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2007年12月23日 - 2007年12月29日

2007年12月28日 (金)

TASAKI×アイナック  西が丘

女子サッカーと男子サッカーの大きな違い  西が丘で生観戦して

二試合目のタサキとアイナックの試合は、おもにメインスタンドで見ていたのですが、目の前で衝撃的なプレイがありました。
アイナックの選手が思い切り蹴ったボールが、至近距離でタサキの11番の選手の股間にどかーんとぶつかった。
俺はその瞬間、あちゃーっと肝を冷やした。
こりゃ、タサキの11番はぶっ倒れて、口から泡吹いてノックアウトだ。
死亡だよ。
間違いない。
……ところがです!!!
そのタサキの11番はなんと股間で、その強烈なボールをトラップしたんです。
そして足元にボールを落とし、即座に見方にパス。
信じられないプレイだ。
  
そうなんだ。女子サッカーには金的がない。
男だったら、股間に強烈なボールを食らえば、死にますよ。
金玉ぶつけられて、意識失いますって。
すごい衝撃だもの。
 
だから女子サッカー選手は股間でトラップできる。
それから集中して女子サッカー選手のトラップを見ていたんだけど、多くの選手が胸トラップ同様に、股間トラップを流暢にこなすんですよ。
腹と違って、それほど痛みもないんでしょうね。
骨がしっかりあるわけだし。
そりゃ胸トラップの頻度に比べれば少ないけど、結構普通にやってますよ、股間トラップ。

あとゴール近くのフリーキックのときも、壁になってる選手が股間をげんこつでガードしないね。
男子だったら、キッカーの前に立つ壁の選手は、がっちり股間を手のげんこつでガードするもの。
あれがないんだよな。
女子サッカーだと。
股間?
当てれば、勝手に?
てなもんだ。

これが男子サッカーと女子サッカーの違いです。
こういうのはテレビで観てればわかるものだと思ってたけど、実際、西が丘で生観戦するまで、一度も気づきませんでした。
30歳過ぎてから、ものごとを発見したの初めてかも。これが。

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日テレベレーザ×浦和レッズレディース  西が丘

一試合目の日テレと浦和レディの試合。
日テレ側のゴール裏には合計20人ぐらいのベレーザサポーターが集結してました。
まあみんな着てるのは、ヴェルディのレプリカでしたが……
でね、コールリーダー中心に固まってる、その20人はわりと普通なんですよ。
全員で一生懸命声を出して応援ソングを歌い、太鼓を叩いて。
客がいないから、音を吸わなくて、声もとても響く。すごく良い感じだった。
  
でね、その隣に三十代ぐらいの夫婦がいるんですよ。
固まってるベレーザサポーターから三メートルぐらい離れて。
二人は一切、声を出さない。サイレント。
だが旗を90分間、エンドレスで、まったく一度も休まずに振り続けてました。
その振り方がまた中途半端な感じで。
たまに振るのを休むときも、大工が木材運ぶみたいに、旗は上に掲げたままで。
あれは本当にわが道を行くといった感じで、俺はびっくら面くらいました。
固まって必死に声を出して応援しているベレーザサポーター達も、あの夫婦はちょっと……みたいな感じで、特に干渉なし。

夫婦は無言のままとにかく旗を振り続ける。
それもなんかこう、たらたら~っとした感じで。
ああ、そうか、これが二人の世界なんだなと。
これぐらいわが道を進むべきなんだと。
たぶんヴェルディの試合に行っても、あの二人はいるのかな。
周りからどう思われようが、自分達の道を進む。
これができそうで、なかなかできない。

俺にできないことをあっさり90分間やり続けたあの夫婦。
二人の世界。
確固な世界。
たいしたもんだ。
他のベレーザサポの熱心な応援とは、まったく関係無しの夫婦の生きる道。
すげえ。
マジで、もう心臓鷲?みにされた感じ。
あっぱれだよ。
俺も自分の世界を造りたい。他人にどう見られようが、決して揺るがないものを。
あの夫婦にできて、俺にできないことはないじゃないか。
俺は他人の目を気にしてばかりだ。情けない。
      

西が丘で女子サッカー準決勝

西が丘に行くのは初めてでした。
十条駅で降りたのも初めて。
池袋から二駅目なのですが、雰囲気が落ち着いていて、年寄り多いっすね。
駅舎がアルファベットで駅名書いてありますよ。
NOWいね!

