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2007年12月9日 - 2007年12月15日

2007年12月13日 (木)

攻殻機動隊

映画はずっと前に観て、で、最近ツタヤで借り直して、攻殻機動隊とイノセンスを観たりして。
で、今更ながら、漫画の単行本を1,2巻買いました。
どちらも分厚いんですよ、350ページぐらいずつあって。
そんで半分以上がカラーページだし。
  
映画だと、非常にスマートにまとめすぎていて、綺麗なんだけど、わからない点が山ほどある。
それが原作コミックだと、文字の説明が山ほどたくさんありまして、いったい映画で登場人物たちが話していた内容は、何を意味していたのかと、よくわかりました。
解説本のようでもあった。
漫画として、あまり躍動感はないです。
全然ページを捲っていけないし。
漫画なのに文字数、文章が多すぎ。
欄外の説明もたっぷりあるし。
絵自体は美しいです。
2巻はパソコンで描いたCGみたいなグラフィックだし。
主人公である草薙少佐のヌードも、映画以上に多いしね。
 
 
映画は格好つけすぎなのかも。
押井守監督の美学で。
漫画はもっと俗っぽい。
 
とどのつまり、内容としては、1巻に載っているのが、映画化された攻殻機動隊とイノセンスだわね。
2巻はこの漫画をもとに造られたマトリックス三部作に内容が近い。
マトリックスがぱくったのだろうけど。順序としては。
 
  
脳だけを残したアンドロイド人間ばかりが増えてきた近未来。
脳を直接ネットにつなげるし、機械の体は運動能力も格段なもの。
脳をネットにつなぐから、他人が自分の脳に入ってきてしまうこともある。
このあたりの価値観は、映画ニルヴァーナでも表現されていたもの。
 
でもわりと攻殻機動隊の内容は、京極夏彦が提唱する世界に近い。
脳は体全体を反映するパソコンでしかないから、ソフトを入れないことには脳は意味がないと。
脳を機械につないだところで、その機械の感情が脳に反映されるだけであると。
攻殻機動隊では、そこにもう少し踏み込んで、脳だって体中に張り巡らされている神経と同じものであり、神経の集まりであるだけだと。
だから腕や脚を機械化した時点で、どんどん前の自分は失われていくと。
じゃあ何をもってして人間なのか。
それがゴースト。
ゴースト・イン・ザ・シェル。
意識でもあり、ゴーストである。
人間にはゴーストがある。
それが純粋なるAIのアンドロイドとの差。
 
 
そういう定義ばかりが延々と解説されていく漫画でもある。
人形遣い事件ですとか、まあそういう漫画のストーリー内容は希薄かもね。
映画イノセンスのもとになった1巻の話、あるメーカーのAIアンドロイドがとても性能優秀で売れていると。
その秘密は、生身の人間、少女をたくさん誘拐して、彼女達のゴーストをアンドロイドにコピーしていたと。
彼女達は死亡。
そんな事件だったが、2巻で話題になるのも、同じような事件。
臓器移植用に、自分の遺伝子をブタに移して、臓器提供用のブタをたくさん飼育する会社があると。
そのブタの性能をあげるために、拉致した人間の脳をブタに入れてしまうと。
これはヒトブタだったのが、ブタヒトになる。
それらのブタはすでに人間扱いされるべきだし、犯罪であると。
 
まあ話がこんがらがってくるのも、攻殻機動隊ならでは。
 
インターネットがなければ、攻殻機動隊の世界も、マトリックスの世界も存在しなかったんだわね。
俺のブログでやってるような、文章や写真の掲載。
これは世界中どこからでも観られる。
こんな特権が、俺がガキの頃にはまだなかったわけだし。
これから生まれてくる子供達にとっては当たり前なのだし。
一部のマスメディアだけの特権だったのが、どんな些細なニュースであれ、誰にでも届くようになった。
個人発信がいくらでもできる。
 
 
攻殻機動隊の設定は2030年代ですから、その頃にそこまで進歩するのかどうか。
まったくわからんですよ。
とりあえずは義手や義足を必要としている障害者の方々が、まったく不自由なく使えるレベルのものを開発できるかどうか。
まずはそこから。
  
