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2006年3月12日 - 2006年3月18日

2006年3月18日 (土)

FC東京×清水エスパルス  味スタ

上京してアウェイ観戦。
自宅を朝の七時前に出て、自転車を駅北駐輪場の3階にとめて、青春切符で駅に入場。七時過ぎの東海道線各駅停車に揺られて品川まで。電車がいつものオレンジとグリーンの古びたやつではなかったな。もう湘南電車は終わりなのか。でも御殿場線を見たら、まだ走ってたけど、同じ車両が。新しい車両は背もたれが前に突き出す形であまりリラックスできませんな。まるでボックスシートみたい。あんま好きになれない。デザインにこだわられてもしんどいかも。
品川から山の手線で渋谷へ。本屋でいろいろ買いたいものがったのだ。渋谷ハチ公前に出て、センター街のampmでお茶パック1リットルを飲み干す。実は朝まで飲んでたので、干上がっていたのだ。最近はこの1リットルパックが主流になったね。紙パックなのでペットボトルより環境にやさしいし、なにより安い。1リットルで100円だもの。
ブックファーストに行き、10時の開店待ち。開店待ちをする人たちは煙草の吸殻に塗れてちょっと厳しいぜ。歩き煙草の吸殻がセンター街を舞う。
一番乗りで入店。即二階へ。欲しかった文庫は一冊だけあった。他は機械で調べた上で、伝票を持って店員に交渉したが絶版とのこと。ヴォネガットやディックで読みたいのあるんだけど、前は売ってたのに売り切れたら絶版なんだな。難しい。あるうちに買っておけばよかった。なくなると非常にほしくなる。地元の本屋にすら並んでいたもんな。今や絶版の数々が。図書館で借りればいいのだけれど、やっぱ所有したい願望もあるしね。それに図書館の本はどうもそのう、アトピー性皮膚炎を悪くする傾向があるようで、いろいろ辛いのだ。
渋谷を後にして山の手線で池袋へ。青春切符だから頻繁な乗り降りを気にしなくていいのはありがたい。だが最初にスタンプを押した駅員が下手で、3.18の日付が薄く欠けている。おかげで普段なら「青春切符ね、はいどうぞ」とさらっと流してくれるのに、今日は毎回改札で「ちょっと待ってね」と日付を改められる始末。面倒くさい。スタンプぐらいちゃんと押してくれよ。
池袋ではジュンク堂へ。やっぱ、ない本は同じだね。たぶん東京中の大書店が同じ在庫だろう。飲んだ1リットルのせいで、トイレに行きたくなり、ジュンク堂のトイレへ。トイレの個室を壊すなとの張り紙が。池袋という土地柄いろいろあるのだろう。
もしあるなら小規模な古びたところだろうと踏んで、西武口正面の書店へ行くも全然なし。本当は西口の書店も回りたかったが、時刻が11時を過ぎているので、諦めて山の手線で新宿へ戻る。
京王線の地下ホームへ。どれに乗ればいいか迷った。二年以上京王線沿線に住んでいたのだが、ちょっと離れただけで、電車の種類やら変わってしまい、わからなくなるね。準特急で調布まで行くことに。周りにサポらしき人がいないので少々不安だったが、調布駅での各駅停車乗り換えで、たくさんFCサポを発見して安心。
飛田給は構内が広くて安全だ。高い天井にはFC東京とヴェルディの旗が吊り下げられていた。駅を出てすぐのコンビニの前ではメガホン片手に客の呼び込みを。店頭に並んで売っている店員たちは酔っ払った感じで踊りながら手を叩き非常にやばい感じ。ふざけてる。さぼてん東京カツサンドを大いに宣伝。
味スタが歩いてすぐなのは非常にありがたいもんだ。駅から近いスタジアムは意外に少ないもの。スタジアム前のFC東京ショップの壁には、去年来たときは加地が大きく描かれていたのに、移籍してしまったので別の選手になっていた。この辺りは本当に多摩の住宅地だなあと感じさせるほのぼのさがある。東京都下という言葉がにじみ出るような低層マンション郡だ。ワンルームよりも家族用の物件ばかりだね。
歩道橋をのぼり、のぼったまま味スタ正面へ。いざ入場して、アウェイゴール裏へ向かう。
