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2007年4月8日 - 2007年4月14日

2007年4月12日 (木)

ナビスコカップ  清水エスパルス×柏レイソル  日本平

早くも三度目の柏との対戦。
過去二度とも清水は負けました。
リーグ戦を頑張ればいいのであって、ナビスコなんて……と力が入らない部分もあるけれど、俺は日本平へ向かった。
なぜならフォトパルスに当選していたからだ。
フォトパルスとは試合開始前に選手達と記念撮影をするサービスだす。
  
  
昼飯は河岸の市に行こうと思っていたら、水曜日が定休日。
がっくし。
しょうがないので隣の1380円食い放題へ。
すでに時間が遅かったので、寿司は並んでおらず、注文制度だった。
頼めば座席までもってきてくれる。
10貫ほど一気に頼んだら、運ばれてきた皿がでかかったのだが、回転寿司の皿をそのまま大きくした絵柄と材質だった。
恐ろしく安っぽい。
こんなでかいバージョンもあるんや。
  
がつがつ食いましたよ。
結局、寿司以外あんまないんだよなあ。
しゅうまいとポテトと肉団子をつまんで、パイナップル食うぐらい。
サラダといっても、ツナやポテトサラダなどで、あんま野菜を食えないし。
ソフトクリームでしめて終わり。
  
  
シャトルバス発車まで時間があるので、また路線バスで麓まで行った。
スタジアムに着くと、バックスタンドの入口に並ぶ。
まだ入口前の階段の半分ぐらいまでしか列ができておらず、空いていた。
水を買ってくるのを忘れたことに気づき、荷物は置いたまま、麓の自動販売機までカイザーを三本買ってきた。
そういえば、麓には伊東輝悦後援会の専用駐車場なんてあるんだな。
でもテルの応援チームってゴール裏の前列には見かけないね。
どこに存在するやら。
と思っていたら、サンバの人らが乗った車が、通行証を見せながらそちらに進んでいった。
いろいろ複雑な関係にあるのだろう。
  
  
いざ開場時間が近づくと緊張した。
今回はAゾーンの最前列で見ると決めていたのだ。
ホーム側は狭くてゴール近くになってしまうので、アウェイ側でできるだけハーフライン近くに座りたいと考えていた。
入場するとダッシュ。
幸いアウェイ側にはまだ誰もいない。
なんとか最前列の一番ハーフライン寄りをゲット。

俺が座るや、「お兄さん、何席とるの?」とおっさんがやってきて、その他、たくさんどたばた来まして、一気に前数列が場所取りされていった。
俺は一席で充分です。
タイミング的に紙一重やった。
最初からアウェイ側を狙っておいて良かったな。
開場後、しばらくした。下の写真を見てわかる通り、閑散としている。
だがしかし、座席の表面にはシートが張られているのだ。
いったいシートを張っていた人らはどこへ消えたやら。
結局、場所取っていた人達とは全然別の人らがキックオフ前にぞろぞろやってきた。
色々と協力関係にあるらしい。

フォトパルスが終わり、再入場すると、佐野選手と山本選手が募金箱を持って活動していた。

大変だなあ。
こうしたナビスコの試合で、ふだんのスタメンと入れ替えて、サテライト組の多くがベンチ入りだってするというのに。
そこから漏れただけでなく、コンコースで募金活動。
泣ける、頑張れ!君達はとっても若い!
  
焼き蕎麦屋の隣では、長沢と廣井が募金活動。

廣井って面白いキャラの人間だと、月刊エスパルスでフェルナンジーニョが言っていたな。
岡ちゃんみたいに意図してたまに羽目を外すってわけじゃあなくて、日常的にネジが一本外れたような人間なんだろう。
センターバック王国の清水にあえて来たわけで、高校の後輩の青山がすでにスタメンで、代表でもあるわけで、まあ大変だが、頑張れ!頑張れ!大卒でもまだまだ若い!
   
