« 2006年4月2日 - 2006年4月8日 | トップページ | 2006年4月16日 - 2006年4月22日 »

2006年4月9日 - 2006年4月15日

2006年4月15日 (土)

鹿島アントラーズ×清水エスパルス  カシマ

金曜日の夜は徹夜だった。テレ朝の虎ノ門の始まるのが遅くなったね。面白いだけに残念。久しぶりにお笑いタイガーズゲートがあったなあ。ダブルブッキングの万引き教師と捕まえたバイト生徒のネタは構成も素晴らしく隙がなく、レベルが高かった。あとは二人の色をいかに出せるかだね。今や人気のアンタッチャブルは過去にタイガーズゲートでオーディション落ちのため出演できなかったそうだから、色やキャラが大事ってことだなあ、売れるには。
虎ノ門が午前3時に終わって、自転車に乗って家を出発。まずは駅前に出て、ツタヤのポストへ返却。真夜中のツタヤ前にはでかい音楽を鳴らすアメ車が停まっておりました。無干渉。
それから再び進路を変えてバイパスに出て西方向へ。市立病院のところで右折して北上。あとはずっと登り道。コンビニに寄って飲食物購入。コンビニから先は自転車は乗ってられなくなって、歩きで自転車を引きながら進む。外灯もない真っ暗闇の道を登り続けた。人も住んでいない。閑散とした山道。車道からそれると排水溝がむき出しになっているので落ちないよう注意。たまにやってくる車に轢かれないよう気をつける。登れど登れど同じような真っ暗闇が続くだけ。漸く光が見えてきて、車の走行音が響き、愛鷹パーキングエリアが見えてきた。初めてのところなので、下り車線やら上り車線やら色々確かめる。高速道路下のトンネルを潜って上り車線へ。パーキングエリア入口に繋がる階段では中年男が立小便をしていた。彼が小便を終えるのを待って、自転車を引きながら階段を上った。階段を上がった先は愛鷹パーキングエリア。大型トラックばかりが休憩している。人気は余りない。自転車は東名路線バスの乗り場隣の柵に繋いでおいた。トイレに行く。パーキングエリアでトイレは誰も使っておらず幾らでもあるのに、なぜに先の男はわざわざ立小便などするのか。立小便をしたいだけとしか思えない。
エスパルスツアーバスの集合場所の着いたわけだが、まだ午前四時。約束の時間まで一時間ある。とても寒いので、売店の中へ。腰掛けるところはなし。自動販売機が並んでいる。そこで過ごしていると、たまにトラック野朗が買いにきていた。もう一人エスパルスのバッグを持った男が来た。どれくらい愛鷹から乗るのだろうか。
午前5時を少し過ぎた。外で待つ。エスパルスバスはどうなかったかなあと心配していると、オレンジ色の服を着た人々が大量にこちらに向かってやってきた。いったい今までどこに隠れていたのか。凄い人数だ。バスは来たのか。いや、違う、エスパルスバスから休憩のために降りてきた人たちなのだ。添乗員を見つけると向こうも俺の名前をすぐに言った。往復バス代の五千円を支払う。バスに乗るも空き席がなし。トイレ休憩を終えた乗客が戻ってきたが、二人掛けに一人しか座っていない人らが半分ぐらい。添乗員からはどこかに相席を言われる。なんか腰が引けて補助席を出そうとしたら、空いているから座ってくれと若い男が言ってきた。どうもすいません、と俺と添乗員が言うと、いや、空いているのだから当然ですよ、と男はドライに言った。バスが出発してからわかったことだが、二人連れで来てる人たちもみな一人ずつ分かれて座っているケースが多いのだな。指定席制だと一人乗客が二座席分使える場合が多く得なのだが、自由席制だとそうもいかない。そりゃあ二人連れだって同じ料金払っているのだから、別々に座ってゆったり過ごしたいよね。二人連れは二人で相席しなさいって強制はできないよ。考えてみれば、俺はよく静鉄のバスを使って日本平まで行くが、いつも一人で二人掛けを使っていたのだなあ。連れのある人は相席強要でさ。これまでが運が良かっただけ。この日はそれまでの運を逆に支払うべく、二人掛けに詰め込まれてとても窮屈な思いをした。座席が死ぬほど狭い。そこに大人の男が二人。もうぎゅうぎゅう。苦しい。座っているだけで、体中がこってくる。周りの人らが二人掛けの座席を一人で使って眠りこけている中、二人掛けに男二人で苦しいのなんの、一度としてリラックスできる時間は訪れなかった。こういうときもある。それより名乗り出た隣の男の人は偉いよ。俺ならできないね。素直に尊敬できる。そしてきっつきつのこ~りこりの時間を過ごすのであった。苦しい。もろにエコノミー症候群。半端じゃないっす。
幾つかの休憩所に停まりながら、東京に着く頃には朝日が照りつけていた。東京タワーの横を過ぎ、レインボーブリッヂを渡ってお台場から千葉方面へ。眠っていた人たちも朝日のために目を覚ます頃だった。バス運転手が二人交代制のため、一台のバスに二人乗っていたのだけど、休んでいる方の運転手がマイクを持ち、これから映画を放映すると言い出した。映画名はスウィングガール。
マジかよ!
