスタンドが2000円、バックスタンドとゴール裏は1500円也。
指定席はなし。
メインの中央に人が集まっているのは、見易さというよりは、ベンチシートではない、背もたれつきの個別シートなせいかも。

メインスタンドの頂上からピッチを見る。
傾斜も余りないし、席数も多くないしで、まあこんなもんかという眺望。
向こう岸のバックスタンドは芝生です。

大半がベンチシートなのですが、中央だけ個別の背もたれシートなので、人気があった。
俺もここで観戦した。
しかも一列置きに間引いてあるので、前の列が視界の邪魔になることもない。
逆にいえば、他のエリアはすべてにおいて、視界が厳しい。
だがベンチシートには客がまったく入っていなかったので、自然とみな一列置き、二列置きにしか座らず、全然大丈夫なのだった。

スタジアムで唯一の混雑を見せる、メイン中央の個別シート。
ユニフォームロゴは、胸がポカリスエット、背中は大塚製薬、もう丸々大塚製薬のチーム。

かわってこちらはバックスタンド。
中央の聖火台に繋がる道だけ、このように舗装されていて、この段差に座って観てる人がそれなりにいた。
あとは全部芝生。
Jリーグのスタジアムで、バックスタンドがすべて芝生なのはポカリだけ。

芝生ということもあり、傾斜はほとんどないに等しいが、これまた全然客が入っていないので、まったく問題なし。
100人分ぐらいのスペースに対して2,3人の割合でしか座っていないからOK!
陸上競技場の中ではピッチに近い部類。
トラック外の走り幅跳びレーンが、客席に吸い付くように設置されている。

普通の陸スタだと、9レーンのトラック外にある走り幅跳びレーンから、さらに距離を開けて客席を設ける。
だがここではぴったり貼り付けている。
これはゴール裏やメインスタンドでも同じことが言えて、これまで観てきた陸スタの中で、もっともピッチとの距離が近い部類に属する。
施設面では、ポカリはへっぽこであるが、ピッチとの距離においては、国立、長居、新潟の三羽烏と肩を並べている。

メインには報道記者ブース以外、屋根はかからない。
バクスタは幾らピッチに近くても高さがないので、全体を俯瞰するよさはない。
芝生であるため、子供達が駆けずり回り、ゆっくり観戦するには適さない。

ゴール裏から。
ポカリスエットスタジアムは、バックスタンドがすべて芝生にも関わらず、ゴール裏だけ全席ベンチシートにして造ってある。

普通の陸スタだと、メインスタンドだけが既存だった場合、Jリーグ使用にするため、まずバックスタンドから造るものだが、ここはゴール裏を先に造って、J2基準の席数を満たした。

せっかくの客席も、がらがらなのが寂しい。
こうした現状があるので、Jリーグ参入のスタジアム席数は、固定で一万席無くてもいいように思う。

ゴール裏はベンチシートの客席があるのに、バックスタンドは芝生のまま。
スカパーのテレビ中継では、つねにこの芝生席だけがピッチと共に映されるので、テレビでしかポカリを観たことがない人は、非常に貧相なスタジアムに感じるだろう。

客席スタンドはどのエリアも傾斜がなく、ベンチシートばかりで良いことなしだが、このピッチとの距離の近さは素晴らしい。
陸スタの限界に挑戦した造りだ。
メインの嵩上げを考えると、バクスタよりもさらに近いぐらいだ。
客席を嵩上げして傾斜をきつくすれば、コストが大幅に増してくる。
だが客席とピッチを近くするのに金はかからない。

試合前、ポカリでは第九が歌われた。
年末によく歌われるあれである。
なぜなのかはわからない。
鳴門の謎だ。
アウェイの湘南サポーターが陣取る上に、電光掲示がある。
鳴門海峡までやってくる湘南サポーターがいるというのが凄い。

一方、第九を歌う徳島サポーター。
クルバの位置に陣取っているので、視界はさほど悪くないだろう。
ホームながら数は少ない。

ちなみに、エリア外への移動の際、普通は出入りするたびに、チケットを提示するものだ。
だがポカリでは、一度警備員にチケットを見せれば、あとは顔を覚えてくれていて、顔パスで通れる。
客が少ないからこそのサービスだ。

選手入場。
湘南のどんじりにはミスター清水のトシさんがいます。
こうして全試合フルタイムで出場し続けるのは素晴らしい。
徳島まで来て、サッカーをする35歳の男。

キックオフの夜7時となっても、まだ明るい季節となりました。
バクスタには余り人がいない。
子供達が駆けずり回るので落ち着いてみられないため、あえてゴール裏のベンチシートで見えている大人客が多い。
同じ値段であるが、芝生のバクスタをとるか、ベンチシートのゴール裏をとるか。

担架要員のビブスはボンカレーだった。
そういえば、大塚製薬といえば、ボンカレーがあった。
スポーツパークの各施設に、ポカリスエットやオロナミンC等のネームがつけられているのだが、ボンカレーは選から漏れてしまったようだ。
ボンカレーピンチ!

ハーフタイムになる頃には日が暮れた。
そしてメタボリック阿波踊り体操が披露された。

阿波踊りを体操にとりいれた。
肥満解消の運動だ。
非常にゆっくりと阿波踊りをして、体を捻っていた。

そしてハーフタイムには、勝ってもいないのに花火が何発も打ちあがった。
これは徳島が勝つのを待っていると、いつまで経っても花火を打ち上げられないためだ。
日本平の花火も最近は湿気気味である。
こうしてハーフタイムに脈絡なく打ち上げれば無駄にならないが、虚しい。

走り幅跳びの砂場には、徳島ヴォルティスのカバー。
グランパスの瑞穂も同じだったな。
渦ですよ。

バクスタの聖火台は子供達のアスレチック広場と化して、もう大変。
進入禁止もお構いなし。

子供達はこの造形物をよじ登っては飛び降り、楽しくてしょうがない様子。
ある意味、聖火台が無駄になっていなくて良かった。

達観して芝生からピッチを見る人々。
だってゴール裏から観るより良いじゃん。
子供達が走ってくるのが目障りでも脅威でも、達観してあぐらを掻けば、見えてくるピッチの熱さ。

芝生のまま残されたバクスタ。
もし徳島がJ1に上がるときが来れば、ベンチシート仕様バクスタが誕生するのかも。

今日の入場者は2146人でした。
いやあ、空いてます。
メインスタンドでも、俺のいる個別シートですら、みな荷物やら場所とりが多くて、半分以下の埋まり具合だし。
日本平の常識に慣れている身としては、どうしても隣の席に荷物は置けません。

スタジアムの電光掲示は、細かい文字を映し出せない。
現在の得点や、交代選手名を映せても、メンバー全員の名前リストを表示するのは不可能。
なので、こうしてベンチの裏側にメンバー表を造ってあり、交代のたびに名前のプラカードを入れ替えるのでした。

試合が終わって、徳島1-1湘南と同点でした。
徳島は連敗をストップすることができて一安心。
J2が満杯になったあとは、JFLへの出戻りもありえるので、ボトムを漂う気だるさが、恐怖に変わってくるかも、数年後に。
  

最後のお遍路地にて、巡礼が達せられた。
五日間お疲れ様。
だがしかし、家に帰るまでがお遍路なのだった。

試合後はスタジアムの外にてサポーター集まる。
こうやって見ると、2000人とはいっても、結構集まってるなあと思う。
2000人なら、コンサートホールが超満員になるものね。
10000人の武道館よりもたくさん入るポカリスエットスタジアム。

MVPの選手がやってきまして、トークショー。
清水もドリプラで似たようなのをやっていますが、ポカリでは試合直後に行っています。
こっちのほうがリーズナブル。

さて、時計台にも別れをつげ、鳴門大塚ポカリスエットスタジアムを後にする。
さようなら四国。

胸のポカリは戦士の証。
ローソンチケットには選手の写真。
特別シャトルバスのチケットは300円。
普段は出ないけど、特別でっせ。
なぜならナイトゲームだと路線バスと電車が終わってしまっているから。