  
情報量が多くて、1,2巻とも読み応えがあった。
大変だったし。
読むのすげえ苦労。
本当にこれ漫画かよ。

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ACミラン1-0浦和レッズ 横国

後半ロスタイム、最後をシュートで終われたら良かったのにね。
キャプテン山田のマイナスパスが繋がらず試合終了。
ついテレビを見ながら、「なんじゃそりゃ!」とつっこんでしまいました。
せっかく魅力的なビルドアップだったのに。
ワシントンが渾身のプレイで、ACミランの選手三人に囲まれてもキープしたボールだったのに。
試合直後のインタビューで、カカの口から「浦和」と出たのはなんだか誇らしいものだった。
NHK-BSのJリーグ中継が激減してしまい、俺みたいな人間はスカパーで全試合見られるけど、一般の日本人がJリーグをテレビで観る機会が、今年からなくなってしまったんだよね。
そんな中、浦和レッズというJリーグのチームが、ゴールデンタイムに全国ネットで試合を放送されると。
一部の人達のものになってしまっている、閉塞感のあるJリーグだっただけに、Jリーグチームがテレビの地上波で夜に観られるのは良かった。
浦和のサポーターは2F席に集まってましたが、日産スタジアムの2F席で、最前部の壁に跨いでいるのは、ずいぶん度胸があることで。
俺も1Fの壁なら跨いでみたことがあるけど、あれでも溝が深くて怖かった。
日産スタジアムの2Fから落ちたら死ぬだろうし、下の客も死ぬだろうし、いやあ、なかなかやりますな。
浦和レッズサポーター。
あとは決勝戦の前座試合があって、アフリカのチームと3位を争うわけですな。
ぶっちゃけ、俺はACミランといっても、カカとガットゥーゾとジダしかわかりません。
あとは名前を聞いたことがあるなあって選手ばかり。
ワシントンが試合後にカカとユニフォームを交換していて、最初からそれは狙っていたのだろうなあという気もしたし、交換したのがアウェイユニというのもなんじゃなあと思った。
浦和はホームユニなのだが、ACミランの真っ白なアウェイユニに気を使ってか、パンツがいつもの白ではなく、黒だった。
赤黒、おやこれはACミラン。
でも上半身赤で下半身黒だったレッズ。
まあ赤黒といえばコンサドーレ札幌J1昇格ってことで、胸スポンサーもニトリがついて心配なし。
清水の胸スポは来年こそ獲得なるのでしょうか。
おやすみ。

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2007年12月12日 (水)

2008年のJリーグ

▽J1   ▽J2
札 幌   山 形
鹿 島   仙 台
 柏    草 津
千 葉   水 戸
大 宮   横浜C
浦 和   湘 南
F東京   甲 府
東京V   岐 阜
川 崎   C大阪
横浜M   広 島
清 水   徳 島
磐 田   愛 媛
新 潟   福 岡
名古屋   鳥 栖
京 都   熊 本
G大阪
神 戸
大 分
2008年のJリーグはこの33チームで運営することが決定。

徐々にJ2が増えてきました。

あと3チームは楽勝で入れるし、あと3チーム入るまでは、どんなに弱くてもへっちゃら。

降格ないし。

J2にはナビスコカップもなく、代表も関係ないので、J1より多い20チームぐらいあってもいいだろう。

ピラミッド構成で、下部になるほどチーム数が増えるのが順当だと思うし。

だからあと5チームぐらいOKかな。

候補としては、アローズ北陸とYKK APの合併チーム。

アローズ北陸自体、Jリーグ入りを申請してないだけで、今年4位なので資格ありだし。

インフラさえ整っていれば、今年のJリーグ加入も可能だったろうな。

まあそれは、岐阜にしろ熊本にしろ、本当に厳しく指導してきて、運営団体を造らせてきたので、ただ強いだけでは駄目だわな。

2008年のJFLでJリーグ入りを狙っているチーム。

栃木SC、FC刈谷、ガイナーレ鳥取、FC琉球、ファジアーノ岡山、ニューウェーブ北九州、FCmi-oびわこ草津

なんだか中国地方や九州沖縄のチームが多い。

今のJリーグが関東ばかりだし、いいかも。

オリジナル10のうち7チームはJ2降格がなしなのだから、最初の10チームはきちんと素質があったのですね。

J2は岐阜と熊本が入って、下のほうが争いがそれなりに面白くなりそう。

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2007年12月11日 (火)

クラブワールドカップ 豊田スタジアム

名古屋から名鉄で豊田市駅へ。
名古屋駅から知立まで30分、知立から豊田市まで30分といったところ。
知立での乗り換え時間を含めて、一時間強かかった。

まあ、日本全国どこでも同じというか、防災避難用でもある駅前のターミナル。
いま、世田谷の下北沢駅前もこのようなターミナルを作るんだということで、揉めてる。
地権者は土地を買ってもらえて大喜びだが、下北沢のあのペルモ前、駅を出たらすぐに雑然とした界隈になる雰囲気が消滅してしまう。
下北沢の消滅だわな。
寂しいものだ。