死ぬ。絶対に死ぬ。勘弁してくれ。それは拷問だ。だって学園ものの根明なコメディだろ。高校生達がわいわいがやがややるんだろ。俺が一番見たくない映画だ。頼む、死ぬ、俺を殺すな。と思っていると、座席近くのモニターにも映像が映し出された。目を閉じる。だが音声はいやおうなく届く。周りの乗客にはイヤホンで音楽を聴く人が多数出現。俺もそうするべきだった。だが持ってないもん、携帯プレーヤー。アイポッドほしい。内容はもう予想通りのもので、高校生の明るく楽しい輩がわいわいがやがやジャズだ、ジャズだと大はしゃぎ。恋愛シーン、青春の恥ずかしさ、快活さ、がどわーっと押し寄せてきて、もう俺は発狂寸前だった。音だけ聞いているだけでも、切腹ものだ。そこで俺は天井近くの棚に載せた荷物から、自宅から持ってきた缶ビールを取り出した。呑んだよ。もう呑まずにやってられるかい。呑んだ呑んだ。二缶目も呑んだ。酔っ払った。相席で酔っ払うわけにはいかないから、補助席だして呑みましたよ。補助席は狭くて背もたれもちょっとで、座っているより、バスの通路でしゃがんでる感じ。いいさ、いいさ、俺が無理言って愛鷹から乗せてもらったんだ。そういや愛鷹から乗ったもう一人の男はちゃんと二座席使えたな。つまり一枠だけ空いていたんだよ。さすがだ。しかもそいつは清水から乗ってきた連れがいて、最後尾の座席を5人掛けを3人で使っていたものな。そういう達人にはかなわないよ。俺はいいっす、みんなと同じ代金でも補助席で酔っ払ってますから。座席の粗末さよりも、スウィングガールを見させられることの苦痛が厳しい。映画の宣伝がやってるだけで、チャンネルを変えたのに、絶対見ないはずの映画なのに、もう強制視聴。時計仕掛けのオレンジという映画で矯正施設に入れられた主人公がまぶたを閉じないように固定され、目薬を入れられながら映像を無理やり見させられるシーンがあったが、まさに今の俺は同じ。田舎のセーラー服着た女子高生たちが、真面目な娘も不良娘もジャズやるんだってさ。ジャズを。ジャズやれ勝手に馬鹿野朗。死ね。このバスごと炎上しろ。酒持ってなかったらやばかった。本当ビール持っていって良かった。
ラストシーンを迎える頃、バスは潮来というところにきて、高速道路を降りた。スウィングガールに関していえば、しっかり創られたエンターテインメントだなあということ。彼女達がジャズのビッグバンドをやることになった理由付け、何度も何度もジャズを辞めたくなって、その度に振り戻されて、この困難と振り戻しの連続が2時間続くわけだ。常に飽きさせない。もうジャズやめだあ、いや、続けられる幸運が。というのを延々繰り返し続けるわけだ。ご都合主義といえばそれまででリアリティゼロだけど、そんなものを誰もこの映画には求めていないし、エンターテインメントかくあるべきというものを見せられたね。青春ものじゃなきゃ良かったのだが。あざといぐらいに振り戻しの連続。でもねえ、勉強になったとはいえ、こんなもの二度と見たくはないわ。燃えろ。燃えちまえ。馬鹿野朗。
高速道路から見える景色はちょうど田んぼに水が張られて田植えの前といった様子。広大な田園風景。だが何もない。稲はない。ただ水が張られている。それだけ。不気味な感もある。霞ヶ浦を橋で渡る。と思っていたが、後で地図で確認したら隣のなんたら浦という奴だったのね。とにかく稲作に適した田園地帯であるというのはわかった。
そんな農地ばかりのど田舎に突如として現れたのがカシマスタジアムであった。外見はエコパやら味スタやらに似ていてありがちな巨大スタジアムだね。屋根が貼られていて、それを吊っている鉄骨が傘の骨のように外に向かって突き出す。バスが駐車場へ到着したのが午前9時。静岡から4時間かかって 茨城県鹿嶋市のカシマスタジアムに到着したわけです。で、キックオフは午後3時。さて6時間も我々は何をして過ごせばいいのでしょうか。