最初は少ししか来てないのかなと思ったが、実は階段を降りた先に長い行列があった。これは安心。列の最後尾につくと、ちょうと12時を迎えゲートが開場。ゆっくり前に進む。中に入ると、まだがらがらでこれまた安心。味スタは広いからね。小瀬で座り観戦を強いられた苦い経験があるため、思い切ってゴールの真裏、とある応援チームのすぐ背後、前から六列目ぐらいの中心エリアに着席。傾斜もなくて、ピッチが遠いのだけど、下手に盛り上がりの薄いところに行くのが怖かったので、これでよし。
試合開始までの二時間。トイレに一度行ったほかは座ってたな。ずっと。味スタがガラガラでキックオフが近くなれば埋まってくるかなあと思ってたが、ホームのゴール裏も二階席はがらがらだし、バックスタンドのホームより混んでいてもアウェイよりはガラガラだし、メインスタンドにほとんど誰もいないし、かなり空いた状態でのキックオフを迎えた。巨大スタジアムで客少ないのも寂しいね。試合途中で入場者数の発表があり1万9千人強という数字。日本平よりよっぽどたくさん入っているのだが、スタジアムの規模と比べてすかすか感がいなめないね。でかいとこ使ってると、この空席感がいつも隣あわせなのだな。しかもピッチが遠くて見づらいし。こういう陸スタホームのチームは可哀想なもんだ。味スタも結局、陸上トラックのスペースがあるだけでトラック作らず仕舞いだし、もったいないもんだ。サッカー専用で観やすくて臨場感ありまくりなら、もっと客が増えるはずなのに。サッカー専用スタジアムが増えれば、もっともっとサッカーファンが増えるだろうになあ。FC東京サポは悲惨にも毎試合このスタジアムなのです。施設は綺麗で屋根もあって立派だけど、ピッチが見えないのではなんにもならない。日本平に慣れていると、他所では見れたもんじゃあないですな。
キックオフ。清水はいつもの面々。応援が始まると、非常に盛り上がって、この席にして良かったと実感。ゴール裏でもバックスタンドよりは、かなりの人数が座って観戦。遅く来てあちらに混ざらないよう気をつけなくては。大体総立ちで盛り上がってたけどね。背後から声が轟いてくる感じがいいね。いつものコールリーダーチームがいなくて、関東サポの人らが応援をリードしていた。これもまた関東ならでは。いつもと違った面々が振り付けやメガホンをとる。関東清水なのだ。歌は駒込とガーニャを頻繁に。この辺りも関東風味なのだろう。小瀬では日本平と同じ人らがリーディングしていたが、関東での試合は関東でのリーディング面子があるらしい。まあ頑張って全体を引っ張ってね。周りの応援に対するノリも良くて気持ち良い。でかい声で飛び跳ねて応援せねばね。やはり場所は重要だ。
枝村が途中で離脱。プロでやっていくということは、激しい反則タックルをうけ、怪我を抱えていくことの始まりでもある。怪我で多くの選手が潰れて道を失った。枝村もここまでスタメンを張ってきたが、二十歳を前にして、いよいよ怪我との戦いが始まったようだ。負けずに頑張ってくれ。
喉が枯れてハーフタイムは売店で250円もする高いコーラを購入。高い。なんて高いのだろう。これだからスタジアム売店はつらい。ちゃんと入場前にコンビニで飲み物を買ってこればよかった。あんまり飲み食いするのは好きじゃないんだけど、喉対策は大事だからね。
後半はコーナーキックからチョジェジンがヘディングで押し込み三試合連続ゴール。チョジェジンが開幕以来絶好調だ。前の席の兄ちゃんともハイタッチで喜び。ノリがいいぞ。そして最前列よりでかいフラッグが上がってきて、視界を覆い、ゴール裏は歓喜に沸くのだった。ジェジンコール。
応援ソングを大合唱な場所だったので、あまり野次は気にならなかったが、それでも多かったのが市川に対するもの。パスの精度があまりにお粗末。これではスタメン降ろされて、ベンチにいる森岡が右サイドバックに入ってくるかもしれないね。市川もかつては日韓ワールドカップ代表で本大会でスタメン出場も果たしたものだが、怪我で離脱して、復活してからはサイドバックになり、なかなか厳しい状況で日々を送ってきた。怪我が選手を潰す。過去の市川の技術はもうないのだけれど、さて体力勝負のサイドバックでどれだけやっていけるだろうか。去年の開幕戦スタメンと比べて、生き残っているのがチョジェジン、伊東、市川ぐらいだろうか。他のポジションがベテランからすべて若手へ入れ替わってしまった。去年開幕時と清水エスパルススタメンはほぼ別の顔ぶれになってしまった。若いチーム。森岡・斉藤の元代表DFコンビがベンチを暖め、代表経験などない十代や二十代前半の若手たちがぴっちを駆けずりまわる。若手ばかりだからこそ、伊東テルのベテランボランチが重要にもなってくる。市川は正念場。平松はすでにベンチにも入れていない。市川は必死に残ってもらいたい。と同時に若手はそうしたミドルを押しのけて出てこなくてはならない。