豊田市駅から歩いてすぐに川を渡ります。
なんかお洒落な橋やね。
歩道がとても広くてありがたい。

そして橋を渡ると、土手沿いに建てられているのが豊田スタジアム。
河川敷にあるのは、等々力競技場にも似ているが、ここまで川に近いのは珍しい。
リバーサイドスタジアム。
こんな素晴らしい箱物なのに、あんまり使われてないのはもったいない。
愛知グランパスにして、豊田市に完全移転すればいいのに。
瑞穂でやるより、ここでやったほうが名古屋市のサポも喜ぶはず。

豊田スタジアムの前にはファンフェスタと名づけられたイベントスペースがあり、そこには売店が並び、ステージもありました。
そこで時間を潰すことに。

ステージ上でのトロフィーと撮影タイムが終わると、トロフィーは片付けられた。
そして四人組のパフォーマーが登場。
彼らはロナウジーニョなどがやる、リフティング技などをいろいろ演じる集団だそうで。
ラテンの音楽に合わせて、いろいろやってくれてました。
逆立ちをして頭にボールを乗せたり、やべっちFCでトライするような色々な技のオンパレード。
彼らの紆余曲折のサッカー人生であったり、四人のギャラの取り分であったり、そうしたことが見ながら気になったりした。

パフォーマーのショーのあとは、今日の試合の解説者である武田と日テレ女子アナのトークショー。
そういえば、俺はこうしたショーを最前列のど真ん中で、ベンチに座って観てました。
独り者はいつも特等席。
この利益と悲しさよ。
トークショーの終わりには、武田サイン入りグッズが当たる抽選会。
この手の抽選会にときめかない。
二人に一人だって当たらないものだよ。
数百人の中で4,5名しか当たらないなんて、ときめきなし。

トークショーが終わる頃には、すっかり日が暮れて、振り返ればスタジアム前にはクリスマスツリーが。
季節があって、こうした風物詩があるのはいいものだと思います。
それがなきゃ、俺らの人生はだらだら流れすぎる。

輝かしいイルミネーションを抜けて、いざスタジアムへ。
浦和レッズとセパハンの試合が迫ってきたので入場。

    

浦和とセパハンの試合終了後、ワシントンがバックスタンドに挨拶に来たとき、手袋を投げて、俺の隣の席のおっさんがゲットしていた。
うらやましいものだ。

浦和レッズはホームゴール裏もアウェイゴール裏も、両方にサポーターがいた。
アウェイゴール裏が本来アウェイ浦和扱いなので多かったけど、ホームゴール裏側にも浦和サポがたくさんいて、声出しを積極的に行っていた。

選手アップ時は、両方のゴール裏から掛け合いが行われ、片方が「浦和レッズ」とやりだし、やめたあと、今度はもう片方が「浦和レッズ」とやりだし、交互にやりあう姿が印象的だった。

セパハンサポーターはというと、メインスタンドのホーム寄りに固まってました。
ぷーぷーせぱはん!

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豊田スタジアムから帰ってきた

あんまりにも順調な試合で、とてもリラックスして観られました。
まあそれなりにピンチもあったけど、それすら予定調和に見えるほど。
3-0になっちゃ、ごろ~んと観るしかないか。
小野が出てきてから、へなちょこぽんだったが。

バックスタンドの最前列で観られました。
4列目ってチケットにあったので前の方だろうなあと思ったのですが、1,2列目が存在せず、3列目は警備のため使用不可だったので、実質最前列だったのです。
しかも浦和の熱狂的なサポの近くじゃ困るなあと思って、アウェイ側を指定して買ったのに、スタジアムに来て気づいたが、浦和がアウェイ扱いだったのだ。
つうわけで、もろ浦和浦和しちゃう場所でしたが、まあバックスタンドなんでそれなりに。
それにしても豊田スタジアムは屋根が空いていたものの、屋内にいる感じ。
とてもサッカー専用だし、とてもこじんまりしてる。
日本平以上に狭く感じた。
客席の傾斜が壁状態。どんだけ物凄い傾斜なのやら。

一応、4Fの頂上まで上りましたけど、転げ落ちそうで怖い怖い。
黒川紀章さんの立派な遺作です。
あなたが設計したスタジアムは日本一、フットボールファン全員の賞賛の的です。
初めて豊田スタジアムに来られて感無量。

ああ、浦和とセパハンの試合ねえ。
うん、埼玉スタジアムと違って、最前列だから凄く間近でよかったわ。
溝もないし、無駄な距離もないから。当たり前ですけど。
何度も目の前を相馬がフリーランニングしては無視されて可哀想やった。

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2007年12月10日 (月)

京都サンガが入替戦を征しJ1昇格

広島での入れ替え戦当日。
広島駅前のホテルに泊まっている俺は、広島駅からJRで隣の横川駅へ向かうことに。
すると広島駅の改札前では大勢の人々が困惑気味に屯。
山陽本線が車両故障で動いていないそうなのです。
電光掲示に示されているのは、すでに来ているべき電車の時刻ばかり。
駅員に聞いたところ、別の路線ならOKだというので、あまり聞いたこともないマイナーな路線の電車に乗車。