とりあえずバスから降りてカシマスタジアムへ向かう。駐車場の隣には天然芝のサッカーコートがたくさんあり、ちびっ子達がボールを蹴っている。さすがサッカーの街。スタジアム前で添乗員がカメラを握り、記念撮影。添乗員はチョジェジンに似た長身の男だった。彼はバスの添乗員をして人生を過ごしていくのだろう。二台バスがあって、大抵一号車にしか乗っていないので、我らが二号車は運転してない方のバス運転手が添乗員みたいなもんであった。スタジアムでは、すでにエスパルスサポがいた。二十以上ある応援チームを束ねる名物の髭親父もいたし、他の応援チームもすでに入場ゲートに陣取りしていた。まだ6時間もあるんですぜ、あんたらいつからいたの。
バッグを置いて場所だけとっておいて、またバスに戻って寝ようとした。すぐ後ろの席では酒盛りが行われていた。子供もいた。くちゃくちゃとビールを飲みながら食べている。静かな車内にくちゃぺちゃぴちゃくちゃと食べ物を咀嚼する音だけが響く。ぴちゃくちゃぴちゃくちゃとよう食べるはまったく。子供の父親の方が、新婚旅行で行った海外の話を延々としていた。他人の新婚旅行の話を丁寧に聞く男は、俺と同じ愛鷹から乗った男だ。彼は二人掛けを使えて勝者である。ぎゅうぎゅう詰めで体中がこり、二人掛けの相席と補助席を繰り返す俺は負け組。俺も聞きましたよ、新婚旅行の話。あんまり辛いのでバスを出た。
スタジアムの向かいにサッカーミュージアムがあったので、そこに入る。ソファで寝ている人が多い。俺も寝る。そんなことをしていると正午になった。三時間消費しましたよ、到着してから。いよいよ入場。客席に入ると、途端に新鮮な気持ちになれた。緑のフィールドを見渡して心が晴れる。それまでの苦痛がさっと飛んでいき、とても楽になれた。サッカー専用スタジアムで、こういう巨大スタはあまり経験がない。去年の埼玉スタジアムぐらいか。そのときはバックスタンドだったのでまた眺望が違ったな。ゴール裏一階にはそそくさと応援チームが陣取りしていく。髭親父が前もって仕切っていた。アウェイの場所取りはうまくいかないので迷う。結局いつものタスキの面々がいる辺りに腰掛けた。俺はタスキの面々に馴染めてないけどね。会話もしないし。でもまあいればいいじゃん。コンビニで買った飯を食べる。横断幕やらビッグフラッグやらを張っているので、最上段へ逃げて食べる。サッカー専用スタジアムの一階なので、ゴールのすぐ後ろといった感じ。そちらのペナルティエリア内は間近だ。反対側は傾斜もないしよくわからん。二階建て構造のスタジアムであるが、二階席が一階席の上に出っ張ってくるわけではないので、一階にいても圧迫感はない。サッカー専用スタなので、出っ張ったら二階からなんも見れないわな。アウェイサポエリアは非常に限定されていて、ゴール裏でも半分ぐらいしか使わせてもらえないし、二階席は不可だった。それでもガラガラ。カシマで4万席あるらしいが、この日の試合でも1万2千しか入ってないので、まあそんなもんだろうと。
ゴール裏は日陰になっていて、とにかく寒い。みなコンコースの日向に逃げた。これから三時間キックオフまでスタジアム内で過ごすのだ。空いているせいもあるだろうけど、快適。コンコースのだだっぴろさの割に人が少ないから。トイレもがらがらだし。清潔。サッカーボールでPK戦をやってる輩とかもいたな。色々な人らが円陣組んで楽しそうにやってますわ。俺はハズレ者でのけものなので一人で過ごす。つみれ汁300円を売店で買ったが、不味かった。くさみが抜けてない。激しく後悔。コンコースの柵からひっきりなしに来場してくる鹿島サポを見る。車のナンバープレートを見ると、地元土浦が少なく、関東の様々な土地からやってきているのがわかる。湘南ナンバーだと神奈川も結構いる。それくらい鹿島アントラーズは人気があるし、逆にいえばそれほど地元に根付いているわけでもないってことか。
午後三時に試合開始。鹿島のゴール裏は凄かった。考えれば、今季アウェイゲームに行って、小瀬、味スタ、駒場とやってきたけど、甲府サポもFC東京サポも、大宮サポもあんまり大したことなかった。応援している実感が反対ゴール裏のこちらまで届かない。まあなんとなくアウェイなんだろうなあって意識するぐらいで。こっちはこっちでホーム同様盛り上がりまっせとのめりこんじゃうから。だが鹿島は違った。鹿島のゴール裏の真っ赤な大応援が清水のゴール裏まで迫ってくるのよ。小笠原、小笠原♪どっどどんどっどんともうなんだろう、その声援が空間を満たしてしまうのね。