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お遍路の巡礼 その16 ~バトンを回してポカリ前~

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鳴門大塚スポーツパークの隣には、大塚製薬の工場があります。
工場の外壁が黄緑なのは、田舎らしさを表したいから。
外壁が黄緑色って、独特でしょう。
思えば、徳島ヴォルティスがJリーグに登場するまで、大塚製薬が徳島の会社だとは知りませんでした。
ポカリも徳島で造られていたのですね。

スポーツパークに入って最初に現れるのは、アミノバリューホール。
すべての施設のネーミングライツを獲得している大塚製薬。
施設によって名づけられる商品名が違うのでした。
なんか豪勢だな。

アミノバリューホールでは、そりゃあ楽しい催し物が繰り広げられるのでしょう。
徳島だもの。
世界の徳島。
日本の鳴門。

その次に現れたのは、ソイジョイ武道館です。
ソイジョイとはなんだろう。
文字の図柄を見るに、カラオケのジョイサウンドみたいですが。
ここは武道をやるのです。

そしてオロナミンC球場の登場です。
オロナミンCは小さな鳴門です。

ポカリスエットとオロナミンC。
大塚製薬が売り出す二大商品。
いかにこの球場が大事かがわかります。

オロナミンCのCMといえば、昔は巨人がやっていたのに、いまではダルビッシュが出ていたり、上戸彩がメインだったり、時代と共に変わってきたもんじゃ。
小さな瓶詰めの黄色い飲み物。
変わってるよな。

さあ、いざ最終巡礼地のポカリスエットスタジアムへ。
長きに渡ったお遍路も、ついに終結のときを迎える。

せっかくポカリスエットスタジアムというネーミングなのだが、マスコミ的には鳴門大塚と呼ばれてしまう。
ポカスタでいいじゃないか。
ポカスカジャンみたいで。
鳴門大塚と呼ばれた日には、あまりネーミングライツの旨みがないな。

エレベーターが外付けされている。
あきらかに後から付け加えられたようだ。
最上段には身障者シートがある。
カシマスタだと、身障者シートがバクスタ最前部だったり、うまくエレベーターを使わなくても良いように工夫されている。
日本平もメイン最前部には、階段なしで行けるようになっているが、バクスタスウィートを利用の身障者をスタッフがおぶっていくという作業も稀にある。

メインスタンドの正面では、カラオケ大会が開かれていました。
長渕の乾杯などが歌われていた。

入場口の階段は広め。
徳島の偏狭、鳴門海峡にて、いざJリーグ。
徳島駅からのアクセスは一見良さそうだが、電車の本数と乗り換え時間を考えると、駅前ながら、電車での到着は望めない。
自家用車で来るしかなし。

スタジアム前の時計台が印象的。
時計台の周りには、物販だったり、お馴染みのキックターゲットだったり。
やってる人がいませんが。

このスタジアムも、メインスタンド以外、コンコースがない構造なので、再入場が可能になっている。
売店等はスタジアム外にしかない。
ただ、バクスタからメインスタンド裏のこの地へ来るのも大変。
陸スタは非常に規模がでかいですから。

ヴォルティス神社。
フクアリ神社みたいなものだ。
フクアリは福があるようにという意味になるが、ヴォルティスはうず潮が来ますようにといううことか。
漁師の集落。

入場段の幟はなぜかパイオニア。
パイオニアと徳島ヴォルティスの関係とはいかに?
俺はパイオニアのステレオが好きだ。
でもパイオニアは音響事業からほぼ撤退してしまった。
最近のステレオは、3万ぐらいの超ミニか、100万ぐらいの高級なものに分かれてしまい、10万円台の手頃なシステムが姿を消した。

それはとても残念。
でもアイポッドを通じて、音楽が身近になってきている。
アイポッドは楽で、音もまろやか。
ただ、ステレオが放つ、情報量の多い音楽もいいものだ。

ポカリスエットスタジアムには、うまいこと外付けでエレベーターがついたものだ。
これにて身障者もOK。
外付けDVDドライブみたいだ。

時計台はスポーツパークの中心にある。
ソイジョイ武道館も、アミノバリューホールも、オロナミンC球場も、ポカリスエットスタジアムも、すべてがこの時計台に周りに位置する。

パイオニアというと、最近ではテレビや録画機器のイメージなのかな。
中森明菜が当時流行のボディコンでCMしていたステレオ。
懐かしい。

さあ、ポカリスエットスタジアムの入口前に、なにやら特異な団体が現れたぞ。
女の子達が数人屯している。

いったいなにが起こるのか。
オーディエンスは存在しない。

みなバトンを持っています。
さっきまでカラオケ大会が行われていたステージ前。
ステージには乗り切らないので、地べたにて。

こうした出し物が、スタジアム内ではなく、外で行われるのは珍しい。
そのぐらいの扱い。

さあ、踊りだしました。
夕暮れの鳴門で、バトン。

一応、近くに売店に並んでる人達はいるのだが、驚くほど誰も観ていない。
非常にバトンが下手だというのもある。
バトン落としまくりだし、動き緩慢だし。人をひきつけない。

このバトン団体。
どこかの学校のサークルかと思いきや、一般人相手のバトン最大団体だそうで、日本全国に会員が5000人いるそうな。
調べてみたら沼津支部もあった。

だったらもう少し上手い人達を送ってくれないでしょうか。
といっても、これが鳴門の限界か。

鳴門で生きる。
バトン団体に所属する。
バトン団体のつながりで、徳分が生まれる。
そんなバトン。

みな、非常に地味な格好をしていますが、あとで私服姿の彼女達に会うと、結構いけいけなギャル風でして、テンションが数倍上がっていた。
せっかく人前に出るときに、なぜにこの地味な装束になるのか。
私服のほうが、めっちゃ派手で輝いていた彼女達でした。

売店では、徳島だが讃岐うどんを売っていた。
これを買って食ってみた。

ぶっかけです。
今では日本全国おなじみだね。
大根おろしだけのシンプルなもの。
冷ややかに美味しい。

これだけ列に並んでいる人達が、誰もバトン観てないのね。
視線ぐらい送ってあげればいいのにさ。
無視されている存在の女の子達だった。

入場ゲートに列はできなくても、後援会ブースみたいなところには列ができる。
いろいろ特典があるのだ。

一方の入口階段にはクリスタルカイザー。
クリスタルカイザーの安売りのおかげで、他のミネラルウォーターも値段が下がって良かった。
まあでも、デフレスパイラルは社会全体が貧しくなる一方なのかも。

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お遍路の巡礼 その14 ~大塚の街・鳴門~

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夕方です。
本当は三時ぐらいには、鳴門に着いていたかったのですが。
五時の開場が迫ってる。

鳴門駅周辺はとても開けていて、繁華街と呼んでいい土地でした。
徳島駅前に次いで明るい。
人気がある。
マンションもある。

鳴門駅から歩き続ける。
目的地へは20分強らしい。平塚と同じぐらいか。
道は区画整理されていて、わかりやすい。

川沿いに船が多いのは、すぐに海へ出られるためだろう。
海辺の街。
日本人の大半は自分が海辺の街で育ったと認識しており、よってJリーグのチームカラーも海の色、ブルーが多くなる。
港町以外で、内陸に人がたくさん住んでいるとなると、関東平野ぐらいだろう。

遠くの橋に近づくにつれて、川面の色が限りなく透明に近いブルーになる。
毎日、日照りが続く状況で、この水かさ。
雨が降り続くと、あっという間に溢れないかと心配させられる。

人気のない場所に長らくいたので、住宅地が続くだけで嬉しい。
片側一車線の通りで、車がたまに通り抜けていくなら、なお嬉しい。
人の溜まる場所。

マツヤデンキぐらいの規模の電気店が、生き続けられる状況。
沼津はコジマとヤマダがやってきて、他の電気屋が全部店仕舞いしてしまった。
中国四国だと、サンフレッチェ広島でおなじみのデオデオでしょうか。