チョジェジンが調子がいいのは、去年の暮れを怪我で休みがちになり、年明けから韓国代表に選ばれて弾丸ツアーで世界を飛び回り、様々なナショナルチームと試合をし続けたことにより、調子ができあがっているせいだろう。チョジェジンはワールドカップにぜひ出てほしいし、6月までは全力でJリーグからワールドカップへと調子をキープして盛り上げてもらいたい。三試合連続ゴールは実力のあかし。
無失点で連勝しているだけに、下手にスタメンはいじらない方がいいと思うので、まだ次も市川だろうが、一度でも負けてしまうと、その責任で森岡がスタメンになるかもね。右サイドバックの争い。
後半ロスタイムは本当長く感じるなあ。どうしても主審を見てしまうね。早く終わりにしろやと。リードしてるから。
そして試合終了。万歳。三連勝。点をジェジンが決めたときよりも、みなの喜びようは激しかった。一点差だったから、全然わからなかったものね。前の座席の兄ちゃん二人とハイタッチ。左隣のおっちゃんともハイタッチ。そしたら右隣にいた中学生ぐらいの女の子も俺に体を向けて両手を高く上げてるではないか。右隣の女の子には気を使ってあんまり接しようとは思ってなかったんだけどね。母親と二人で来ていた。最近は友達同士のような付きあいの親子が多いがまさにそんな感じで、母親とその子が対等な友達同士の感じだった。二人とも右手にパペットパルちゃんをつけていた。俺が彼女にハイタッチすると、片方の手はパペットパルちゃんの感触だったよ。パルちゃんのばかっと口を大きく開いたものが迫ってくる。パペットパルちゃん最強。アウェイでパルちゃんはいかんくても、ゴール裏のあちらこちらでパペットパルちゃんが健在なのです。笑顔で中学生ぐらいの女の子とわーいと叫んだあと、背後にいた兄ちゃんたちともハイタッチ。客同士の緊迫が揺るぐ瞬間だね。さほど慣れ慣れしくしているわけでもないのに。むしろ遠慮しあうぐらいでね。そしてまた歓喜がされば赤の他人面に戻るのもゴール裏の良いところ。選手達がゴール裏に挨拶に来る。さすがに前部真ん中の席だけに近いな。記者会見をしていたジェジンだけ遅れて後で来た。
味スタは撤収が早いね。日本平みたいに記者プレスやらがピッチにないせいか。ホーム側もさささ~っと客席から人が消えた。俺は暇にオーロラビジョンでのリプレイを見ていた。
外に出ると少々ぽつぽつと雨が。ぎりぎり雨が降らずにセーフだった。屋根つきスタジアムなのだけど、あまりに前に陣取ったせいで屋根が被らないとこだったので、良かった。あとで家に帰ってJ全試合を見たら、味スタ以外みんな大雨の中試合をしていた。その点ラッキーだったね。雨が降っちゃうと、試合も水を差されてしまうし。終始曇り空だったが。
帰りはバスもあるというので、ためしにバス乗り場へ。最初西武線方面と順路を間違えてしまって、係員に正しい道順を聞いたら、「書いてあります」と中を指し、ぶっきらぼうに彼女は答えたよ。へこまされるぜ、やれやれ。
色んな駅行きのがあったけど、吉祥寺を選択。味スタは本当に客の捌けるのが早くて、早くも最終便だ。ぎりぎりですがな。
ところが停車していたバスの運転手が、バス会社の誘導社員に対して、行きたくないとだだをこねはじめた。並んでいた客達からはあいつのバスには乗りたくないなとブーイング。巨大のバスを冗談でバックさせたり、やりたい放題。バス会社の人らも呆れていた。運転手は五十代ぐらいのおっさん。まったく困った奴だ。
いざバスに乗ると、席が埋まっていて、優先席の横並びの席だけ空いていた。サッカー場からのシャトルバスだし、この場合は良いだろうと、初めてあの横並びの優先席に腰掛けた。隣は女子高生三人組が座り、二人分の席しかないので、一人が他の者の股間に腰掛けたりといろいろ工夫していた。最終便だけあって、立ち乗りも少なく出発。これが辛い時間の始まりだった。