こちらも応援しているにも関わらず、鹿島の応援の声がスタジアム中を満たしているのよ。こんなの初めて。おがさ~わら、おがさ~わら~っていう応援の音圧が物凄い。ただ単に大人数ででかい声になってるなあってだけでなくて、空間全体を満たす膨らんだ馬鹿でかい音圧。俺の身の回り四方八方がおがさ~わら~、おがさ~わら~っというコールに制圧されちゃってるのよ。初めてアウェイを実感した。たぶんスタジアムの構造の問題も大きいかもね。サッカー専用だから客席がぎゅっと密集していて、しかも三百六十度屋根があるから。国立でレッズとやったときがあったが、あのときは陸上スタジアムで天井がなかったせいか、音が上に抜けていって、大したことなかったのかな。だが鹿島は違う。もう鹿島ゴール裏の音圧がスタジアム全体を制するよ。試合が始まって、おーおーおーおーおーかっしーまー、おーおーおーおーおーへい!へい!へい!へい!っという一番単純なコールが繰り返されるんだけど、それがまるで第九の大合唱みたいに壮大で、たまらない。俺も清水を応援しながらついつい聞き入ってしまう。一万人規模の大合唱だもの。あんまりないよね。そんなの。雛壇に並んだ大合唱団。それがホール効果で音があまり逃げ出さずに、ぶわーっと激しく巨大な音圧となってやってくる。俺もテレビで見たりしてたときから、鹿島の歌は素晴らしいなあと思っていたが、あれはスタジアムの音響効果にも利があったのかも。浦和レッズの埼玉スタジアムはゴール裏に天井がない分、音が四方八方に抜けていってしまっているのかも。陸スタの巨大スタでは閑散としすぎる。鹿島というサッカー専用スタジアムで、おーおーおーおーおーかっしーまーと延々こだまするよ。
マルキーニョスが先制したがいいわ、前半中に同点に追いつかれ、鹿島がレッドカードで一人退場して10人になったにも関わらず、清水エスパルスは大苦戦。結局1-3で負けました。鹿島強いわ。最後の失点はしょうがない。同点狙いに猛烈に攻め込んで逆にカウンター食らってしまう。リスクがあったのだし、いいさそれは。だが10度以上もコーナーキックがあったのに一度もうまくいかなかったのは残念。チョジェジンもマークされているので身動きとれず。
帰りは売店の飲食物が全部100円だった。俺はああいうとき、躊躇してしまってなかなか踏み出せない。財布をもぞもぞしていると、先に注文してくれと売り娘が迫るのだが、実は何を買おうか纏められず、頭がパンク。焼き鳥とモツ煮を食べた。試合前なら合計1000円だが、今なら合計200円。モツ煮うまうまとみんな食べているのでまねして食べたが、いや、次々にゲテモノの内臓が飛び出してきて、俺はちょっとひいた。完食したけど。バスに帰ったら俺が最後だった。申し訳ない。
帰りは道路が渋滞。田舎は車社会であり、観客の大多数が自家用車で来ているため、どうにもこうにも高速道路に入るまでの道が大混雑してしまうのです。帰りの映画は釣り場か日誌で一安心。バス運転手が釣り馬鹿といったときの俺の安心感ときたら。本当に助かった。青春爆発痛快コメディじゃなくて良かった。釣り馬鹿日誌最高。できれば寅さんの方がもっと良かった。だが気持ちは安心できても、やっぱ座席はめちゃくちゃ窮屈。相席と補助席を行ったり来たりして体のこりをほぐす。座っているだけで辛い。
パーキングエリアでモスバーガー買ってきた帰り、静鉄バスのとまる駐車場に戻ると、どうも静鉄バスの中の雰囲気が違う。俺の二号車じゃなく、一号車かなと思って去ろうとしたら、見知らぬ添乗員から声をかけられた。今日の試合勝ちましたか?と聞かれた。おまえ知らないのかよと呆れつつ、負けました、と答える俺。どことやったんですか?と次に彼は聞いてきた。えっ、!と戸惑いつつも、鹿島とです、と俺が答えると、ああ、鹿島とやってみんな帰ってきたんだあっと納得された。俺はえ?え?え?と困惑してその場を去ったが、前方にはまた別の静鉄バスが二台。それが俺らのバスだ。ということは、つまりさっきの静鉄バスは鹿島のサッカー観戦とはまったく別の静鉄バスツアーのバスだったのだ。たまたま同じパーキングエリアで出合ってしまったのだ。なんだ、それじゃあもっと丁寧に答えてやればよかった。