アウェイ側の席に戻る前に、ちょっとだけホーム側のAゾーンにお邪魔する。
ホーム側でないと、清水の選手の練習を間近で見られないからね。
選手達が試合前の練習をする中で、応援合戦が激しい。

そういえば、今日は入場者数が7000人ちょっとで、少なかったですな。
まあ平日ナビスコとなれば、こんなもんか。
空いてるスタジアム。
ピッチと客席の間。日本平はその隙間が狭いのですが、そこにやってきたのがオレンジウェーブ。
バックスタンドは声は出てないけど、手拍子はする感じ。

コールリーダーのトラメガは結構響いていて、バックスタンドにもバッチリ声が届いていた。
選手コールがされていく。
効果的だなと思ったのは、矢島コール。
ヤジマを連呼していくだけなんだけど、音圧が大きかった。
威勢が良い。
駄目だなあと思ったのは、青山の歌。
低調で、何言ってるか、歌詞を知ってる俺ですら判別できないくらいで、もぞもぞと呻きになっている。
本人は自分の応援だとわかってるんだろうか。ちょっと不安だな。

はたから清水のゴール裏を見ていて、華があるなあと思うのは、レレオかな。
やってる側からすると、大した動きでもないのだが、一斉に大勢の手が左右に振られる様子は迫力ある。
タスキエリアは最初すかすかだったけど、徐々に人が増えていき、後半はかなりの盛り上がりだったね。
通路でひときわ高く跳ねているシルエットであれ。
意外と最後尾の辺りでたくさん旗が振られてるんだなあと発見。

試合はアクロバットだった
西澤とフェルナンジーニョがセンターサークルに。キックオフ。

ゴール裏からだと試合の流ればかり把握してしまい、とても玄人的な楽しみかたになるのだけど、バックスタンドからだと、特に最前列ということもあってか、選手達が走りぬける姿、相手と格闘する模様、そうした一つ一つのプレイを楽しんでいくことになる。
青山が相手DFからボールをブロックし続けて、ラインを割らせる力強さ。
市川の上がり。
児玉もこれまで地味な印象しかなかったが、目の前で見ると、一つ一つのプレーで体張って頑張ってるなあ。
タフ。
ゴール裏からだと、悪くいえばフィードとポジショニングだけに目を奪われがちで、純粋な一対一、相手との勝負というサッカーの醍醐味を楽しめないのかも。
児玉と青山の二人がずば抜けて体を張れていて、格闘技を見に来たわけじゃあないんだけど、頼もしさを感じた。

柏の選手でいえば、鈴木達也の機敏さは気になったし、あと蔵川っていう右サイドの選手がかなり激しく攻め込んでいた。
蔵川の威勢については、ゴール裏から見ていたほうが、より脅威に感じたかもね。
李ただなりはよく走ってたけど、そんなに大したことなかった。
まあ代表頑張ってくんさい。

  
バックスタンドの指定席側には、アウェイのツアーバスでいつも最後尾をしめているおばちゃん達がお目に見えした。
バックスタンドで、もろにセンターサークル前の最前列。
あそこの指定席だから、一年中あのポジションで見ているんだなあ。
すげえや。
逆に言えば、アウェイだからってゴール裏来ても、そりゃ応援しないわなあ。
普段からまったり見てるんだから。

  
残念だったのは、やはり予期したとおり、野次があったこと。
背後にいた定年退職した爺さんも、ひときわでかい声で野次っていた。
審判に対するものが多かった。
声を荒げて、怒鳴り口調で、90分間終始、嫌なものだ。
こればっかりはゴール裏以外の場所では付き物なので仕方ない部分もある。
なくなればいいけど、なくならない運命だろうし。
この部分は、熱烈な応援をかもしだしているゴール裏が恋しくなるところだ。
  
ゴール前で選手が相手を振り切って攻める、パスが通る、そうしたプレイの一つ一つに歓声が上がる。
ボールをトラップする、ボールを蹴る、走る、そんな一つ一つが美しい。楽しい。

 
試合は大興奮のままスコアレスドローに終わった。
ゴール裏からだと楽しめてなかった試合かも。
平松が後半途中に退いてから、小雨がぱらつき出した。
その小雨は試合終了する頃にはやんでいて、その後も降らなかった。
その僅かな降り方が天気予報通りだったので、たまには天気予報も当たるものだと感心。
  