そしていよいよ、目的地が近づいてきました。
鳴門大塚スポーツパーク。
大塚製薬が運動公園自体のネーミングライツを獲得しているのだが、鳴門大塚って聞いても、そういう地名に思えてしまう。
誰も大塚製薬をイメージしないような。

歩道には松の木が植えられる。
海岸に近い土地は、防風林として、強い環境でも生きられる松を植えたのでした。
大昔から。
潮風から水田を守れ。

ヴォルティスの試合があると、新聞等にはたいてい、試合会場、鳴門大塚と表記される。
スタジアム名ではなく、運動公園名だ。
しかも先述の通り、あまり大塚製薬をイメージさせない。
これは狙いがあってのことなのか、どうなのか。

さて、スポーツパークに入場です。
人気があんまりないなあ。
これからJリーグの試合があるのですが。

開場時間の5時にはぎりぎり間に合った。
まあ、あまり賑わいはないですが、鳴門の潮風が心地よく、だだっ広くてええがな。

この静けさこそ、嵐の前なのだ。
きっと7時のキックオフには、大嵐が鳴門にやってくるだろう。
それは観客の興奮と熱気。
  
時計台が見えてきましたよ。
お遍路の最終巡礼地までいよいよです。

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お遍路の巡礼 その13 ~いざ鳴門海峡へ~

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TSVを去りまして、山道を歩きます。
あすたむらんどへの近道もあるようで。
バス停でバスを待っていると、やってきたバスを運転するのは、来たときと同じ人だった。
同じバスに乗って帰るわけだ。
俺は結構TSVに滞在していたし、終点で長めの休憩をとっていたのでしょうか。

俺が一番前の席に座ると、運転手は「後ろが空いてるから、そっちにしてくれ」と命じてきた。
仕方なく、後ろへ移動。
一番前の席は眺めがよくて好きなのだが。
やっぱ運転手にとっては、自分のすぐ左手に乗客がいると嫌なんだろうね。
こうしたことを運転手から直接言われたのは初めてだった。

帰りのバスは徳島駅まで行かず、手前の板野駅前にて下車。
陰気な地下道を潜って駅舎に向かう。

板野駅は寂れた集落に建っていた。
時刻表を見ると、40分待ち。
ほとんど電車など走っていない徳島なのだ。
しょうがないので集落をうろうろ。

それなりに店があるのだが、ガラス戸の中を覗くと、ダンボールやら資材が詰まれていて、営業している気配がない。
そんな廃業している元店が幾つかあるほかは、なにもないところだった。
そんな店でも、店前の自動販売機だけは可動しており、俺はヤクルトの自動販売機で、ヤクルト二本を買った。

40分待って、ようやく徳島行きの列車がやってきた。
単線の線路を走る、一車両のみの列車。
列車の天井を見ればわかるが、電線を受ける装置がついていないし、線路を眺めても、電線が張られていない。
つまりディーゼル車。
線路の上を、自力で走っているだけ。
ある意味、お台場のゆりかもめなんかと同じだわね。

ちょこっとだけ走って、池谷駅へ到着。
ここで鳴門駅行きに乗り換えるのだが、今度は50分待ち。
厳しい。
鳴門まで列車で行くのは困難です。
池谷駅は無人駅なので、外に出てうろつくも、やはり寂れた集落があるのみ。
することがまったくない。

やっとこさ電車も来た。
電車の中吊りにはまるがめ競艇。
どの土地でも競艇はあるな。
競馬と比べて、コストが安くつくからか。
馬は金がかかる。
競艇は水瓶だけ用意して、あとはレーサーがマシーンごと持ってやってきてくれる。
まあ、最初の一周で勝負ありだけど。

そしてようやく、うず潮の鳴門に着きました。
こんなに時間がかかるなら、思い切ってタクシーを使えば良かったか。
非常に短い距離を移動するのに、二時間以上かけました。
かなり時間に余裕があったはずなのに、もう西日が射し込んでいる。
いざ鳴門駅を出るのでした。
駅舎通路の、このネットと植物はなんの意図なのか。

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お遍路の巡礼 その12 ~徳島山間部を登る~

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お遍路の巡礼、五日目のこの日は徳島を回ります。
徳島駅前のバス乗り場は、屋根がしっかりしていて豪華やなあ。

でも豪華なのは市営バス乗り場の方で、俺が乗る民間の徳島バスの乗り場は非常にお粗末。
この落差はなんじゃ!

3番乗り場でバスを待ちます。
あちこちへの高速バスがたくさん出ていた。
新幹線も走っていない地域となると、即飛行機代とにらめっこになるので、高速バスが有効なのかも。

まあ市営バス乗り場より貧相でも、屋根がきちんとあるのでええですよ。
雨の日よりも、夏場の日光を遮ってくれるのがありがたいよ。屋根は。
徳島までくると地方だなあと痛感。
バスの利用者少ない、本数少ない、電車も本数少ない。

今回の巡礼目的地は「あすたむらんど徳島」です。
「あすたむらんど徳島」とは、お遍路の巡礼に欠かせない、非常に徳の高い場所。
徳島の徳が積もりに積もった修行の場です。
路線バスもやってきて、40分ぐらい揺られて山奥へ。

さあ、「あすたむらんど徳島」前でバスを降りた。
すると、本日は終了いたしました?
マジでか。
これじゃあなんのために徳を積みに、こんな山奥まで来たかわかりません。

仕方ないので、隣にある徳島スポーツビレッジを巡礼することに。
TSVと略されることが多い場所。
J-STEPみたいなものか。

TSVの駐車場の柵には、がんばれ徳島ヴォルティスの弾幕が。
徳島市内を歩いていても、あんまりヴォルティスの熱気というか面影を見ない。
こんな山奥に生息していたのだ。

クラハの外は屋根つきの見学者スペースになってます。
ポカリスエットのベンチ。
大塚製薬エリア。

練習場は高いネットで覆われてまして、神戸のいぶきの森もこんな感じやね。
人工芝1面に、天然芝2面。
なのですが、徳島ヴォルティスの練習は人工芝グラウンドを用いて行われていました。
天然芝は使わせてもらえんのじゃろか。

闘走ですよ。
J2でボトムをぶっちぎっているチームですが、闘いの気持ちを忘れない。
あと2、3年でJ2が満杯になってしまい、その後はJFLとの入れ替え戦になるわけですが、そうなると徳島や水戸はやばい。
でも大塚製薬がついていながら、なぜこんなに弱いままなんやろか。

ネット越しに見学者ちらほら。
見学するに高さがないのは、ちと残念。
砂利の場所は少しだけ高いけど、少しだけだし。

サポーター数人と美濃部監督が話してました。
この日は試合が夜にあるので、今はベンチ入りから漏れた選手たちの練習なのです。

フィールド前で記念撮影。
まあ、本当、なんもないとこに、サッカーフィールドだけあるなあってとこか。
山奥だもの。

グランドに石を投げ込む人が多くて困っているそうです。
いけませんなあ。
石でなくて、意志を投げ込んで、ヴォルティスを応援してあげてください。
ただ、砂利ってなんで敷きつめてあるんだろ。
砂利の意味がわからん。
大分スポーツクラブもそうだったけど、砂利なんか邪魔なだけやろ。
俺にはそもそも砂利の存在意義がわかりません。

クラブハウスは周辺を工事中でして、ピッチとクラハの間に階段状のコンクリ床面を造っておりました。
職人さんたちが、平らになるよう何度もならしていまして、床面が綺麗に仕上がるも、気泡だらけになるも、この職人さんたちの腕次第。

クラハの見学者スペースに張られていたメンバー表。
10番のドゥンビアのところに徳島ヴォルティスマークが張られている。

だが破れかけてもいる。
去るものは追わず。

使われていない天然芝グラウンドと、今使っている最中の人工芝グラウンドの間の通路にて、記念撮影。
ポカリのベンチが延々と続きます。
こっから観たほうが、選手達が間近で楽しいですよ。
俺以外、誰もいないけど。