横川駅までは、あっという間でした。
本当に広島駅のすぐ隣だね。
運賃も100円ちょっとだし。
この駅前からビッグアーチ行きのシャトルバスが出ているそうなのですが、広島サポらしき人達もあまり見かけず。
さあどうしたもんやら。

駅前のバスターミナルには、サンフレッチェ広島の幟がたくさん立つ。
ここで間違いないはずだが、さてバス乗り場やどこに。
駅から少し離れた通りを渡った先にバス乗り場はありました。
俺のためにバスをとめてくれたのだが、混んでいたので、座っていきたいからいいですと辞退。
粋ではなかったかも。
まあいいや。
そしてバスが出発。

この日のシャトルバスは無料。ありがたい。
バスは有料道路を走る。
ETCもなく、バスの運転手が回数券を渡す様子が新鮮だった。
そして長いトンネルを潜る。
トンネルを出た先はのほほんとした山中にある集落だった。
集落といっても、自然の中に高層マンションがぼんぼんと建つ感じ。
山奥を新しく開発したんでしょうなあ。
周りは坂道ばかりだし、車がないと不便そうなところ。
そしてビッグアーチが見えてきた。

アクセスがとても悪いと聞いていたのだが、そんなことはなく、日本平より楽勝。
日本平と比べれば、どこのスタジアムでも楽勝になっちゃうか。
エコパでもそうだが、こういう人のあまり住んでない山奥に公園があっても、あんま意味ないわなあ。
都会のど真ん中に公園があれば、憩いの場になるのだが。
まあとにかく広島ビッグアーチに到着。
開場の午後一時にはまだ三十分ほど時間があり。
シーズンシートの人らだけは入場中。
日本平もシーズンシート優先してくれないもんですかねえ。

公園入口からスタジアムに続くまでの道には、たくさんの幟が立てられていた。
その幟の一つ一つに多くのメッセージが書かれている。

学校単位の幟が多かった。
そのわりに子供の来場は少なかった気がするが、NHK広島での生放送をしているので、BSのない家庭でもテレビの前でみなサンフレッチェを応援するのだろう。

いよいよビッグアーチ前に到着。
コンクリート打ちっぱなしが格好いい。
天候は快晴。
暖かくてコートが熱い。

入場の待機列はかなりの長さ。
ペットボトルは公式にOKのスタジアム。スタジアム内でも自動販売機があちこちに置かれ、値段も外と同じで買えます。
ヤクザな値段じゃありません。
陸スタをサッカー使用するなら、すべて持ち込みOKで構わんはず。
缶と瓶は移し変えなのだが、それを捨てるための透けた紫のゴミ袋。
やはりどのチームもチームカラーを大事にする。

どちらのチームにも言えることだけど、紫同士ってことで、アウェイの地でも自分とこのチームカラーに染まっているので、プレッシャーをそれほど感じずに済んだのでは。
その点、客入りが倍以上あった広島ビッグアーチに乗り込んだ京都サンガの選手達にメリットが大きい気がする。
スタジアムを埋めた紫色が、なんか自分のとこのサポかと錯覚するから。

この日は全席自由席という活気的な運営だった。
ありそうでないでしょ。
全席自由。
だからシーズンシート購入者だけは先に入場させるという。
5万席の巨大スタジアムが全部自由席って面白い。
大人1000円、子供100円、シャトルバス往復無料。

まあそれでも、急がないで外で休んでいる人達が多いですな。
そんなに焦って入場しなくても、5万席もあるのだからと余裕顔。
なにしろサンフレッチェの普段の動員は1万人割れが多いのですから。

駐車場はぎっしり満車。
スタジアム近くの駐車場だけでなく、周りにもいくらか駐車場がある。

周りも山に囲まれて、自然豊かで暖かでええ気分。
これが入れ替え戦で、第一戦で敗北し、崖っぷち背水の陣でなければ、広島の人達も陽気でいられたのに。

横川駅でなんも買い物をしていかなくて、それでこの山奥のなんもない場所なので、ああ、買い物してくるべきだったと後悔したが、スタジアム内でも自動販売機があるところで助かった。
水さえ飲めれば、あとはなんもいりません。
スタジアムで食わないよ。
清水のゴール裏で応援するときは、ハーフタイムに食べると活力が出ていいのだけど。

年間パスの人らはわりと少なかった。
逆にいえば、年間パス持ってない、それほど激しい情熱は持っていない広島の人達が、サンフレッチェの一大事だとたくさん駆けつけたんだね。