柏のゴール裏が試合途中に喧嘩してた。
「立てよ、おい」と前列で揉めて、スペースが空いたり、ゆさぶりが黄色い中で発生していた。

他所のチームのゴール裏を見ると、清水みたいに山ほどたくさんの応援チームがしのぎを削って縄張り争いしてるようなところがなく、纏まってるように思えるんだけどね。
まあいろいろあるんだろう。
  
  
試合終了。
ドローでうなだれる選手達。

ナビスコはまだ可能性がかろうじて残っているものの、ほぼ絶望的になりました。
去年はナビスコなんて捨てろっていう状況なのに、フルメンバーで望んだりしていて、去年のサポ側の要求を受け入れた形での、メンバー落ち状態だと思うんだけどね。
だからこれでいいのだといえば、これでいい。
ただ柏に対して苦手意識ができてしまったなら残念。
柏はなんとしても、アウェイ日立台のリーグ戦でけりをつけたい。

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2007年4月 9日 (月)

清水エスパルス×大分トリニータ  日本平

キックオフまで
今回のパルちゃんショーは久しぶりにウケた。
亡くなられた植木等のスーダラ節。

哀愁漂うも、パルちゃん達の平泳ぎパフォに笑い。
す~いす~い、す~だらだった、すらすらすいすいすい♪
楽しくいくのがいい。陽気に。
それが歌に対するリスペクト。
  
大分サポはさすがに少なかった。
アウェイサポエリアはがらがら。

というか、スタジアムが全体的にがらがら。
これは大丈夫だろうかと心配になる。
幸い、キックオフ直前になって、どどど~っと人が増えて1万3千人超えだったが、本当、全然人気がなかった。
あの開幕戦の満員はなんだったんだろうか。
みんな開幕戦だけ来ただけなの~。

空いてるなあ。
これはもう、圧倒的な声援で清水のプレイヤー達を応援するしかない。
大分はたぶん、ホームだとほとんどアウェイサポが来ないだろうから、ホーム天下だろうし、アウェイだと全然サポ集まらなくて辛いかも。
両極端になるわな。
清水は関東の試合なら、ホームまでとはいかずとも、しっかり応援できる牙城を造れる。
  
トリニータ選手を乗せたバスが来た。
なんとトリニータのマジバスじゃあないか。

静鉄バスじゃあない。
たいてい静鉄バスで来るアウェイチームが多いんですよ。
選手達がトリバスで清水まで来るわけないし、たぶんスタジアム入りのために、バスだけ走らせて、ホテルまで持ってきたんだろうな。
大分のことだから、たぶん他のすべての相手に対しても、同様のことをしてそう。
ご苦労様です。
それにしても、一列三席って清水のバスぐらいだ。
絶対それが一番楽だと思うんだけどな。
まあ長距離をバスで移動するなら、一人二席とかになるのだろうけど、それでもリラックスできないもんよ。
個別シートのリラックス加減には叶わない。
  
そんなこんなでキックオフが近づいてくる。
試合前の練習中、応援しているときからそうだったんだけど、客席を覆いつくすビッグフラッグのことで揉めてたね。
いったい何が問題になっているのか俺は知らない。
そういう演出だったのか、それともクレームなのか、事情はわからない。
意味不明だし。
なんだか凹まされた。
俺のすぐ隣で交渉が行われていたので、必然的に耳に入ってくるのだが、やはり断片を聞きかじっても、よくわからない。
ただ、互いの人格否定、侮辱になってしまうと最悪やね。
俺は日本平スタジアムに来るようになって三年目だけど、とても俺みたいな新米じゃわからない、長い歴史が築き上げた様々なものがあるんだろう。
決して馬鹿にできない。
尊重しなくてはいけない。
こんなに互いがぶつかり合っているのに、STUからコールリーダーが出て、すべての応援チームがリードに従って、シャペのリズムに乗って応援していけるっていうのは、素晴らしい。

試合は前半、怒涛の攻めでした。
相手ペナルティエリア内での猛撃どころでなく、相手ゴールエリア内での驀進劇ですよ。
それなのにゴールが遠い。
あと1メートルなのに……
  