TSVはもちろんマムシ注意!
マムシが次々に現れるので、我々は注意しなくてはいけません。
その点で蛇塚に似ている。
   
さて、この地での巡礼を終えた俺は、いざ、お遍路の最終目的地、鳴門海峡を目指すのでした。

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2008年7月 8日 (火)

お遍路の巡礼 その11 ~高松から渦巻く徳島へ~

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お遍路の四日目は香川県に来ております。
まずは丸亀市をお遍路してきました。
ですがやはり香川といえば高松。
高松の駅舎にて巡礼。

高松駅には特急「うずしお」が待機。
この「うずしお」、一時間に一本しかない貴重な特急列車。
それ以外の普通列車も一時間に一本だけど、特急の6倍ぐらい時間がかかる。
なにせ単線をのろのろと進むので。
この大事な大事な「うずしお」に乗車。
さらば高松。駅舎だけしか巡礼できませんでしたが、お遍路魂は丸亀で燃やしましたので。

特急列車で徳島に到着。
東海道線沿線の乗客数の多さと比べると、四国はほとんど誰も鉄道を使わないのかなと思えてくる。
県庁所在地へ向かう唯一の最速列車が、三車両で一時間に一本だものな。

徳島駅前。
タクシーが黄色。
イエローキャブだな。
写真で観ると、ビアガーデンがあったのだね。
いまだかつてビアガーデンというものに行ったことがないや。
いつか行けるといいね、ビアガーデン。
でも昔ほど酒が飲めなくなったよ。歳くった。33歳だもの。
清水の試合の翌日は体が重くてしょうがないし。
筋肉痛というより、体全体に重石を括りつけられたようになる。

なぜか徳島駅周辺は、椰子の木が植えられているのです。
駅前から始まり、駅前の大通り、中央分離帯にず~っと椰子の木が続きます。
徳島のキャラで椰子の木はなかったな。
そうなんだ。

デパートというのも、俺の生活からして滅多に行かない存在です。
女性の服を売るのがデパートのメインだろう。
あとは地下の生鮮食品か。
どちらも縁がないなあ。
服は滅多に買わないし、食品はスーパーで。

どこまでも椰子の木。
片側三車線とは豪奢なもんだ。
外灯が電気スタンドみたいに、かくっと曲がってるのね。
シッコク、シッコク!っていうダイナマイト四国の決めポーズにも似ている。

椰子の木が生えていると、心が和むのでしょう。
たぶん。
徳島市なら椰子の木といわれるようになるまで続ける。

あと徳島といえば阿波踊り。
街のあちこちに阿波踊り参加者募集のお知らせがあった。
たくさんグループがあって、いろんなとこで構成員を募集しているようだ。
東京も東高円寺の阿波踊りがありますが、それに負けないパワーを徳島も持っているのだろう。
だって徳島には阿波踊りしかないのだから。
高円寺に住んでりゃ、東京の娯楽三昧でしょうに。

片側三車線の大通りの終点には、阿波踊り会館がありました。
阿波踊り会館からはロープウェイが出ていて、山頂に行けるのだ。
この商業システムの連鎖こそ、地方都市に大事なのだった。
この日は丸亀でのお遍路巡礼の疲れを癒すため、徳島の宿にて終了。
明日からはいよいよお遍路の〆ともいうべき、徳島での巡礼がスタートです。

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お遍路の巡礼 その9 ~讃岐でぶっかけ、やっとかめ~

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お遍路の巡礼、四日目は、愛媛の松山を発ちました。
市電に乗って松山駅へ。
そして特急列車で二時間半。
香川県の高松に行くかといえば、その一歩手前、丸亀駅にて下車。
お遍路にとって重要なのは、高松市のような名所ではなく、丸亀市のような地味なところなのです。

駅前にはもちろん意味不明のモニュメント。
これがなきゃ地方に来た意味がありません。
丸亀万歳!

丸亀に来るまでの特急列車は空いていて良かったですよ。
愛媛県の県庁所在地から唯一の上り特急列車が、たった三車両でしかもガラガラ。
人口も少ないし、それでええんじゃろ。

丸亀駅前のバス乗り場へ。
バスは二時間に一本ぐらいで、なかなか捕まえるのが困難。

やってきたのはマイクロバスだった。
出入り口には段差ありで、躓く老人がちらほら。
バスの乗客は老人ばかりだった。
他の世代の人達はなんでもって移動しているのか。

窮屈な車内。
市民の足。
利用者少なし。
どうなる丸亀。

そんで丸亀スタジアムのバス停まで45分かかりました。
やあ、遠いや。
ここの数キロ手前に総合スポーツ施設があったので、そこで降りようとしたら、丸亀陸上はここじゃないよと運転手さんに教えてもらいました。
助かりましたよ、ありがとう。

見えてきた丸亀陸上競技場。
北京五輪の香川合宿があるのが自慢。
たぶん陸上の合宿なんでしょうね。

表門を潜る。
またもや、へんちくりんなモニュメントが中央に現れる。
この手のものの引き取り手としての陸上競技場である。

競技場の外観は、メインスタンドの屋根を吊り上げている様が特徴的。
大きなひと被りの屋根ではなく、小刻みに小さく屋根が連なる。
しかも中央が高く、両サイドに流れる従って低くなる。
丸亀!

丸亀陸上競技場は眺めの良いスタジアムです。
さすがメインスタンドが二層式なだけある。
愛媛FCのニンジニアや、徳島ヴォルティスのポカリよりも、グレイドが数段上。
なのにフットボールクラブはなかったりする。
カマタマーレ讃岐は丸亀市ではなくて、高松市にある小さなサッカー場を使っています。
将来的に、ここ丸亀に本拠地移転となるのか、それとも高松市内にJ規格を満たすスタを造るのか。

ホームゴール裏の後ろには池があります。
これこそ丸亀が丸亀である所以の、瓶(かめ)です。
丸亀陸上競技場は、こちらのスタジアムよりも、むしろ隣の水瓶がメイン。

アウェイゴール裏の後ろには聖なる瓶はなし。
水瓶なしの待遇。
片側二車線の大通りが走ってます。

電光掲示は反転式なのかな。
反転式で表示固定は日本平にもあるやね。
ゴール裏はゆるやかな傾斜で芝生のみ。
芝生席なのに傾斜がきついと、座ることも立つこともできんし。
草薙球のホームゴール裏みたいになるな。

メインスタンド、バックスタンド、両ゴール裏と、客席は完全に四区画にセパレートされている。
それを繋げるべく、ゴール裏とメインバックには渡り廊下があるのだが、高さが違うので、コンクリ壁に囲われた階段を上下することになる。
この仕掛けは妙。

丸亀の瓶ですよ。
水瓶。
北京オリンピックのセーリング会場と同様に、水面には藻が浮かんでます。

丸亀は年末の天皇杯会場として知名度がある。
でもあんまり地元の人が来ないやね。
清水と磐田の静岡ダービーが行われたりしたのだが、静岡から難儀にも丸亀まで駆けつけた人達が2000人いただけで、あとは讃岐の人らが誰も来ないという。
それは寂しい。
まあそれでも、その大会開催こそが、香川サッカー協会の存在意義と収入なのでしょう。
それに伴う交通費やばすぎ。

Jリーグチームもなく、サッカーチーム自体ないのに、二層式の客席は圧巻。
このメインスタンドが一層目と二層目を合わせて10000席。全席個別。
バックスタンドはベンチシートで13000席。
これですでに23000席と、多くのJスタの規模を超えている。
さらにゴール裏の芝生にも客を入れることができ、最大3万人収容。
といっても、どんな利用の仕方であれ、100人も客が入らないのだが……
年末の天皇杯で2000人入るのがピークだもの……