フェイスペイントサイン会なるものが行われていたのだが、これは日本代表の試合で見られるような、綺麗なイラストが張られるものではなく、マジックで適当な加減で頬にサインを書くという、あまりお勧めできない仕上がりのものだった。

どっさり待ってます。
年間パス持ってない烏合の衆。
俺もその一人。

そして午後一時いよいよ入場開始。
年間パスの人らは少なかったので、丁寧に荷物検査をしていたのに、一般客はどさっと雪崩れ込み、もう荷物チェックしてません。
結構いい加減。
せっかく列になって並んでいるのに、警備員が列を仕切っているヒモを切ってしまい、最後はごちゃごちゃになって入場することに。
なんだこの意味のなさ。
隣の列のガキ達が平然と割り込んで隣の列に紛れ、先に行ってしまい、周りは呆れていた。
喧嘩ごとは嫌だし、それだけで一日の気分が悪くなるし、なかなか踏み込めないものです。
彼らのぶんだけ入場が遅れたところでたいしたものでもなし。
だが不公平さはある。
周りは溜め息つくのみよ。

そしてビッグアーチ入場。
メインスタンドのハーフライン延長線上、ど真ん中、来賓席手前の一番後ろの席をゲット。
陸スタはこのぐらい後ろで全体を眺めて楽しむしかないっしょ。
一番前に座ってもなんもわからんままですよ。
俺はスタジアム観戦とは、もう目の前の迫力に押されるべきだって主義だから、こうした頭脳的観戦はあまり興味ないのだけど、陸スタならしょうがなし。
メインスタンドなので、屋根がかぶって日陰にもなり、涼しくていい。
そう、本当に暑かった。

23162人のビッグアーチ いよいよキックオフ

選手入場に際して、広島の武将達が選手をお出迎え。
これこそビクトリーロードとなるのだ。
生き残りをかけた戦い。
これだからプロは面白い。真剣なんだ。生き様なんだ。誰もが必死に戦うのだ。

広島といえば小早川。
戦国武将たちがサンフレッチェ広島の戦士たちを熱く応援。

そして我ら観客はコレオグラフィー。
紫と白の分かれたシンプルなものだけど、そのシンプルさがまた綺麗。
どれぐらい埋まるかと思っていたが、バックスタンドもご覧の通りぎっしり詰まってます。
ビッグアーチがこれだけ埋まるのは珍しいこと。

俺のいるメインスタンド住人もみなボードを掲げます。
こちらから見て白なので、ここは紫エリアです。
2万3千人強の客入りのわりに、5万席のスタジアムがほぼ満席。
これは大半がベンチシートなので、10人がけのところに5人ずつぐらいしか座っていない、ゆとりのおかげだと思う。
埋まった見た目が美しかったのでグッド。

スタジアムはぱっと見、超満員。
たとえ半分の客入りなのかもしれないけど、見た目埋まってりゃ雰囲気抜群。
満員のスタジアムっていいものです。

バックスタンドも試合開始前には大混雑。
広島を応援する人達が最大限集まれば、2万3千人を超えるんだ。
不人気クラブの汚名返上。

午後4時にキックオフした試合。
ハーフタイムの午後五時頃には日が暮れ始め、寒くなってきた。
やはり温暖な広島といえども冬ですから。

タスキを担いで気持ちを一つにする広島サポ。
ただメインスタンドのど真ん中で観戦していた俺の感想からすると、応援の声の大きさは広島と京都がイーブンだった。
そしてどちらも声が小さかったな。
それは屋根がない広大なスタジアム構造のせいでもある。
だけど、国立なんかの決戦と比べると、やはりどちらも声が小さいかな。

それだけ京都のサポーター達が広島へ集結したわけでもある。
一般客の数からいえば、広島が完全にホームだけど、声出しのサポ数は広島と京都がイーブンだった。
そしてどちらも紫のチームカラーなので、ふとどっちのホームなのかわからなくなる。

屋根のあるメインスタンド側は開場後にすぐぎっしりになった。
バックスタンド側まで埋まったのはとても素晴らしい雰囲気となりました。

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2007年12月 9日 (日)

宮島

今日は宮島へ行ってきました。
結構広いですね、宮島。
俺は久しぶりに本州を離れました。
長い階段が続く山道では、20歳未満の者たちは必ず全力でダッシュして駆け上ります。
たいしたもんです。
宮島にカップルで来ると別れるそうですが、カップル多かったですよ。

広島市内を走る路面電車には、サンフレッチェ号があります。
熊達がデザインされている。

ところでこの新型車両、バリアフリーで車椅子の人でも乗れるのが利点。
ですが、他の座席が座りづらい。
細長い電車なのに、さらに通路を広くとっているので、一般客の座る部分がせせこましい。
壁に面した席とかあるし。
さらに、バリアフリーで床が低いため、座席が異常に高く、俺なんかはぎりで足がつくが、多くの女性客が足を浮かせてぶらぶらさせた状態で座っている。
なんだかなあ。