そういや最近ずっと前半が手前に攻めてくるなあ。
もうアウェイとホームを位置入れ替えたら。
西日のせいでこうなるなら。
かと思いきや、コイントスで負けてたりして。
  
後半になっても、そんな危ない場面はなくて、センターバックの二人でたいていのものは跳ね返していけたし、これはスコアレスドローかって心配が増えていく。
そんな折に市川の弾丸ゴール。
たまっていたものが爆発。
ビッグフラッグも降りてこないし、ちょこっとだけ通路のぶつかり合いに参加。
そしてジェジンゴール。
ジェジンはずっと胸のあたりを気にしていて、全然動けない状態だったんだけど、一発すぱっと決めるのはさすが。
これぞFW。
矢島の懇親の攻めはゴールに結びつかないけど、ジェジンの一瞬がゴールを産む。
それが人間の能力。
   
そのあとは西部のスーパーセーブもあって、盛り上がった。
今日はGKと4バックがばっちり。
スコアレスが続いたのは辛いけど、これまで前半に得点して逃げ切るっていうパターンばかりだったから、後半になってリードできたというのは勝ち方として進歩してる。
ただサポからすれば早くリードがほしい。
辛いもの。
  
試合後は選手バスを見送り。

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2007年4月 8日 (日)

よみうりランド

Sp1030140

目が覚めたときが、もう朝の7時20分で、ああ、これは駄目かなあと諦めモード。
前日から計画を練っていたのだが、この時間に起きたのでは、よみうりランドには間に合わない。
だって10時半に練習開始だから。
だが俺はテレビを点けて、ベッドの中でもんもんとするうち、間に合うかもしれんで行ってみよう!という気になった。
  
食事もせずに大急ぎで家を出て、自転車で猛ダッシュ。
高校生達の自転車の倍以上のスピードで走るも、さらに速い、スーパーサラリーマンの自転車に遭遇し、唖然。
そして新記録。自宅から沼津駅まで8分でこれた。
ちとやりすぎだったか。安全が一番だし。
余裕を持って北口駐輪場にとめた。一階が空いてて良かった。
それでもなぜか小走りになってしまう。駅へ。
改札では青春切符の二枚目、最後のスタンプを押してもらう。
8000円の特別価格だった青春切符。
たくさん使ってやろうと思ったが、結局2枚どまりだった。
なんだかんだで関東への日帰りに使うのがメインだ。大阪へは一回行っただけだった。
なんとか8時ちょっと前の電車に乗れた。  
  
通勤時間帯なので電車混み混み。
それでも三島で一旦どさ~っと降りてくれるので座れる。
沼津から三島へは、徐々にアシタカ山が外れていき、富士山の全貌が見えてくる過程がいい。
ぼこっと凹まされた噴火あと。あれが東部の人間にとっての富士山だ。
清水から見える富士とは違う。
  
  
本当は新宿までJRで行って、そこから小田急に乗ろうと考えてた。
一番安上がりだから。
でもそれやっちゃうと時間がかかりすぎるので、ここは決断。
小田原駅で小田急線に乗り換え。
最初から小田急で行けば、よみうりランドへも近い。
時間的にぎりぎりで乗り換えられた。
 
  
小田急線はJRに比べて小さいなあ。
乗ってる人達が、若い人らが多くて、みんなお洒落やね。
ああいう若い人らを見ると、沼津とは違うなあと上京への恋しさが募る。
小田急では電車でGO!

小田急線は極端な蛇行で住宅街を練り進む。
それを期待していたら、あっさり新松田で前に車両が連結されてしまい、先頭でなくなった、ぎゃふん。
  
  
新百合ヶ丘で各駅停車に乗り換え。
その時点で10時だったので、ああこれはセーフだなと安堵する。
各駅停車でよみうりランド駅下車。
ヴェルディHPの地図を持っていたのだが、ここで俺は北口と南口の出口を間違えて、逆に出てしまい、しばし行き先がわからず戸惑う。
だが、よみうりランド行くならこっちという看板が多かったため、誘導されて大回りで北口へ出る。
  