メインスタンドにはしっかり屋根がかかる。
屋根の先端に照明がつけられているので、夜間利用した際には、ピッチを満遍なく照らし、選手達の影も最小限に抑えられる。
豪華。

前の日の愛媛ほどの暑さではなかった。
ほんの一瞬ではあったが、雨すら降った。
恵みの雨。
そのあとすぐ晴れて、湿度上昇むわむわ。

一層目から。
二層目部分が必然的に屋根になる。
日本平の1Fゴール裏みたいな閉塞感。

全席個別で1万席あるから、メインだけで、たいしたもの。
造りも頑強だ。
傾斜もしっかりある。

芝も管理が行き届いていて綺麗。
まあ余り利用してないから。
子供のサッカー大会が開かれているようだ。
カマタマーレはここ丸亀市ではなく、高松市で試合を開催し、客席などほとんどない簡素なサッカー場を使用。

メインとバックが壮大なぶん、ゴール裏はしょぼい。
まあ使うときもないんでしょ。
通路ですよ。
メインとバックを行き来するための。

四国を回っていても思うのは、陸上競技場はどの土地でも、辺鄙なところにしかないなあ。
野球場みたいに、東京ドームが水道橋駅前にあったり、横浜スタジアムが関内駅前にあったり、ああした特別な待遇はありえない。
交通機関がなく、自家用車でしかいけないような、とんでもない山奥や過疎地域に突然現れるものです。

地方の生活として、自家用車しか使わないんだろうね。
まだ静岡はバスと電車が発達していていいわ。
それは東京と大阪を結ぶ東海道に位置する必然であって、静岡の繁栄とイコールではないのかもしれないが。

陸上トラック9レーン。
海外の陸上大会をこないだテレビで観ていたけど、海外だと陸上トラックにべったり観客席がくっついていて、みんなカンカン棒もって、激しく音たてて応援してんだよね。
ああいう文化が日本に起こりえるだろうか。
走り幅跳びコースもトラック外には造ってなかったりして、メインとバックならトラックの9レーン挟むだけで、距離も近かったり。
走り幅跳びコースはピッチとトラックの間に細長く内包するパターンが多い。

バックスタンド側より。
メインスタンドは上層の屋内VIPスペースがアウェイゴール裏寄りに偏っている。
中央に造ると、屋根との兼ね合いでスペースがとれないから、ホーム寄りかアウェイ寄り、どちらかに造るしかなかったのだろう。
ならアウェイ寄りにして、ホーム寄りは普通に客席を造るという粋な心。

メインスタンドを背景に記念撮影。
陸上トラック9レーンあって、その外側に走り幅跳び3レーンあって、さらに俺の立っている予備レーンがあって、至れり尽くせり……なのか?

お遍路に来る前は、四国の人らって、どんなテンションで暮らしてるんやろうかと、気になっていた。
いざ来てみると、別に四国って存在をそんなに感じさせないし、日本全国どこでも一緒かなあというぐらい。
田園風景に国道が走り、パチンコ店がある。
それは四国だって静岡だって東京の多摩だって同じだよ。

バックスタンドの上方より。
バックスタンドは一層式で屋根もない。
傾斜は普通、嵩上げあり。
まあまあでは。
ベンチシートで13000席ということで、目安として半分の6500人ぐらいで、ゆるく満員だろう。
メインと10000席と足して16500人はしっかり収容できる按配。

四国のスタジアムの中では、丸亀が突出しているようだ。
突出しているので、北京の合宿をやってくれるのだそうだ。
良かったね。
でも合宿に客席の豪華さは関係ないような。

ホームゴール裏には水瓶。
これこそ丸亀のシンボル。

そして丸亀の水瓶。
これが一番のメインです。
どんなに瀬戸内の水不足がひどくなっても、讃岐にはこの水瓶がある。

緑に藻が浮かび、讃岐らしさを醸し出す。
讃岐うどん、ぶっかけ、香川の人は毎日うどんを食べる。
うどんの国、岡山の属国、そんな讃岐パワー。
   
さて、丸亀を後にして、コミュニティバスで駅へ戻った俺は、いよいよお遍路の最終目的地、徳島を目指すのだった。
沼津→神戸→岡山→松山→丸亀→徳島という壮大なるお遍路の巡礼。
ついに最終章へ!

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2008年7月 7日 (月)

お遍路の巡礼 その7 ~七夕でござった、ニンニン~

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とにかく猛暑だったこの日。そういや七夕でした。
やばいくらい暑くて、ホテルに帰ったら、Tシャツの丸首のところで、肌が赤と白に色分けされてました。
首は真っ赤、胸は真っ白。
南海放送サンパークから引き上げまして、30分ぐらい歩いてまた運輸局前に戻る。
ちょうど、こどもの城行きのバスが出てしまった後だったので、近くで昼食。
そして次のバスの時刻にバス停に行ったら、運よく愛媛FCのデザインバスに乗れました。

運輸局から人気のない山奥に入っていき、坂を登っていくと、動物園の看板が。
でもこの日は動物園はお休みなのでした。残念。
そして動物園に併設されているのが、愛媛FCの本拠、ニンジニアスタジアムなのでした。
動物園とスタジアムが一緒にあるって珍しい。
海外ではショッピングモールとスタジアムが一体となっているところが多いと聞きますが。
バスに描かれたオ~レ君、ツバキを吐き出しておりますが、それがみかんの果汁なので美味そう。

伊予鉄道が愛媛のメインですな。
伊予かん、という果物だけでなく、伊予鉄道まであるのが愛媛。
さすがにこの山奥までのバス本数は少ないので、いつもの癖で時刻表を写しておいた。
16時ぐらいが終バスなので気をつけねば。

愛媛FCは新しいクラブでも、この陸上競技場は建ってから30年。
かなり古びてます。
それでもネーミングライツのマークをメインスタンド外観につければ、さまになる。
ニンジニアは伊予にある事務用品の会社でして、年間2128(ニンジニア)万円でネーミングライツを獲得。
ニンジニアしか入札しなかったそうで、もっと安い価格でも良かったのに、あえて2128万円にしたそうな。
草津は数百万だったし、わりと良い値段がついたのでは。
日産スタジアムの五億円には及びませんが。
?
一見綺麗に見えますが、実は地べたにミミズの死骸が山ほどありました。
みな暑さにやられ、干からびて死んでいた。
アスファルトの上は鉄板同様だものな。
土のある日陰でじっとしていればいいのに、アスファルトへ出かけたが最後、焼き殺される。
歩くたびに地面はミミズの死骸だらけ。
俺の安いデジカメの解像度では、写ってなくて良かったわい。

座席がカラフルなメインスタンド。
中央が緑、その両脇がオレンジ、さらに外側は青。
中央だけ個別シートで、他はベンチシート、7000席あります。
あとはバックスタンドとゴール裏にベンチシートで3500人座れます。
合計10500席。
これではJリーグの規定に合わないような気もするが、実はバクスタとゴール裏は大半が芝生席なので、芝生に詰めるだけ詰め込んで、公称3万人収容(絶対無理!)なのだった。

メインスタンドからバックスタンドを見渡す。
わりと座席は綺麗。二年前のJリーグ参入にともなって新設された座席だから。
建物の老朽ぶりと、椅子のぴかぴかぶりが対照的。
傾斜はゆるいでっせ!
でも嵩上げがあるのでマシ。

ここはコンサート使用が多い。
avexのa-nationも開かれる。
10代の方達とか、エイベックスのアーティスト好きでしょうし、松山の山奥ですが、人気アーティストがたくさん来てくれるのは嬉しいでしょうなあ。

エイベックスの夏イベント以外にも、いろんなミュージシャンが使っているようで。
松山自体、岡山から特急で三時間かかって非常に遠いですし。
日本の他の土地から、四国の他地域からも隔絶されているのが、かえって興行の呼び水になっているのかも。