宮島までは広電で一時間ぐらい。
市内の路面はやたらゆっくりにしか走らないので、時間がかかる。
東広島駅からは、路面から普通の線路に変わり、スピードも一気に上がる。
そして揺れや振動も少なくなった。
やはり道路を走るのは、かなりの負担だったようだ。
市内はゆっくりしか走らないのに、激しい振動があったのに、いざ線路を走るようになると、高速でも非常に安定している。

宮島行きは、船の乗車も混みの広電一日フリーパスを購入。
840円。
宮島から帰ってきた船。
まるで集団疎開みたい。

そして船が出港。
JRの船と広電の船の二つがある。
そういえば駅についても、JRと広電で二つに分かれている。
どちらもうちを使ってくれとアピール。
いろいろ縄張り争いあるようで。

そして10分ほどで宮島が近づいてきた。
広電の船は二階建てだが、JRの船は三階建てなんだな。

一階の車両置き場は空いたまま。
車ごと来た人はいませんでした。
宮島上陸です。

宮島ではいたるところに鹿。
求愛行為も見られる。

宮島の象徴たる赤い門。
そこへ行くには、ワカメが繁殖しているぬめったところを歩いていかねばならない。
それでも結構、ハイヒールの女性も関係なく歩いていた。
俺もずかずかと進む。

水面に映った姿が綺麗。
この移りぐらいが混みでの宮島の価値なんだろうな。
一番先端まで歩いてきて撮っているのだが、周りの砂浜はずぶずぶでぐっしょり濡れている。
転倒したり汚れないよう注意。

内陸部へ進む。
階段にも鹿たち。
みな起用に階段を上り下りしてます。

意外なほど旅館等が多い。

この手の場所に観光に来るってのは、まあそりゃ、あらゆる快楽を貪ってきた末の終着駅だな。
   

追伸……

広島ビッグアーチで特徴的だったのは、若い女性の警備員が非常に多かったということ。
割合的に半分以上が若い女性。
みんな黒のブーツを履いて、今にもビリーズブートキャンプできそうな雰囲気。
上着に写真入の名札をつけているのだけど、一人の女性警備員が印象に残った。

写真に写っているのは、セーラー服を着たおかっぱ頭のすっぴん少女。
とても純朴で田舎臭いイメージがある。
ところがその名札をつけている女性といえば、すでに二十歳過ぎでメイクも濃く、髪は肩まで伸びて、金髪に染められていて、ウェーブもかなり強くボリュームがある。

どうにもこうにも名札の写真と本人の今の姿が合っていない。
使用前、使用後みたいな感じだ。
この人物の過去はこうだったのだと周りに知らしめる。

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柏と広島の対応違い

入れ替え戦をホーム&アウェイで観戦したのは2005年以来。
2005年は甲府と柏だった。
二試合目の日立台では、今回の広島とは違った配慮がなされた。
昇格が決まった甲府サポーターは盛り上がりたかったが、たくさんの警備員達が現れ、柏のクラブスタッフが説明し、柏のサポーターを刺激しないため、一切、応援をしたりしないでくれと頼まれた。
甲府サポは実に素直に従った。
みんなJ1昇格で気分が良かったし、柏サポに対する哀れみもあったからだ。
だから選手達が甲府のゴール裏に挨拶に来ることもなかった。
大木監督だけが事情を知らずに来ようとしたが、警備員達にとめられた。
甲府サポは旗を振ることも、弾幕を掲げることも禁止された。
でもみんな幸せだった。
バレーのWハットトリックで圧勝したことも影響しただろう。
90分間が実にお気楽な興奮で包まれたせいもある。
接戦ではなかった。
それだけ柏サポーターを宥めるのに苦慮した柏のフロント。
試合後にはマスコミ対応より先に、真っ先にピッチに登場したクラブ社長。
そして謝罪。
筋が通っている。

それに比べて今回の広島の対応はひどい。
というか、何一つ対応はなかった。
京都サポーターは大歓声で選手や監督を迎え、胴上げ。
その胴上げはいつまでも続いた。
京都サポーター達の応援は試合後も鳴り止まない。

長く続いたそれらがひと段落した頃、極めつけは、ビッグフラッグをなぜ今更とばかり再び広げた。
これは京都サポを激しく刺激した。
もっともこれは畳むために広げたことが後に判明したが、だがコンコースに出してやるべき行為だ。