釣り馬鹿が終わると、室内灯を消して睡眠モードに。ライトアップされた東京タワー。東京の街はきらびやか。でも神奈川県に入ると、防音壁から突き出てくる町並みもなく、色気もなくなる。たまに遠方まで高速道路が見えると、暗闇に椰子の木に似た外灯が連なる様が見え、車のライトも連なり、きらきらととても綺麗。
帰りは四時間半かかって10時過ぎに愛鷹のパーキングエリアに到着。小声で「あいがとごぜました」とか呟いて下車。帰ろうとしたのだが、行きと風景が微妙に違っていることに気づく。トイレや売店がそっくり同じなのに、なぜか場所が対照的に逆になっている。行きにはあったはずのバス乗り場がなんだか違う。さまよったあげく、もしやと思い、隅の階段を降りるとやはりそうだ。ここは下り車線のパーキングエリアなのだ。いったん外に出てトンネルを潜って上り車線のパーキングエリアに自転車を取りにいく。大きいパーキングエリアだと上り車線からも下り車線からも使えるようになっていて、片方から高架で渡ることになるのだが、こういう小さなパーキングエリアは上り車線にも下り車線にも全く同様の自動販売機や売店やトイレで左右対称に配置されているのだ。その余りの類似ぶりに驚く。どうせなら全く見違えるようなパーキングエリアにすればいいのに。すべてが左右対称に造られているなんて。自転車を慎重に階段降ろし、柵を越えて、乗車。帰りは楽勝。ずっと下り坂。スピードが出過ぎないように注意。手が寒くてかじかむので手袋を。
家に着いたら11時近かった。俺の今日の戦いが終了。
鹿島アントラーズ3-1清水エスパルス カシマサッカースタジアム。
現在清水エスパルスは7位。4勝4敗。次は静岡エコパに浦和レッズを迎える。

| | コメント (0)

2006年4月12日 (水)

ナビスコカップ  清水エスパルス×サンフレッチェ広島  日本平

ナビスコカップの一次リーグ戦がありました。今年は元日の天皇杯決勝からプレシーズンマッチを経て、Jリーグ開幕からホーム&アウェイすべてゴール裏観戦してるのだけど、ナビスコのアウェイ新潟だけはさすがに行けなかったのだよね。だがホームでやるナビスコカップにはもちろん参戦。
ナイトゲームなので昼の三時半に家を出た。久しぶりの電車。電車はやっぱ刺激があるわ。もう高校生達のやんちゃな振る舞いが同じ室内にあるのだよ。狭い電車内で、もうごった煮。刺激的。ストレスがまし、感覚が研ぎ澄まされていく。車でワープしちゃうとこれがないね。
清水駅前から無料バスでドリームプラザへ。ちょうど3分待ちでバスが来てよかった。一時間に二本だけだしね。マックの前に人が並んでいてすぐわかったよ。ドリームプラザでは前からほしかったパペットパルちゃんを購入。スタジアムではパペットのヴァージョン違いが限定発売されているのだけど、やっぱオリジナルがほしいもの。
港前からシャトルバスに乗車。240円でスタジアムに到着。ちょうど広島のバスが来ていた。サンフレッチェなのに静鉄バスなのが笑える。リハンジェや佐藤寿人、駒野などのワールドカップに絡んだ有名どころがお目見え。戸田もいました。警備員が要領の悪いボランティアスタッフにきれまくり。パルちゃんクラブも楽じゃないぜ。
スタジアムには入らずに、アウェイゴール裏のテニスコートへ。ここではゲーム大会が行われていた。まずはPK。ゴールネットにナビスコのお菓子の絵が描かれているので、そこに入ったらもらえるわけ。子供達に混じって並んだものの、運営しているおっちゃんや兄ちゃんたちが、あまりに偽善的なノリをかましていて、家族連れがそれに乗ってわいわい騒いでいる。ここで俺がデッドに入っては不味いと、とりあえず下手に愛想笑いで溶け込んだ。溶け込めていたかどうかわからない。なにしろ挑戦しているのは未就学児童ばかりだ。
PK一回目は左下隅のもう一回ゾーンへ。二度目はオレオに当たったものの、跳ね返ってしまい当選ならず。残念。次はジグザグドリブルのタイムトライアル。10秒台だったよ。記録更新すればお菓子がもらえるのだが、2秒も差があり全然駄目。ここの運営をしているのはまだ十代ぐらいの兄ちゃんで、なんかもう俺のデッドさが申し訳なくなってくる。帰りに参加賞のチップスターもらった。