傾斜は非常にゆるいので、メインスタンド中央の一番高い席は、一列置きに間引いてあります。
これなら前の列の人が邪魔になりません。
ですが、他のエリアはこんな待遇はないわけで、なかなか厳しいやね。
市原の臨海なんかも、メイン中央だけ一列置きに間引いて、スポンサーや関係者だけ見やすいねん。
そうじゃなく、スタジアムに来たお客さん全員が見やすいようにしましょうや。
陸スタで遠めに見渡せる良さがないと、良いとこなしになってしまう。
専スタなら死角だらけ、見づらさあっても、ピッチ間近な迫力で補えるのだが。

ゴール裏とバクスタはひと続き。
全体として、のっぺりしてますな。このスタジアム。
バススタとゴール裏で3500席ということで、ベンチシートだから実際半分以下の1700人ぐらいしか座れないだろうし、ささやかな客席。
2万人芝生に座れるといわれても、ベンチの1700人分と同じ面積なのですが。

傾斜もないけど屋根もない。
そう、屋根がないから俺は激しく日焼けしたのだった。
みみずも干からびて死ぬよ、炎天下。

メインスタンドの一番アウェイ寄りにあったコンクリートの柱。
これはいったいなんなのか。
非常に謎です。

コンコースには愛媛FCの試合開催に必要な、幟ですとか立ち看板がありました。
一試合平均4000人入っているそうで。
松山駅からバスで40分ぐらいかかる山奥ですし、日本平のアクセスを楽に感じてしまうほど。
大変じゃなあ。
こんだけ古い建物じゃけん、座席の増築やらオーロラビジョンやらつけんでも、松本市街地に専スタを。
まあ夢みたいな話ですが。
野球の坊っちゃんスタジアムは立派やのになあ。

メインスタンドの中央通路で記念撮影。
バックスタンド背後に見える山脈が、土地の雰囲気を表している。
四国は海で山なんだな。
海に面しているが、陸地はすぐに山となり、なかなか人も住めんので。
たぶん昔から代々住んでいる人しかいないのだろう。

バックスタンドに来ました。
国体スタジアムではお馴染み、バクスタ中央には花壇があって、旗を掲げる台座があり。
一番美味しい席が花壇なのは残念だが、ウケる。
メインスタンドは7000席もあるわりに、低層でのっぺりしていて、傾斜のゆるさを表している。

この日のニンジニアスタジアムは清掃の人達が入ってたんですが、作業着とか着てなかった。
Tシャツ姿の若い人達がほうきで床を掃いたり、ガラスを磨いていた。
いろんなことは民間委託され、安い時給で若い人達は働き、貧乏暮らしなのでした。

こうした施設を維持するのはとても大変。
人の手が入らないと、すぐに朽ち落ちていく。
30年間持っている陸上競技場。
それは人の手がつねに入り続けている証。

ゴール裏に来ました。
案の定な視界。
この視界と共に愛媛FCをサポートしていくのは、つらいなあ。
ある意味、陸スタはゴール裏の客席はいらんと思うのですよ。
バクスタとクルバだけでええやん。
せめてクルバ応援で。
まあ低層で造ったほうが断然安上がりですから、バクスタを高層にするのは無理なんでしょうが。

世界で一番熱い夏。
ニンジニアスタジアムでニンニン!
一番暑い時刻に来てしまったわけでもある……

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お遍路の巡礼 その6 ~いざ南海へ~

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松山といえば夏目漱石の坊っちゃんの舞台になっていて、非常に坊っちゃんを押しています。
だが坊っちゃんや漱石自体、江戸っ子でして、大学を出てからほんのしばらく、松山の高校へ赴任しただけなんですよね。

愛媛県庁前を市電で通ったとき、県庁の壁に、ヤクルトが8月に坊っちゃんスタジアムで二試合やるからと、でかでかと幕が垂らして宣伝してあり、ああ、そういうものをありがたがって生きていく民なのだなあと、愛媛の質感がわかった。
ヤクルトが二試合やることが、東京に住んでる人にとってはどうでもよくても、愛媛の人にとっては、そりゃあビッグイベントなんですよ。
あとは愛媛FCとならんで、地元の野球チームが同じぐらいの扱いで、街のあちこちで紹介されていた。

二日目にして四国へ入国した俺は、いよいよ三日目から本格的なお遍路に入ったわけです。
まずは路面電車に乗って松山市駅へ向かいます。
松山駅とは違うのです。
松山市駅なのです。

こういうのは地元の人らは明確な違いを意識しているのだろうけど、巡礼者としては、ややこしくて困ってしまう。
路面電車の表示にも、松山駅行きと松山市駅行きの違いしかないもの。
地元の人かて、うっかり間違うのでは。
松山市駅は私鉄の駅で、松山駅はJRでして、数キロ離れているので歩いて相互間移動するのは不可能。

松山駅前は閑散としていたが、松山市駅前はそれなりに繁華街があり、バスターミナルもこちらにある。
ここまで来たのは良かったが、俺は南海へ出るための交通案内をまとめた紙をホテルに忘れてきてしまった。
せっかく調べたのに。
しょうがないので伊予鉄道の案内で再び尋ねる。
受付の姉ちゃん達ではわからずに、奥から中年男性の社員が出てきて丁寧に教えてくれた。
細かく知っている知識を人に話すのは楽しいなあという態度の人だった。

えひめこどもの城行きのバスに30分ぐらい乗って、運輸局前で下車。
実際、運輸局があります。
ですが運輸局へは行かずにそのまま片側二車線の通りを前進。

すると長靴や地下たびでお馴染みのワールドがあります。
道路を挟んで反対側に渡らねばなりません。
ですが横断歩道もなし。
よって地下道を潜ります。
こうした地下道は非常に不気味なもの。
ダークさを放ってましたよ。

そこから田園風景の中、住宅がぽつぽつ建つ道を歩いていくのですが、一向に南海は見えず。
本当に道順が正しいのか自信がない。
地図をプリントアウトしたのだが、持ってくるの忘れてるし。
クリーニング店があったので、そこで聞いてみると、南海は確かにこの道を真っ直ぐ行った先にあるとのこと。
30分ぐらい歩く。

すると田んぼの中に高い柱が建っている。
これが有名な南海放送の電波塔でしょうか。
この塔があるから、これを目印にバス停から歩いてくるようにと案内には書かれていた。
だが遠くからではまったく見えません。
東京タワーみたいなデラックスなものを想像していただけに、細い鉄柱が建つだけの姿に唖然。
これを目印にバス停から歩くの不可能でっせ。

南海放送の前には墓地。
墓地と電波の発信塔とは愛称がいいのかもしれない。
そして田園風景が広がる。

さあ着きました。
一度は到着できないと諦めかけたものの、クリーニング店の助言を信じて歩き続けた。
南海放送サンパーク。

建物の正面には、自動販売機と玄関があります。
この扉は観音開きではなく、横に引くのです。引き戸です。
片方を引くと、なぜかもう片方の戸も開くという。
自動ではなく手動。

扉を引いて中に入る。
ご用の方は、内線で呼ぶそうです。
用はないので、呼びませんでした。

2005年のJFLチャンピオンという誇らしい看板。
多くのチームにとって、これがピークとなってしまう現実。
そこからはつらく厳しいJ2ロードが待っている。
今はまだ降格がないからいいけど、そのうち数がそろうとJFLとの入れ替えになることが先日発表された。

愛媛FCというと、みかんマスコットたちの力が大きい。
このデザインは秀逸であり、面白みと可愛らしさに溢れている。
マスコットは性別がわからないのが多いけど、ここではオーレ君にたま媛ちゃんと、男役、女役に役割分担されている。
監督は実在する。

そしてピッチへ。
人工芝です。
ごつごつのコンクリートの上に敷かれたものと違い、土の上の人工芝なので、それなりのクウォリティはあるのでは。
なぜ南海放送のラジオ電波発信塔に、愛媛FCの練習場があるのか非常に謎。
南海放送の局社があるわけではない。
あくまで電波塔。
そしてそこには人工芝グラウンド。
いやあ、俺みたいな本州の人間には四国の状況がよくわからんですばい。