そして広島の社長はマスコミ対応に追われて、一向に広島サポーター前に姿を見せなかった。
サポーターと記者とどっちが大事なんだと、広島サポーターは怒り狂った。
こんなにひどい状況にする必要はなかった。
柏のフロントが日立台で見せた最善の対応と比べ、今回の広島はひどいものだ。

じゃあ、試合前から負けを想定しろというのかと言われるかもしれないが、運営側は最悪の事態を考えて、ビン缶の持込を禁止したりもするのであるし、降格したときのことも配慮すべきだった。
京都サポは気持ちよかったでしょう。
あんだけアウェイの地で好き放題やらせてもらえたんだから。

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最後までわからなかった 入れ替え戦

0-0のスコアレスドローが後半ロスタイムまで続いていた。
どちらも一点をとった方がJ1という状況になった。
だから最後の最後の最後までわからなかった。
後半ロスタイムに広島のシュートがポストにあたり、あれが最後のチャンスとなった。

あれが入っていればとは俺は思わない。
なぜなら京都も同様のバーやポスト命中のシュートをこの試合では放っていたからだ。
たらればは無用。
長いリーグ戦を戦い抜いた後の入れ替え戦なのだ。

明らかになってきたのは、J2上位の実力はJ1下位よりも高いということだ。
もう一つ枠を増やし、仙台と大宮のプレーオフがあったなら、間違いなく仙台が勝利しただろう。
来年からJ2は15チームになる。

自動入れ替えは2チームずつにするも、プレーオフは+2チームずつといったぐらいに、拡大したほうが、実力的にフェアかもしれない。
運が良いとか悪いではなく、二戦とも京都が実力のあるところをしっかり見せた。
最後に秋田を投入するあたりが唯一の加藤監督采配だったと思う。
気持ちだけで最後を乗り切るのだから、気持ちの充実が良かっただろう。

後半ロスタイム、広島の放り込みは功を奏し、ポスト直撃のシュートを生んだが、前にも述べたとおり、京都の方こそバーやポスト直撃弾を繰り返していた。
前半に下田のビッグセーブがあって失点を逃れたが、あれはもう京都が決めておかしくなかった。
やはり実力に差がありすぎた。
入れ替え戦は三年連続してJ2側が勝利を収めている。

J2自体、上位と下位がくっきりわかれてしまっているリーグだけに、J2のレベルが高いとは到底いえないが、J2上位7クラブの実力は、J1下位クラブを上回るものがある。
ホテルのロビーにあった今朝のスポーツ新聞を読むと、佐藤寿人の残留宣言と、選手達への説得宣言が書かれていた。
佐藤勇人も観戦に来ていたこの試合。
試合前、メインスタンドで関係者席がわからずに、込み合う一般通路を右往左往する勇人に、客達は沸いた。

試合後の電車では、女子高生二人が希望について語っていて、浦和ですらお荷物だったのだから、と将来サンフレッチェが躍進するのを期待していた。
広島という地方都市に、広島カープがあるのに、あえてサンフレッチェを応援する人達。
静岡在住者の俺みたいな人間と違い、選択肢があるのに、プロ野球のセリーグ球団があるのに、わざわざサンフレッチェを選んだ。

J2は厳しいだろう。
万年次点のベガルタ仙台、J1以外考えられないセレッソ大阪、調子が上向いてきた湘南ベルマーレ、アビスパ福岡も躍起になる、どこも元J1ばかりだ。
サンフレッチェ広島の今後はとても厳しいけど、電車で女子高生二人がすでに希望を語っていたのを耳にして、まだ未来はあるんだと思った。

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清水エスパルス勝利おめでとう 天皇杯

広島ビッグアーチから広島駅へ戻ってきて、南北地下道を歩いていると、向こう側から清水エスパルスのタオマフや旗を持った男性が歩いてきて驚いた。
天皇杯の試合を桃太郎スタジアムで観戦したのだろう。
そのあと広島へやってきたのか。
時間的に入れ替え戦との梯子は無理だ。
いったいどういう事情なのかわからないが、南北地下道のダークな雰囲気で、エスパルスサポーターと擦れ違ったのは驚きだった。
   