そしてバックスタンド裏から入場。入場したらさっきのゲームのための再入場券を配っていた。なんだ、荷物をスタジアムに置いてから身軽な格好でいけたのだ。情報を先走りすぎて、荷物を抱えたまま、柵に無理やりコートをかけたりして参加したのがばからしい。
ゴール裏に入ったが、すっかすか。それでも試合前になれば入るはずと思っていたが、タスキエリアはがらがら。キックオフ前にタスキを持ち上げたが、四段に一人ずつぐらいの割合でしか人がいない。両隣がらがら。どうだろう、百席に十人ぐらいの割合か。本日は5000人の来場とな。やばい、やばい数字だ。二万人入るスタジアムに5000人。悲しい平日カップ戦。日が暮れて照明が灯る。俺は視覚情報に弱いたちなので、真っ暗になって周りの景色が消されたほうが脳が楽でいいね。コールリーダーはまた初めての人。若い兄ちゃん。千葉戦で一般がやったことで垣根が低くなったかな。誰でもやりたい人がやればよろし。
マルキーニョスのゴールが決まったものの、ビッグフラッグが降りてこれない。人がいなくてすかすかなので、下段にいかないのだ。下の人らが上がってきて、なんとか降ろすビッグフラッグ。もう大変。後半開始直後、一分もたたないうちに失点したのが痛かった。一点リードされて暗雲立ち込める終盤、枝村の同点ゴール。右の方にいた兄さんのとこへ行ったら、抱き疲れてしまった。叩き返す。背後にいた女の子にハイタッチしようとすると、女の子は手を引っ込め、ピグモンみたいになっていた。まあいいやとハイタッチ。ピグモンハイタッチだこりゃ。ビッグフラッグも今度はわりかし楽に降りてきた。というのも、すぐに先頭の人らが最後尾まで上っていき、先端を引っ張ってきたからだ。だからいつもよりスピードが速く、荒々しい感じであった。
2-2のドローで終了。現在グループ2位。まだまだこれから。選手が挨拶に来たら、和道バッシングが凄かったな。タスキ先頭の若い男達が強烈なる和道バッシング。あれは本人も辛いだろうに。実際問題、俺は正直なところ、なぜにそれほどまで和道がバッシングされるのかよくはわからない。だがしかし、彼らには腹に据えかねるものがあるのだろう。
試合終了後のタスキやビッグフラッグの片づけに人手が足りないようで、リーダー格のミドルが怒鳴っていたな。まだまだ俺も積極的になれないなあ。別に所属の団体だの無所属だの関係なく手伝うべきなのだろうが、どうもなんともまだまだ俺は馴染めていないのだよ。
一階ゴール裏で選手がバスに乗りに来るのを待っていた。和道が現れると、またもや二階から強烈な和道バッシングが。もう恫喝もんです。姿は見えないけど、同じ声だし、同じ人らかな。センターバックの選手がここまで非難を浴びるとは。ディフェンスはたった一回のミスが命取り。攻撃の選手は何度でも失敗して、たったの一度でも成功すればいい。センターバックは辛いが、頑張れ和道。ワールドカップ代表だった斉藤や森岡を抑えて、センターバックスタメンの座を射止めているのだから。コパルと握手しようとしたら、こっちが片手なのに、ぎゅーっと両手で握手されちゃったよ。コパルは人気がまだまだだからサービスがいいな。パルちゃんは人気者だから、なかなか両手は拘束できないよ。
というわけで、帰ろうと思ったら清水駅行きのシャトルバスが終了してた。もうバス乗り場撤収してるよ、大ピンチ。諦めて、選手バス見送り。ずっと無視っぽかった選手一同がバスが動き出して去ろうとするやいなや、急に居残りの客達の方を向き、笑顔で手をふる。このあたりはビジネスライクにいいのではなかろうか。つい俺も手を振る。で、夜道をすたすたと帰るわけだ。他の人らは駐車場に向かうのだが、俺はバス通りに向かう。山奥にあるスタジアムなのでバス通りは遠い。寒い。コート着てきてよかった。なんとか最初のバス停に辿りつくと、最終バスが三分後に来るじゃあないか。実際、時刻表通りに来ました、最終バス。がらがら。これに乗り遅れたら、俺は清水駅まで徒歩かよ。死ぬ。
清水駅で三十分待ち。マックでハンバーガー2個買ってベンチで食べた。金もない。ぎりぎり。香水のやたら強い婦人が二人、ベンチの隣でべちゃくちゃ。家に着いたときには深夜零時近くになってたよ。シャトルバスを逃すと大変なことになるな。今日は五千人しかいなかったから、はけるのが早かったわけだ。とほほ。