見学者は木陰のベンチに佇む。
結構見学者が来ているなあと思っていたら、二人を除いて他は全員記者であることが、練習終了後に判明。
ここにやってくる俺も相当物好きなもんだ。

人工芝が絨毯のようにテラテラ光り輝く。
隣は堤防でして、川が流れています。

ラインの外には愛媛FCと書かれている。
そういえば、柵もネットも存在しないな。
サイドラインのすぐ外側で見学できるのだった。
これは間近で選手達のプレイを見られて楽しいですよ。

先ほどの南海放送サンパークの建物とは別に、サッカーフィールドの隣にクラブハウスがあります。
俺は堤防に行ってみたんだけど、そのときクラハの横を通ったら、練習後の選手達がシャワーを浴びる声が聞こえてきて、「あちい」だの「出た」だのわいわい騒いでいる様子が伝わってきた。

大宮や新潟はなんでオレンジやねんと、ツッコミたくもなるが、愛媛がみかんを全面に押し出し、オレンジ色をチームカラーとするのには、文句のつけようもない。
たぶん純オレンジだろう。
愛媛のみかん。
セックスマシンガンズも歌ってたわ。
オレンジといえば清水より愛媛と、多くの国民が答えそう。
  
選手達の駐車場は少し離れたところにあり、みんな荷物を抱えて南海放送サンパークを出ていった。

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コンサドーレ札幌×清水エスパルス  厚別陸上

ようやく札幌戦の録画を観ました。
清水のサポーターは多い。関東アウェイみたい。
久しぶりの札幌ということで、格別の思いもあったのでしょう。
一点目、西澤のゴールは、枝村のアシストが非常に上手かった。
ペナルティエリアの外から、ゴール前にすとんと落とした。

同点に追いつかれたダヴィの得点は、セットプレーからのヘディングだけど、超どフリーでして、誰一人ダヴィにマークついてなくて、それ以上説明のしようもない。
完全ノーマークでフリーの立場でゴールでした。

二点目のパウロゴールは、札幌DFが二人重なって、片方がやや躊躇したのが良かった。
パウロがボールを受けてからシュートを打つまでも早かった。
パウロの喜び様は観ていて楽しいものだった。
札幌二度目の同点ゴールは、またもやセットプレーからだったけど、これはしょうがない感じ。

一点目の失点がなければ勝てたというよりは、札幌は2点ぐらいとるけど、4点、5点と獲られるチームなので、清水の3点目が生まれなかったのが敗因かな。
試合終了前、最後の最後で、大前元紀がゴールまん前でボールを受けたとき、あそこがもったいなかったな。
後ろから押されても本人は倒れなかったが、ボールがちと前に転がってしまった。
他にペナルティエリア内に清水の選手がいなかったのも辛かった。
身長がなくて、札幌選手が多い中で、すとんと大前にボールが届いたものだ。

明後日に迫った次の神戸戦、俺はホムスタで神戸と大宮の試合を観てきたけど、神戸も決定力に欠いて非常にぬるいチームなので、日本平ですし、勝ちたいです。
というか、勝っておかないとやばい。
神戸サポーターも元々数が少ない上、日本平にも来られないだろうし、応援で圧倒して、清水の勝利を導こう。

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2008年7月 6日 (日)

お遍路の巡礼 その4 ~瀬戸大橋を渡り死国へ~

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とにかく暑かった桃太郎スタジアムを後にして、岡山駅から特急に乗車。
普段沼津で暮らしていると、特急に乗る機会ってまったくないやね。
どうせなら同じ特急料金で新幹線を使ってしまうから。
新幹線か普通列車という選択肢しかない。
四国へは特急で向かいます。

特急車内は全席個別シートで、2列2列。
最後まで二席使えたし、楽でした。
岡山を出たときは五両編成。
自由席は混んでいるとはいっても立ち乗りはでず。
みんな四国に行くんやなあと思うと、感慨深いもんです。
おれたち全員、本州領土を離れるんや。
俺は生まれてはじめての四国入り。

そして瀬戸大橋ですよ。
いやあ、長い橋でんなあ。
窓から見える景色は、小島が点々と浮かび、旅情がある。
瀬戸内海。

瀬戸大橋渡る前に、長いトンネルが続いたので、もしかして海底トンネルで四国入りするのかと、どぎまぎしました。
ですが、あれはただのトンネルであって、海を渡るは橋でした。

瀬戸内海はええねえ。
特急電車に乗ってる自分を感じるのもいい。
普通列車では、異常に時間がかかって無理なので。

あまりに景色が美しいので、運転席の背後に行ったら、もっと最高の景色が見られるだろうと、先頭へ移動した。
ところが、電車でGOの視界からは、なんも見えませんでした。
線路と上を走る道路に挟まれて、両脇も鉄骨がつらなる。
瀬戸内海がなんも見えんやないけ。
まるでトンネルみたい。
慌ててもとの席へ戻る。

あこがれの四国。
たぶん旅情満載で現れてくれるのだろうと期待したら、四国大陸で最初に現れたのは石油化学コンビナートでした。
非常にグロテスクな現実。
そうだわな、臨海エリアは工業地帯だわ。

煙も出して、タンクが連なり、ああ工業地帯。
そうさ、造船だってなんだって、臨海部で行われる。
四国の始まりは工業地帯でした。

しばらく行くと、ようやく街並みが見えてきた。
瀬戸大橋も終わり、いよいよ俺も四国人。
香川県に入りました。
うどんどん。

そして列車は四国を三時間走り、松山に到着。
四国といっても、香川や徳島は本州の岡山から一時間ぐらいですぐなのに、愛媛県はずいぶん遠いやね。
本州から隔絶された感がある。
これぞ遍路の巡礼、死国なり。

翌日は七夕なので、短冊が。
県庁所在地のターミナル駅なのに、なんかこう質素ですな。

そして自動改札はなかった。
すべて駅員さんが改札してます。
いやあ、四国クウォリティですね。
特急で3時間かけて来た甲斐あったよ、愛媛県。

さっそく改札出口には、愛媛FCのシャトルバス乗り場が掲示されていました。
サンフレッチェ広島が来るそうで。
瀬戸内海の対岸で、熊がみかんをむしゃぶりつく。

松山駅は二階建てで、まるで平屋みたいな質素な駅でした。
いやあ、夕暮れは綺麗やったけど、寂しいかも。

松山駅ビルといえば、松山駅デパートです。
レストランつばきの和食500円なり。
行きませんでした。
俺は結構たくさんの地方に行っているけど、正直なところ、どの地方も東京の多摩あたりと似たり寄ったりだなあと感じてしまう。
それが松山はどうだ。
まさに地方ですよ。
こういう土地を求めていた。
街中なんだけど、田舎風で、これこそ地方なのだ。

石碑がありましたが、その脇でも、猫がうんこをして、必死に砂をかぶせていました。
猫は何度も匂いをかいでは、まだ足りないと、必死に砂をかけています。
街中でも、歩道に猫がどたっと寝ていたり、松山の街は猫に寛容。
坊っちゃんつながりで、吾輩は猫であるといったところか。

JR駅の向かいには、市電乗り場があります。
これは路面電車です。
がたごとがたごと激しい振動と騒音で、非常にゆっくり進みます。
ちんちん!