もうバスの道が大渋滞。全然進まないの。考えてみれば飛田給から吉祥寺って遠いよね。210円だから大したことないだろうと思ったのが間違い。むかし烏山に住んでたときも吉祥寺までバスで遠かったのだから、それ以上だっつうのに。もう歩道を歩いている人らの方が早いのね。バスは全然進まなくて。出発して一時間を超えたあたりから、立ち乗りの乗客からも不満の声が上がり、バスの運転手と交渉する人もでた。それを聞いていた限りでは、すでに道が大渋滞していたのを運転手は出発前から知っていて、それでいきたくないって味スタではだだをこねていたのだそうだ。だったらバス会社の人もそれを知らせておこないと。急いでいる人もいるだろうし。電車使えば京王線で明大前乗換えで吉祥寺まであっという間なのだから。途中で降ろしてくれと交渉していたが、そういう契約でないから駄目なのだと否定。出発前のバス運転手の拒絶振りは正当なものだったのだと、乗客誰もが納得したのでした。でもこの最終便バスはまだマシだよ。その一本前の吉祥寺行きバスなど、立ち乗りもぎゅうぎゅう詰めだったからね。バス会社の人が外からバスの窓を叩いて、立ち乗り客にもっと奥へ詰めろと命令。もうぱんぱんな状況で発車したのもの。あの悲惨なバスが吉祥寺まで二時間近くかかって辿りついたのかと思うと、途中で喧嘩沙汰にならなかっただろうかと心配。まだ最終便は立ち乗りも少なくて空いていたから、いろいろ良かった。正面にはハイヒールで立ち続けたお姉さんもいたが、吉祥寺まで二時間かけてバスに立ち乗りし続けていかがなものだっただろうか。電車のたち乗りと違って、バスは遠心力と振動ががんがん体にかかってきて非常に辛い。隣の女の子たちは手すりにまたがったりと、いろいろ工夫して二人席を三人で使っていた。一番リーダーな娘が面倒な座り方をしていたのが、他の安心して座っている二人に対する思いやりであり、この三人組がうまいこと回っているのだろうなと伝わった。実権を握ればこそ、利益を他に与えるのだろう。一番立場の弱い少女が中途半端な座りになるのではなく、一番立場の強い少女が他の少女の開いた股の間に腰掛けたり、手すりにまたがったりと工夫して二時間を過ごす。これこそが絶妙な人間関係のバランスだな。大したもんだ。
路線ではスタジアムから離れたところにもFC東京フラッグが掲げられている商店街がちらほら見られた。
二時間かけて吉祥寺駅に到着。途中から烏山から吉祥寺に向かう路線と同じになって、そうだそういや混んでたものなと思い出す。非常にやばいバスだった。前のぎゅうづめバスがどんな状況になったのか、気になるところだ。吉祥寺のマクドナルド前で降ろされたのでそのままマクドナルドへ。梅ソースのナゲット。混んでるね。隣の女性二人は経理のことばかり延々と話していた。世界が違う。サッカーのサの字もない世界。
吉祥寺の本屋を幾つか見たが、さっぱりな手ごたえ。ダヴィンチコードソールドアウト多し。
吉祥寺に来た意味もあまりないまま、中央線で新宿へ。マイシティの有隣堂で文庫数冊購入。これはもう探していた本じゃなくて、新しく気に入ったのを買ったのね。カバーはついオレンジを指定。エスパルスカラーで読書。カバーといえば有隣堂。
そのあとは三越のジュンク堂に行ったあと、手ごたえないまま紀伊国屋で。紀伊国屋が一番落ち着くね。そこでも数冊購入。そして中央線
で東京駅
へ。
東京駅で三十分待てば沼津行きがあったのだが、なぜかすぐに小田原行きに乗ってしまった。もう本当心底疲れていて、電車に座って揺られたかったのよ。ぼけ~っとしたまま空いている土曜日のくだり列車で小田原まで。小田原でしばらく待って沼津行きに乗り換える。意味ないけど、そういうもんだよ、人間は。そこからはボックスシートで向いの座席に足伸ばし。沼津駅に着いたら少し雨が。雨にほとんどたたられなかったのが奇跡なのかも。日本中雨だもんね。沼津もずっと降ってたみたいだし、東京も俺が去ったあと降ったみたいだし。
家に帰ったら即風呂。神経が高ぶってて早々寝付けない。テレビで各地のJリーグを。どこの試合も大雨でやってるよ。味スタだけだね、雨なしは。この雨なしで試合をやったことが、中二日で迎える四節に良い影響を出してくれればいいのだが。

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