桃太郎スタジアムは破天荒な試合になったようで。
2点とったあと、2点追いつかれて90分が終了。
そのあと延長戦で3得点入れて5-2の状態が続いたんだね。
最後に1点かえされて5-3でフィニッシュだったようだが、桃太郎スタジアムへ行った清水サポーター達にとって、非常に喜びに溢れた延長戦だったのでは。
西澤が二得点ということで、天皇杯での活躍が期待できそう。
そろそろスタメンもありかも。
桃太郎スタジアムの動員、5000人からして、清水サポとマリノスサポが苦労して岡山まで行っただけで、ちっとも地元岡山の人達が観戦しに来てないような気がする。
天皇杯の利権といったところか。
チケット代を岡山のサッカー協会に搾取されるだけならたいしたことないが、その二十倍、三十倍以上の交通費や宿泊費をサポーター達はかけているわけで、たまったもんじゃないね。
清水エスパルスおめでとう。
次は長居でガンバ大阪という超アウェイ。
この天皇杯の不公平さはなんだろね。
ガンバもあのきつい、汚い、臭いと3K揃った万博じゃなく、長居が普段から使えたらいいものを。
ホームタウンじゃないだろうから、長居使わないのは筋が通っているが、大阪市がホームタウンでもないのに、ガンバ大阪なのも変な話だな。
県庁所在地が含まれないのに、都道府県名をチーム名にしているのも珍しい。
今年はガンバにアウェイでドロー、ホームで勝利。
だからって、何一つ、次の試合のことはわからない。
ジェジンは消滅し、フェルもいてくれるのかどうか。
とにかくマリノス戦、勝利おめでとう。
他所のブロックでは、愛媛FCやホンダが勝ち進んでいるようだ。
だが天皇杯の波乱もベスト8までというのが相場。
ここから先、ミラクルがありえるのか。

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サンフレッチェ広島J2降格

広島のJ2降格が決定後、ゴール裏のサポーター達は居残り、久保社長を呼んだ。
社長の取り巻きは何を言われても、へらへらと笑い、両手を振った。
社長はサポーターからの激に、子供を相手にするような小馬鹿にした態度をとり、「会社ってのはそういう風にはいかないの」とせせら笑っていた。
どっかの川渕みたいに泣いて済ませるよりも、こうした等身大な態度が、帰りのバスの中で思い出したとき、むしろ正直に思えた。
俺はおまえらのことを見下してますよという姿勢を率直に表す。
とても悲しい光景だった。

広島の降格が決定して、あのフロント達を見るに、清水エスパルスは本当に良かったと胸を撫で下ろす。
それは順位が4位だからとか、そんなことじゃない。
清水エスパルスのフロント、クラブスタッフの姿勢が、サンフレッチェ広島よりも格段に素晴らしく、立派に思えたからだ。
清水エスパルスが好きだということに偽りがなく、積極的にサポーターと関わっていこうという態度だ。
清水の当たり前が広島にはない。

広島のフロントも色々考え、実行してきたのだろう。
だが実際、サポーターとどれだけ渡り合えるかとなると、とてつもない大きな壁があった。
経営者であるが、仲間ではない。
デオデオという家電量販店であるので、客へのサービスということではノウハウがあり、選手のファンサービスや試合運営に力を入れてきた経緯はあるのだろう。
だがサポーター達とどれだけ一体感を得ているのか、そこに積極的に交わろうとしているのか、そうしたことを考えるに、断然があるといわざるをえない。

フロント側とサポーター側は大きな溝があって違うんだという態度。
それがあのゴール裏サポーター達を子ども扱いする、お茶らけたフロント達の行動に出た。
彼らには、自分達は必死になってやってきたし、今回の入れ替え戦についても、集客努力を怠らず、京都よりもたくさんの労力を費やしてきたという自負があるはずだ。
だがそうじゃない。
フロントもサポーターも同じサンフレッチェ広島の一員であり仲間なんだ、対等なんだという意識。
その意識がまるでない。
根本が捻じ曲がっていて、サポーターとフロントのやり取りは成り立たない。
ねじれの位置にある。

デオデオがサンフレッチェ広島を率いて、どれぐらいの年月になるのか俺は知らないが、サポーターと一緒になって戦うことの意味が、そろそろわからなくてはいけない。
金や労力だけでない、意識の問題。
フロントとサポーターは敵じゃないはずだ。
Jリーグのフロントが平謝りしたり、社交辞令の態度をとったりするのを、これまで見てきたが、今回のように、へらへらと笑い、子ども扱いして馬鹿にする態度をとったフロントを見たのは初めてだった。
お願いだから、敵であってほしくない。
絶対に仲間であるはずじゃないか。

久保社長の発言には驚かされる。
「君達が今日来てくれたことには感謝する。それはどうもありがとう。だが……」
まるで客と店員だ。断絶だ。一緒に戦ってきた仲間じゃないのか。
サポーターは自分達のチームだと思っているから、感謝される筋合いもないし、「だが……」のあとに続いた他人行儀な言葉の数々に怒りを覚えただろう。
サンフレッチェ広島はデオデオの持ち物でしかないのか。
サポーターはデオデオサッカー部を応援しに来た、物好きな連中でしかないのか。
彼らがなんでうちの会社のサッカー部を、社員でもないのに熱心に応援してくれるのかはわからないが、とりあえずありがとう。
だがそれ以上のことは困る。
そんな態度しか見えてこない。

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