方面が幾つかわかれていて、どれに乗ったものやら、ちと面倒だった。
道後温泉行きを選ぶ。
19時半ぐらいなのに、まだほんのり明るいのは、西の地域だからだろうか。
一昨年、博多球で試合やったときも、19時キックオフで、後半にならないと暗くならなかったものね。
そういや、愛媛ぐらいになると、九州が近いわけだ。

一律150円の運賃のわりには、後払い。
新旧車両が交わる。
バリアフリーの世の中で、身障者の方々にもちんちん電車が乗れるようにするのは大事だから仕方ない。
そしてホテルの前で降りて、二日目は終了となるのでした。
いよいよ愛媛県松山市に入り、お遍路の巡礼も本格的にスタートされました。

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お遍路の巡礼 その3 ~桃太郎に吉備団子~

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二日目、日曜日はいよいよ四国入りです。
一日目にぷらっと玉ちゃんで神戸入りし、ホムスタでヴィッセル戦も観て、まずまず。
ただ、全然眠れずに疲労感があるのと、食生活が貧しいのが難点。
朝はつらかったが、なんとか踏ん張って起き上がり、三ノ宮駅へ向かう。

三ノ宮駅では快速の下り電車に乗った。
そしたら途中で新快速に追い抜かれた……。
快速>新快速だと思ってましたよ。
車内の路線図を見たら、快速だと姫路から先、鈍行になっていた。
なんてこったい。

仕方なくさらに後から来た新快速へ乗り換える。
相生で山陽本線に乗り換えるのだが、なかなか電車が来ない。30分ぐらいロス。
山陽本線だからデラックスな電車かと思ったら、たった三車両で結構混んでる。

静岡走ってる東海道線と同じだね。
東京~平塚までは12車両とかだけど、静岡県内は三車両が当たり前よ。
結局、三時間かかって岡山駅に到着。
実は新幹線使えば、神戸~岡山が30分なんだけど、特急代をついけちってもうたわ。

岡山駅に近づく頃には、車内にファジアーノ岡山のTシャツを着た子供や大人をちらほら見かけた。
ヴィッセルと同じ朱色がチームカラー。
岡山駅で降りると、コインロッカーを探した。
わざわざ一階へ降りてみると、ICカード専用のロッカーで現金使えない!
ちくしょう!

仕方なく別のところを探すと、灯台下暗しで、通り過ぎた新幹線改札横にあった。
ところがまたアクシデント。
高い位置のロッカーだったが、荷物を入れてるとき、袋を落としてしまい、衣類が下にばさーっと落ちて散らばった。
たくさん人いるから恥ずかしいし、悲惨。
これが岡山ですか。

さすが桃太郎の国。
桃太郎は飢えている民を集め、吉備団子を恵んでやるだけで家来にし、しかも人間として扱わず、畜生扱いした。
そして船旅で異国へ行き、赤ら顔の白人や青褪めた顔の白人を暴力で屈させ、ありったけの財宝を巻き上げた。
さらには美しい女性まで拉致して帰国。
あまりのひどさに桃太郎の親達は、あの子は私達の子ではない、川から流れてきた桃から生まれた赤の他人ですよ、と嘘ぶく始末。

とにかく荷物を片付けて、西口から出た。
西口は工事中で、渡り廊下を進むと、NHK岡山まで行ってしまい、NHK岡山から地面へエスカレーターで降りた。
すると片側二車線の大通りになっていて、あとはそこを歩くだけ。

スタジアムのある運動公園に入ると、有森裕子像がお出迎え。
がぶがぶがぶ~
オフィシャルでは徒歩7分ですが、15分は歩いたわ。
桃太郎スタジアムに着く頃には、炎天下を歩いてきたのでくたくた。
路線バスで着てる人もいたわ。

桃太郎アリーナではチアリーディング選手権をやっていて、ついそちらを観に行こうとするも、初心を貫き、桃太郎スタジアムへ。

当日券1000円を購入。
当日券しかないのだ。JFLだもの。

子供達はみなドリームパスというのを首から提げていたが、これは子供が全員無料で、登録すると誰でも貰えるのでした。
そのあたりで子供連れのファミリー人気があるのかも。

実は俺はJFLの開催試合を観るのが初めて。
こんなにたくさんサッカーの試合を観てきているのにね。

桃太郎スタジアムは全席自由でして、メインスタンドの中央上段がスポンサー席になっている以外は、どこにいてもいい感じ。
信じられない暑さで、激しい日光が照りつける。

メインスタンドの前列に座ると、座席がちんちんに熱くて鉄板みたいだ。
すぐ腰を上げた。
かなわん。ヤケドする。
そこはすでに日陰になってたのに。たぶんちょっと前まで日が当たっていたのだろう。

よって後列に上がっていき座る。
そしたら今度は座席は大丈夫だったが、風がまったく通らなくてサウナみたい。
むっと暑い。
なんじゃこの蒸し風呂地獄は。
そういや神戸のホムスタは、ほぼエアコン状態で、ジェット気流の送風口から風が客席を流れていたなあ。
あんな金かかるシステム、あるわけない。
桃太郎はどこ行ってもつらいのね。

7月に13時開催は無理ですよ、岡山さん。
陸上競技場ながら、インフラ的に結構上等なスタジアムだと思うのだが、ただ瀬戸内の暑さで、7月の13時はねえべ。
一番温度が上がる14時またぎですよ。
選手も観客も死ぬ。

それでもサポーター達はバックスタンド応援していて、頭が下がる。

ゴール裏は通路としてしか機能してなかった。
まっ平らだし段差もないところが大半なので、見物できるとこじゃないな。

暑さを除けば、メインスタンドはとてもグッドでしたよ。
傾斜はかなりきつい。
全席個別だし、席間隔もあり、大半が背もたれつき。
そしてピッチがわりと近い。

陸上トラック9レーンの外側に走り幅跳び場があるのが通例ですが、その走り幅跳び場から10メートル以上話して、客席が始まるのが普通の陸スタ。
でもここは、客席と走り幅跳び場がぴったりくっついてた。
そして客席には嵩上げがあるので、結果、走り幅跳び場が死角になって見えない。

これはもう、サッカーのために客席作ってるやね。
実際、走り幅跳びを観るでも、陸上大会なら最前列だけで足りるしね。
最前列から真下を覗けばええのです。

バックスタンドは嵩上げがあるものの、傾斜はゆるい。
西京極のバックスタンドに嵩上げつけた感じ。
嵩上げのぶん、悲惨じゃないけど、やっぱバクスタはゆるゆるなんですねえ。

まあ、メインとバックだけで個別シート2万席近くあるみたいだし、ゴール裏はなんも造らんでええっしょ。
クルバ応援したほうが、サポも試合が観られてええですよ。

本当はもっと積極的に写真をとっていこうと思ってたけど、余りの暑さに、試合中はメインの上段でじっくり試合観てた。
アウェイ寄りの中央から少し離れたぐらいが、ガキも少なくて、上品な大人が多くて、まったり観戦にはもってこいだった。

ゴール裏の芝生は傾斜ゼロなので、最前列しかピッチが見えず、通路でしかないです。
本当はレベルの低いサッカーを、遠めに眺めるのは好きじゃないのだけど、前列は鉄板あつあつ座席なので無理です。
大島翼がファジアーノにいるんだね。
命名された通り、サッカーやってますが、まだJリーグは遠いようで。

今のところ動員はまずまず。
J2で負けっぱなしになっても減りませんように。
一応、試合中も一回りだけしたんだけど、バックスタンド上段で上半身裸になって観戦していた若い男。
本人がたぶん気づいていないのだろうけど、両肩に30ぐらいの水ぶくれができていた。
あれはやばいよ。
ぞっとした。

日焼けのヤケドってそのときは気づかない。
あとに時間をかけてひどくなっていく。
まるで紋章が入ったような、あの両肩の水ぶくれ塗れは忘れられない。
試合はファジアーノ圧勝。5-1とお祭でした。
JFLでの連勝は夢心地かもしれないが、J2の現実は厳しいぞ。

ただ、ちと気になったのは、スタジアムMCの人が、スピーカーの大音声を使って、試合中に客を誘導しすぎ。
前に北朝鮮がワールドカップ予選で問題になったけど、あれに似たような感じで、試合中、ばんばん岡山選手を応援する。
こんなのありかよと驚いた。

さて、試合が15時に終わり、岡山駅に戻った俺は、コインロッカーから荷物を引き取り、いよいよ四国入りとなるのでした。

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