  
バスよりも歩いた方がわかりやすい感じがしたので、遊歩道を歩いていくことに。
ところがこれが誤算。
山道の登り坂ですげえ大変。

完全に登山です。
どんどん登る。しんどい。
住宅街を下に見下ろす。
息も切れてくる。

小田急線の駅から遊歩道で行けると聞いて歩いたものの、こりゃ山ん中。
思わぬトラップだぜい。
土を踏みしめて前進前進。
  
よみうりランドには前に一度だけ仕事で来ていて、そんときはバスだったんだな、確か。
でもバス使うと遊園地の方の正面に出ちゃうってことで、ヴェルディ行くなら遊歩道の方がいいと判断したのだが。
  
  
そしてついに山を抜けた。
山を抜けるとそこに現れたのは……

あれ~!?
巨人の寮が現れたぞ。
ああそうか、よみうりランドにはヴェルディだけじゃなく、巨人の施設もあるんだね。
そうかそうか。
いま巨人の若手って誰がいるのかなあと考えたが、誰一人思い浮かばんかった。
そして向かいにはテレビの生田スタジオが。
ガードマン張ってます。
巨人の寮とは反対方向に歩いていくと、あったー!
よみうりランド。

高いネットが張られているので、おお、これがサッカー場かと思ったら、ゴルフの打ちっぱなしのネットでした。
でもその隣にサッカー場が。
天然芝一面に人工芝三面と充実した内容。
駐車場に入るとすぐに、ヴェルディの選手達が練習している場所に出たのだが、ネットが張り巡らされていて、どこから入ったらいいのかわからない。
やはり練習見学に来たようなおばちゃんがいたので後をつけてみると、非常にわかりにくい、ネットの隅に、抜け穴のような通り道があってそこから見学者用通路に入れました。

隣のジュニオールグラウンドでも練習が行われていた。
背後に控えるのがよみうりランド。
普通よみうりランドといえば、遊園地がメインであって、こちらを思い浮かべる人が多いか。
遊園地とセットといえば、ガンバの万博と似てる。
行楽気分が味わえていいですわ。
ジェットコースターは別にええんですが、赤と黄の二本の柱があるでしょう、これが絶叫マシーンなんです。
椅子に座った客たちがゆっくりと最上部まで運ばれて、一気に真下に転落するという。
で、上がったり下がったりを繰り返す。
この悲鳴がもろにヴェルディの練習場へ届けられる。
終始、絶叫マシーンの叫び声を聞きながらの練習見学となりました。

ヴェルディマイクロバス。
もっとでかいバスは後で登場。
ヴェルディのクラブハウスは2F建てなのだが、横にえらく長い。
2F部分の食堂が外からも見え、選手達が昼飯を食ってるのが見えたりした。
見学者は30人ほどいて、予想したより多かった。
見学者用のスタンドはないのだが、柵は腰のあたりまでで低くて、見やすい環境だった。

ヴェルディの練習を見学するうちに、一つこれはいいなあと思ったことが。
それは監督のラモスが日本語とポルトガル語の両方を完璧に話せるので、ブラジルから来た外国人選手達に直接ポルトガル語で指導できる点だ。
セットプレーの練習では、まず日本語で大まかにいったあと、ポルトガル語でまた言い直す、ということを繰り返していた。
通訳要らず。
実際、サッカーを完全に熟知した通訳が、完璧に選手達に細かいニュアンスを伝えるのは難しいだろうし、こりゃラモス監督の徳だな。

この日はアウェイでの試合前日ということで、わりと早く終わるのかと思ってたが、正午までみっちりやってた。
後半のミニゲームでは笑いが絶えない内容となった。
名波や服部といったベテランが生き生きしている。
J2もかつてのスターが集まれば楽しい。
それにしてもラモスは厳しいね。
監督は三浦や都並のような温厚派から、健太のような淡々とした厳しさまで色々あるが、ラモスはあからさまに激を飛ばす。
もう終始、叱りっぱなし。
監督が延々と怒鳴り続ける。
おまえなんで~だよ、と勢いよく選手に食ってかかる。
迫力あるわ、ラモス。
選手達はそんなラモスを軽く受け流す感じ。
ベテランが多いせいか、そんなに緊張した様子も見られない。
ラモス一人がやたらせっかちに必死になってた。