| | コメント (0)

2006年4月 9日 (日)

清水エスパルス×大分トリニータ  日本平

今日の朝はぎりぎりで目が覚めて、慌てて支度して自転車を飛ばした。駅に到着する少し前に携帯がなって、静鉄からバスが遅れると連絡がある。急ぐ必要なかったなと安心。駐輪場に置いて、北口ロータリーでシャトルバスを待つも、いつもなら結構いるオレンジ人々がいない。大分戦だからなあ、客少ないかと思いつつも、やってきたのはでかい観光バス。マイクロバスかと思ってたよ。そして乗った乗客は合計で8人だけ。たった8人を東部から日本平に輸送するために、あんな馬鹿でかい観光バスを使う必要があるのだろうか。添乗員までいるし。最少人数を切ってるし、去年なら運行中止だよね。今年はやる気を見せたのだろうか。往復で1700円だからなあ。まあ静鉄には頑張ってもらおう。静かな車内。がらんどうのシャトルバス。寝ていくよ。
一番遠い駐車場にバスは停まるので、スタジアムまでが結構距離ある。3分ぐらい歩くか。開場待ちの列も少なめ。今日はパルちゃんの出迎えがないね。と思ったら、スタジアム内に入るとすぐに、少年サッカーの試合をやっていて、そこにパルちゃんも参加していた。そのせいか。
少年サッカーが終わり、試合まで二時間近くあるしなあとぼけ~っとしていると、ゴール裏にパルちゃんがやってきた。携帯で写真ばしゃばしゃ、記念撮影会とサイン会。人気者は大変だな。
そのあとのパルちゃんショーは冷凍みかんだった。俺は知らないのだけど、冷凍みかん、冷凍みかん、冷凍みかん、四個入り♪という歌が流行っているそうで、パルちゃんとコパル二人と車掌の人が、四人総出で電車のコントを演じていた。冷凍みかんとは目の付け所がいいね。日常から離れているもの。
パルちゃんにもコパルにも客席へ来ても常に警備の人が一緒にいるね。暴行されるからだろうか。中の人はいないのだ。大変。
暑い。日差しが強い。午後一時キックオフのかんかん照り試合。今日はタスキのかなり前の方に位置したよ。熱烈のコア軍団に近いけど、ちょっとそれている感じ。たまたま空いてたからというだけ。後ろも空いてるけど、前が空いてるのも珍しいから、たまにはいいだろう。試合前にコールリーダーが深刻そうに語った。三連勝のあと三連敗でもうやばいよと。
そんな緊迫した雰囲気の中、キックオフ。俺は膝を浦和で悪くしてしまって、あれからちょっと駄目だったんだけど、今日タスキを担ぎながら飛び跳ねても平気だったよ。あんまりでかくはジャンプしない。また壊れるから。
試合は珍しく、ホームゴール裏側に前半清水が攻めていた。試合開始が早いので西日の影響だろう。まあとにかく今日はゴールラッシュ。強かった。どうしようもなく強かった。強い清水は格好いい。開幕三連勝でも4-0の圧勝はなかったので、たまにはこんな試合もいいよね。客が少ないときに限って良い試合になるのだなあ。去年の天皇杯徳島戦も、日本平ががらがらだったけど、5-0で圧勝だったし。今日はぎりぎりで1万超えたね。天皇杯やナビスコ杯は仕方ないにしても、リーグ戦はなんとか日本平に1万人以上をキープしたいものだ。でも空いてたな。特にバックスタンドがひどかった。テレビに映るのに恥ずかしい。
熱烈コアサポの人らはタスキを引っ張り、ぶつかり合い、激しかった。隣の女の子は引いてたな。空いてたからといって、立つとこ間違えちゃったかな。前半の途中で、背後の兄ちゃん達が青タスキが萎んでいるとクレーム。一応俺が左右両方のタスキを担いだら、お願いしますとでかい声で言われた。タスキにかけてる人たちは、タスキがねじれていたり、しぼんでいたりするのが非常に気になるようだ。一方、最前の熱烈コアサポたちは、タスキを引っ張り合ったりするものの、意外とぞんざいに扱っていて、それがタスキを用意している団体とはまた異なるので、タスキ団体の方が気を揉んでいろいろ大変だ。俺も両方は持っていられなくて、結局左の青タスキのほうは離してしまうことが多かった。オレンジタスキは綺麗に張れていたな。チームによっては、タスキを丸め込んで担いでいるところも多いが、清水は引っ張って伸ばすのである。