十条駅からは結構歩いたな。20分ぐらい。
一本道だから迷いようがないのだが。一行に着かない不安はあった。
環七を超えたらすぐだった。

こじんまりしたサッカー専用スタジアムでした。
でもね、こじんまりしたサッカー専用スタジアムだと、ピッチと客席の距離がべったりくっついてるとこが多いのだけど、西が丘は充分離れていた。
大規模なスタジアムと同じぐらい。
神戸ウィングなみかな。埼玉スタほどではないけど。
でもね、それで良いんじゃないかと。

客席の傾斜はゆるいんですよ。だからあんまりピッチが近すぎると手前が見えないからね。
本当は客席の傾斜がきつくて、ピッチと客席が近ければ言うことなしだけど。
日立台の客席と同じだと思った。ベンチシートの感じも、傾斜のゆるさも。
日立台だと手前が観づらい。だが西が丘ならピッチと客席に充分距離がとってあるので、大丈夫。
世の中、見えないのが一番駄目だから。最善じゃあないけど、このぐらい客席とピッチの距離が空いてて、ありだよ。

前の方に座ってる人だけが楽しめるんじゃなく、スタジアムの一番後ろの一番はしっこの席に座ってる人でも満足できるスタジアムがベストだから。
3万席以上のスタジアムになれば、そりゃあある程度ピッチと客席の距離を開けなきゃいけないものね。
西が丘は9000席しかないんだけど、客席の傾斜のゆるさを、巨大スタジアムなみのピッチと客席の距離で補う。
ええんやないでしょうか。見えないのが一番駄目ですって。まずは見えるように。

陸上競技場だと陸上トラック何に芝生を収めなきゃいけないから、ラインを超えたあとの余白がないわけですよ。
それがこの西が丘なら、ラインの外にまだ数メートル分の天然芝が続いている。
これは日本平や日立台にないサービス。
選手にとっては、外に吹き飛ぶこともあるだろうし、ありがたいやろうね。
だから西が丘のほうが、よりサッカー専用スタジアムだといえるかもしれない。

座席はメインスタンドの真ん中だけ個別シートでした。
ちょこっとだけ背もたれがある。
このちょこっとだけ背もたれってのは、最近の流行なんですかね。
国立でも見かけます。
でもって、その真ん中だけは関係者席になっとるわ。
しかも関係者誰も来ないから、がらがらのまんま。もったいない。

バックスタンドはメインスタンドとそっくりですよ。
記者ブースがないだけで。
ただ西日がきついきつい。
日向が良いのだけど、西日はちと遠慮したい。
バックスタンドからも見てみたんだけど、眩しくて白茶けてピッチが見えるんだよね。

ゴール裏はオールスタンディング。
アウェイ側のゴール裏は普通なもんですよ。
どこにでもあるゴール裏。
観客動員が5000人ぐらい入ったという発表なんだけど、9000人のスタジアムで埋まり具合を見るに、1000人ぐらいしか来てねえんじゃねえの?
俺の実感として。
だって、メインもバックもゴール裏もがらがらよ。
でもって、ホームゴール裏に秘密がある。

なんと西が丘はホームゴール裏の客席下に、選手のロッカールームがあるのだった。
普通はメインスタンドの客席下にあるよね。
西が丘はメインスタンドもバックスタンドもただの座席があるだけで、客席下の構造がないのですよ。
そんでホームゴール裏が嵩上げされていて、半地下構造でロッカールームや、スタッフルームや、いわゆる普通のスタジアムでメインスタンドの客席下にあるようなものが揃っていると。
これには俺は斬新さを感じたね。

ハーフタイムを終えてホームゴール裏の下から出てくるタサキの選手達。
そこにロッカールームがあるんかい!という。
俺的に爆笑でした。
いや、そりゃさあ、日本平でも一階ゴール裏の客席下にいろいろあったりするだろうけど、でもこの半地下構造がいいじゃない。
メインスタンドから見て、ホームゴール裏の下の半地下のロッカールーム。
メインスタンドにはなんにもないぜ。ホームゴール裏の客席下にだけ、半地下構造のこれがるのです。
審判が前半終了、と合図すると、みんなベンチに戻ってこず、ホームゴール裏に直行するという。
いやあ、斬新だ。俺は感動した。

試合は一試合目がベレーザ3-0浦和レディ、二試合目がタサキ2-1アイナックでした。
アイナックのフリーキック、俊輔ばりにどっすんとゴールに突き刺さりびっくり。
アイナックサポーター二人だけだった。
でも弾幕はたくさん張ってた。
たった二人だけでサポートするってのも凄いもんです。
女子サッカー界ですべてのチームが参加して、その準決勝ですぜ。
あの二人は最高の二人だよ。俺はあの二人に3位のメダルをプレゼントしてやりたかったです。

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