正午に練習が終わると、真っ先にさっさとクラブハウスへ戻る監督。
監督は結構、ごろごろとピッチに居残って、選手達の相談に乗るシーンを、他のクラブでは見ているだけに意外。
たぶん、ラモスは練習時間意外は、一切指導とか相談とかしてないのかもね。
そういうプロ意識みたいなのがあるのかも。
日本式は結構プライベートまで引き摺ってずるずるでしょう。

クラブハウスから練習場が見渡せる。
くの字の折れ曲がる部分が全面ガラスになっていて、あそこの2Fから見られたら抜群の眺望なんだろうなあと思うが、関係者のみ。
見学者は地べたで立ち。
清水と同じで、どうしても練習が見学者から離れたクラブハウス寄りになりがち。
最初のフィジカルトレーニングのサーキットとか、遠くて全然わからんかったし。
ピッチ全体を使うようになって、ようやく間近で楽しめた。
フィジカルサーキットぐらい目の前でやってほしいなあ。
サッカーに詳しい人なら、そんなもん目の前で見て何が楽しいよってなるだろうけど、やっぱ選手達を間近で楽しみたいっすよ。

門には大きく日本テレビフットボールクラブと表札が出てました。
それにしても場所が川崎なのか稲城なのか判別つかないね。
読売ランド駅は川崎市であって、駅前には川崎フロンターレの旗があったりして、商店街にもフロンターレのエンブレムが街灯に括りつけられてるのよ。
あと、結構多くの関係者がタクシーで出入りしていたのだが、多摩ナンバーと川崎ナンバーのタクシーが半々ぐらい。
どっちかっつうと、川崎だわな。
ヴェルディ川崎って昔は言ったぐらいで。
ご法度のホームタウン移転。
  
どうやら選手が帰宅するときにファン対応してくれるみたいです。
クラブハウス玄関前には見学者用のベンチもあった。
良かった、良かった。
だけど大勢の見学者のうち、こちらに移ってきたのは、ほんの一部。
俺みたいにわかってない人も多いんじゃないかなあ。
  
外国人選手二人がまず現れた。
ディエゴとルイスのコンビ。
そしたらこの二人、見学者の一人であった常連らしい爺さんを捕まえて、いじくり出したらとまらない。
爺さんの持っていたカメラを取り上げてしまって、無理矢理ツーショット写真を撮りに行く。
爺さんのはげ頭にキスをする写真を撮ったりして、ゲラゲラ笑い転げる。
でかい声で二人とも騒ぎっぱなし。
なんだかとんでもないとこに出くわしてしまったなあといったところ。
   
続いて現れたのが名波。
やたら時間ないから、と急かしていた。
そこで俺は先ほどヴェルディーノで買った色紙を取り出し、サインをしてもらいました。

いやあ、色紙にサインもらうのっていいもんだねえ。
これまでコンフィットユニにばかりサインもらってたけど。
こうして色紙に大きく書いてもらうと見栄えもいいっすよ。
写真を求める見学者もいたけど、あっさり断られてた。
  続いてラモスが来た。
さすがに記者が取り囲む。
割と淡々とファン対応をされてました。
  
で、上記の人らは練習後、割とすぐにクラブハウスから出てきたんだけど、それから急にぱったりと、誰一人出てこなくなってしまった。
正午に練習が終わって、名波やラモスが出てきたのが12時半ぐらいだったのだけど、それから一時間以上、誰一人出てこない。
気づけば2時になる。
どうなってしまったやら。

すると他の見学者達が、ごにょごにょと話し出した。
その全貌はこうだ。
ヴェルディは翌日に博多でアビスパ福岡とのアウェイゲームがある。
当然、前泊するので、今日揃って飛行機で博多へ行くはず。
となると、練習後、クラブハウスで昼食をとって、そのまま一斉にバスに乗り込んで羽田空港へ向かってしまうはずだと。
あれ!?
じゃあ他の選手達から帰宅するときに対応してもらえないじゃん。
  
正面玄関入口の2Fがガラス張りの食堂になっていて、外からも食堂の様子が若干伺える。
そこで選手達が飯を食ってるなあというのはわかっていた。
だけど午後練習はサテライトだけだったし、安心してたのよ。
ちゃんと来てくれるって。
ところが彼らはバスで羽田へ行ってしまう。
一斉に来るだろうし、果たして見学者達のもとに来るのだろうか。
途端に不安になった。
ああ今日は失敗だったかも~と。
  