後半になると、左隣の女の子が青タスキを超えて、俺のすぐ隣に移動してきた。それにより青タスキは女の子がしっかり担ぐことに。これにてすべて解消。俺も右のオレンジタスキに集中できます。と思ったら、左隣の女の子に自由になった方の腕がぶつかってしまい、お互い気を使うので、あんまりボディリアクションがとれなくなったな。やっぱ女の子のサポにごちごち腕を当てたりできないしね。だからまあ右肩にタスキかついで飛び跳ね続けて、あとは声を張るぐらいだね。どうしても左腕のアクションが必要なときは、女の子の背後から手を出したりしたよ。いろいろ気を揉んでますわ。ゴールが決まると、まあ男どもらは抱き合って喜んでいて、俺も周りとハイタッチをかましていたが、女の子は一人でぽつんとしていたな。女の子のすぐ左となりは熱烈コアサポゾーンで人々を担ぎあげて、プロレス並みのおおふざけをかましているので、女の子は参加できない。気楽な男達のハイタッチにも参加できない。いや、こちらから誘ってもいいのだが、やはり男ばかりのウルトラゾーンに女の子が一人ぽつんといても、気を使ってハイタッチも誘えないなあ。熱烈コアサポの別の女の子は、プロレスに混じって担ぎ上げられたりして、凄いのだが、彼女はもう試合前からべらべら喋りまくって、リーダー的存在なので、また別なのだ。通路挟んで前から五列目ぐらいで、結構今日は密度が濃かった。普段はもっと後ろだもの。ちなみに担ぎ上げられていた女の子は駒場でハカマだった女の子だ。あれはまた別格。関係ないが女の子達はバッグを汚したくないので、ゴミ袋に自分の荷物一式を入れて、椅子の下に収納しているね。確かに砂埃が多くて汚いのだ。あれはいいアイデアかも。
藤本がまた今日も良い仕事して、チョジェジンが二発、マルキーニョスも一発で合計四点。試合の流れも、前回のガンバ戦の疲労を反省して、非常に省エネサッカーをしていて賢かった。だが最後の最後で、後もう少しで試合終了というところで、我らが前の前において高松にゴールを許してしまい失点。
4-0で絶対に勝てる状況だったから、平気なのだけど、それにしても悔しいね。4-0と4-1じゃあ違うもの。浮かれることができないじゃん。無失点はもう永久におまえらは点を取れませんよってことだけど、一点でも許すとはやはり力の差はまだまだないということにもなる。西部もこぶしを芝にぶつけて悔しがっていたな。
暑かったら一リットルの水をあっさり飲み終わってしまい、帰りは売店も閉まってるし、外に自動販売機もないしで、喉渇いた。夏に向けて二リットル必要かも。
花火も打ちあがって大勝利。4-1。4勝3敗で6位。いいところにつけている。まだまだ先は長い。とにかく一試合一試合を良いゲームに。
試合終了後は王者の歌やガーニャやらで、結構長引いたな。熱烈コアサポたちはどこかへ消えてしまった。すでに王者の歌のときに疲れて座り込んでへばってたものね。チアガール集団オレンジウェーブの踊りににあわせて勝利の歌を。試合終了後だけはオレンジウェーブもゴール裏専門です。他はさっさと帰っちゃうから。コールリーダーが平日のナビスコは来れないというと、失笑とブーイングが。みんな仕事持ってるし大変だわ。ナビスコカップはサテライトの人たちが出てくるだろうし、森岡にサイドバックを奪われた市川や、その他もろもろのサテライト組に頑張ってもらいたい。他はできるだけ休んで、週末のアウェイ鹿島戦になんとか勝って欲しい。
帰りのバスも当然がらんどう。バスを日本平に6時間ぐらい置きっぱなしにするわけで、その間バスは死んでいるから、ありゃ全然儲けにもならないわな。荷物置いておけていいけど。
あと左隣の女の子のことを書いたけど(スレンダー)、右隣は前から気になっていたハーフっぽい兄ちゃんだったな。同じオレンジタスキを担いでいるので、タスキを挟んで隣なので少し間が空いている。ハイタッチをすることもあったが、あまりそれ以上の接触はなかったな。彼はゴールが決まると自分の仲間らのところに駆けつけて抱き合っておったりしたで。

| | コメント (0)

« 2006年4月2日 - 2006年4月8日 | トップページ | 2006年4月16日 - 2006年4月22日 »