   
一時間以上、次の選手が出てこない中で、ぼつぼつ見学者で帰る人も現れる。
どうしたもんかなあとぶらぶら。
出前のバイクとか来なかったら大丈夫だろうと思ってた部分もあった。
違うのだ。
ヴェルディはクラブハウスに食堂がついていて、中で料理をして選手達に食わしているのだ。
これはプロだね。
まあユースの寮が併設されているので、ユースの選手達が食事できる場所でそのままトップの選手も食事してるだけなのだろうが。
出前はないけど、トラックがきて、冷凍肉の塊なんかを搬入してた。
しっかり食って体を作る。

選手達を待ちぼうけの中で、絶叫マシーンの叫び声だけが定期的に届けられる。
どうやら最初に帰っていった名波やラモス監督は、羽田で落ち合う予定みたい。
少しでもプライベートの時間がほしい人は、飯を外で食って直接羽田へ。
そうでないなら、クラハで飯くって揃ってバスへ、ということだそうな。
そういうときに監督が羽田へ直を選んで、クラハを離れるあたり、ラモスだなあと思う。
やっぱプライベートは別だと、しっかり割り切っているのだろう。  
  
   
そして二時を過ぎて、サテライトの練習が人工芝のほうで始まった頃、ヴェルディの関係者と話しをしていた見学者が言うには、もうそろそろバスが出てしまうと。
ありゃまあ、こりゃ危機。
すると、正面玄関から次々と選手が出てきた。
みなスーツ姿でキャリーを引き摺っている。
ありがたいことに、全員が丁寧にファン対応してくれた。
ああ、良かった。
服部も永井もベテランという気取りはなくて、とても丁寧な対応だった。
GKの高木はとても愛想がよくて、見学者達に、にこにこ挨拶していて、この人には黒河は勝てないなあと思った。
GKってみんなでかくて強持てだから、笑顔で来られると、その落差で余計に良い人に見えてしまうのかも。
  
  
ただ正面玄関から出ずに、裏からこっそり駐車場へ出て、バスに乗ってしまう選手もいた。
すると外人選手達にカメラを奪われてキスされていた爺さんが門扉の外へ。
後をつけていくと、選手バスの止まっているところに行くことができた。
バーで遮られていたのだが、どうやらOKみたいな雰囲気。
そこで荷物をバスに入れ終えた柱谷コーチとも対応してもらえた。
服部や永井はベテランなのにちゃんと正面玄関から出てきてくれて偉いなあと思う。

でかバス登場。
俺は非常に選手バスが好きです。
出会えば必ず選手バスを撮影している。
リムジンバスなら尚更いいねえ。
カーテンもかけずに割とおおらか。
  
これから博多へ旅立つ選手達を、スタッフ10人ぐらいがかけつけて、いってらっしゃ~いと送り出していた。
俺もバスを見送る。
バスが出てしまうと、スタッフから、どうもありがとうございましたと挨拶された。
ヴェルディは格調高くて棘棘しいかなあと予期していたので、そうしたスタッフの気遣いや、多くの選手達の対応にとても感謝の一日でした。
    
   
さて、監督や名波のいない選手バスが羽田に向かったあと、残っていた見学者はすでに7人ぐらいだったのだけど、彼らはそのまま人工芝グラウンドでやっているサテライト練習に向かった。
広山はサテライトだった。
俺は引き上げることに。
帰りの山道はくだりが多くて、楽でした。
でも若干トラップがあって大回りさせられた。
山での矢印表示には気をつけよう。
  
  
読売ランド駅ではすぐに電車が来た。
小田急線は世田谷区が非常にだるい走り方しかしなくてストレスだったが、かなりの部分が高架化されていて、祖師ヶ谷大蔵なんて駅舎がずいぶん変わってしまったね。
俺が烏山住んでて、たまに祖師谷の方にも散歩がてら来てたけど、あの頃の雑然とした風情が消えていた。
小田急線は各停が恐ろしく進まないので急行乗り換え。
そして新宿駅に着いた俺は、昼飯をいまだ食えないのも我慢して、次なる目的地へと足を進めるのだった。

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